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2016 GM神戸 春

◇はーるばる来たぜ 神戸
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函館に来た人の90%は歌いだすであろう「はーるばる来たぜ 函館ー」
神戸に来た人は、どんな歌を歌いだすであろう

長崎から船に乗ってきた人は、あの歌であろうか
泣きながら訪れた人は「泣いてどうなるのか」と悔やむのだろうか

南野陽子ファンだった僕は、神戸といえば「春景色」という歌です

あなた待つホームから見える景色は遠い海
春めく風に誘われる神戸線 のどかに
 (作詞:ノイ・ブランシュ)


新横浜から新幹線のぞみで新神戸駅に到着して、地下鉄で三宮駅へ。ちょこっとあるいてポートライナーに乗り換えて市民広場駅まで。残念ながら神戸線には乗りませんでしたが、スムーズに会場の神戸国際展示場に到着

明らかに違う客層の若い女性たちがたむろっており、さすが大阪(いや神戸)と思いましたがKポップの歌手のLIVEでもあったのでしょうか

韓国風メイクの女性たちの波を華麗なステップですり抜けつつ、GMの会場へ到着

今回は土曜日まで仕事の都合が解らずに、GMも行けるかどうか解らなかったのでまったくのノープランです。ですから入場券だけを購入。会場は天井が高くて、広々としていました

ツィッターのタイムラインでは会場前に行列ができてましたが、僕が着いたのは昼頃なので開幕ダッシュ組の喧噪は落ち着いていたようです
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さてどうするか
ゲーマーなので、とにかく時計回りに回ってみよう

すぐにクロキノールを展示しているブースがありました
こちらには直輸入のボードゲームがぎっしり。おお、シャハトの「パトリツィア」がある。3800円かー

今回はあまり買わずに試遊メインでいこうと思っていたので、バッグもナップザックのみという軽装なのです。ま、とりあえず一周して、残っていたら購入を検討しよう。それまで待っててねパトリツィアちゃん

シャッターが開いた外部ではキッチンカーコーナーがあって、タコ焼きの屋台にはかなりの行列が並んでた。さすが大阪(いや神戸

その前のブースで「ワーカープレースメントブック」を購入
まったく前調べをしてないので、見かけて「そういえばGM行ったら欲しかったやーつ」を見かけたら購入するスタイルでいくことにしよう

TRPG体験コーナーを横目で眺めつつ、企業ショップ関連を眺めているとコスモスの「狩人と斥候」を発見!!!!
2人用で評判がいいので欲しかったやーつだけど、まさか日本語訳(+和訳シール)付きで販売しているとは知らなかった!!!!!

心のテンションはマックスだけど「これどんなゲームなんですか?ああ、2人用の、ワーカープレースメント、へぇ」と知らぬ風を演じつつ、即購入。

なぜテンション高いまま即購入しないのかというと、万が一、勘違いしている場合もあるので、しっかりそれが本当に自分が欲しかったやーつなのかどーか、一応確かめておく必要があーるのだ

次に
最近、精力的に話題のボードゲームの日本流通を行っているジーピーのブースではハイパーロボットのミニ版「マイクロロボット」を購入

これも欲しかったやーつなのだ

すごろくやブースでは、親戚の子供用に「ナンジャモンジャ」を1つ購入
去年、買ってあげたドブルは楽しめてたのかなぁ

基本、実家には寝に帰るだけなので、親戚の子供相手にゲームをやることはないから、その母親(僕の姪)に預けるのだけど、「ぴっぐ10」ですらルールが「難しいわぁ」と言ってたからどうなのやら



バネストの試遊卓でようやく初めての試遊
タイムラインで見かけた、ダイス振りのゲーム。ダイスは3色×3個づつあって、最初に全部振る。このとき、出目のセットによって得点を得る
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この後、ダイスを色ごと(3個)振りなおしてさらに得点を得ていく。これを規定回振りなおして全部の得点を記録する
ただし、振りかたにルールがあって、必ずテーブル上に残してある最低1個のダイスにぶつけなければならない

もし当たらなかったり、振ったダイスがテーブルから落ちてしまったりするとそのスローは無効(無得点)となる

基本ゲームをやってから、ボーナスルールのある上級でもプレイした
上級では、得点を得たときに11の倍数や20の倍数になったら次の得点が2倍や3倍になるというもの

他にも、ダイスの出目が全部1色だったりしても倍増するボーナスがある

基本ゲームだと、テーブル上のダイスにぶつけて高い得点のセットになるように出目を変えるんだけど、ボーナスルールだと、また少しやりようができてくる。実際はアクション要素があるので上手くいくかどうかはダイス次第だけど



とりあえず一周したので、また「パトリツィア」をどうしようか思案してると、肩を叩く人が
おお、やういち君ではないか

GM神戸に来ることはツィッターで知ってたけど、たしか九州の方に旅行してたはず。神戸の後はこれから京都に行くという。そして近々、四国にもうどんを食べにいくというのだ。きっとさいころの旅の途中で神戸に立ち寄ったのだろう

まあせっかく知り合いにあったのでなにか遊ぼうということで、フリー卓ルームに行ってみた。この会場では、入場口の横に小部屋があって、そこがフリー卓ルームになっている

しかし案の定、フリー卓は満杯だった。だったらブリッジ体験卓へ行こうということになった。確かブリッジを体験するとトランプが貰えるのだ。半分はそれ目当てだったけど、ここで遊んだミニブリッジがけっこう面白かった



コントラクトブリッジは、ビッドのハードルが高くてなかなかやろうという気にならないけど、ミニブリッジはそのあたりをかなり上手く簡略化されていて、これならオープン会でも十分に「やりましょう!」と誘える

対面の2人がパートナーになるのはブリッジと同じ。そして配られた手札の評価点をアナウンスする。Aは4点、Kが3点、Qが2点、Jが1点。
手札の中のAと絵札の点数を合計して発表する。そしてチームの合計点が高い方が主導権を取り、そのうち評価点が高い方がディクレアラーとなりパートナーはダミーとなって手札を全部オープンする

相手チームはディフェンダーとなるのだ

その後、ディクレアラーは切り札スートとゲーム(もしくはノーゲーム)を決定する

切り札はダミーを合わせてなるべく多いスートを選べばいいが(ノートランプもある)ゲームを宣言するかどうかがキモ

ゲームというのは宣言ビッドのことで、これは切り札スートをなににするかどうかで決まる。NT(ノートランプ)なら最低9トリック、を切り札にするなら最低10トリック、なら11トリックを獲る、という宣言だ

ゲームはディクレアラーの宣言ビッドが成功するかどうか。達成すればボーナス点も含めてかなりの得点を得る。しかし失敗したらディフェンダー組に得点が入る

もし自信がなければノーゲームを宣言できる
こちらは7トリックめからトリックを獲れば獲るほど得点になるけど、ゲーム宣言よりはかなり安い

説明してくれたお兄さんによると、チーム合わせて26点あればゲーム宣言できるでしょうということだった。試しに僕はダミーだったけど、初対面のパートナーの方がゲーム宣言した

切り札はだったので、11トリック取得が目標となる。逆にいえば敵チームが4トリック取ったらもう失敗なのだ。3トリックまでは取らせてもいい、ともいえる

結果的には、なんとかちょうど11トリックを獲ってゲーム宣言を成功させた。素晴らしい!
といっても僕はダミーだったのでパートナーの命令に従ってカードを出しただけだったけどw




同人ブースも一通り回った。話題になってた「8ビットトリック」があったので購入。あとはたなごころブースの、例のすんごい木製コンポーネントのゲームが気になったけど売り切れだったのかな。どちらにしろ1万近くしそうだったから購入は難しそうかな。試遊卓で見かけたけど面白そうだったな。木製のコインとか素敵やん

ワードラミー牌も面白そうだったけど、ごいた牌や七七牌はあったけどワードラミー牌は販売されてなかったのかな。残念

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せっかくなのでたこ焼きも食べる

4時になったのでそろそろ引き上げる。本当はもっと試遊したかったんだけどこの卓も盛況で、入るタイミングがなかった

三宮から2時間半かかって実家に帰る
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ここ10年くらい、冠婚葬祭でもない限りほとんど実家に帰ることがなかったんだけど大阪や神戸でGMが開催されるようになってから、このタイミングで帰省するのが恒例となったのは、親孝行の面でも悪くない(と思ってる)

ではまた来年

※ あ、「パトリツィア」を忘れてた
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象棋麻将(シャンチー麻雀)

◇あんた、背中が煤けてるゼ
ビトレイアル 051

「打棋子」は、シャンチー駒を使って遊ぶ4人専用トリックテイキングゲームで、以前このブログでもそのカード版を紹介しましたが、今回は同じデッキを使って遊べる麻雀ゲームを紹介します

麻雀はや打棋子は4人専用ですが、こちらは(今のところ)3人がベストです
つまり4人集まらなくて打棋子が遊べない、というときにピッタリのゲームなんですねー


とりあえず最初に3千点持ちで始めましょう
チップを使う場合は、30点でもOKです

親決めしたら、親(ディーラー)は各プレイヤーに4枚づつ配ります
そうです
この麻雀は、手札がたったの4枚なのです

麻雀なので、親の手札は5枚配っておきます
そして親が手札の1枚を捨てることで、プレイが始まります

子(プレイヤー)は自分の手番では、基本的に山札から1枚ツモ(ドロー)って、手札から1枚捨てます

これを繰り返していって、最初にアガったプレイヤーが得点します


アガル、というのは手札でセットを作ることです

麻雀の場合は牌が13枚あるので雀頭(アタマ)の2枚+メンツ(グループやラン)でセットを作りますが、シャンチー麻雀は手札5枚なので、雀頭(ペア)+1メンツでセットが完成します
ビトレイアル 049
*麻雀と同じように、捨て札は自分の前に見えやすく並べておく
デッキ枚数が少ないから、みんなの捨て札を確認すればいくら待っててももうあがれない、ということも一目瞭然なのだ


打棋子カードはの2スートで、ランクは将士象・車馬砲の下に兵(卒)があります
将士象・車馬砲は、黒それぞれ2枚づつしかありません

ですから3枚でグループ(いわゆる3カード。麻雀なら刻子)のメンツは5枚づつ存在する[兵][卒]でしか作れません

手札が[兵兵卒卒]の2ペアだったらのどちらがきてもアガれます。両面待ちですね、これは

しかし順子(シュンツ)のメンツは赤と黒の将士象/車馬砲の2種類×2しかありません

黒の[将]と赤の[]は1枚づつしかありませんが、その他のカードは2枚づつあるので兵(卒)以外でもペアは作れますが、例えば[象象・車車という手札ではどうあがいてもアガることはできないことに注意です


麻雀なので役がないとアガれません

例えば[将士象・兵兵]は、セットが完成してはいますがこれには特別な役はありません
ではどうするかというとリーチをかければいいのです

リーチも麻雀と同じで100点棒を出します(チップなら1点)

もしくは[将士象・卒卒]なら、全部同じスートなので清一色(チンイツ)という役がつくのでリーチなしでもアガれます
もちろんリーチをかければ、得点が増えるのは麻雀と同じですね

点数のやり取りも簡単です
まず、アガったプレイヤーは可能な限り得点を算出してロンなら直接そのプレイヤーから貰って、ツモあがりなら他のプレイヤーから分配して貰います

3人プレイなら、ツモあがりのプレイヤーは他の2人から合計得点の半額づつを貰うわけです
このとき、割り切れない場合は切り上げです

例えば得点が5点だった場合、ロンあがりなら直接1人から5点貰い、ツモなら他の2人から3点(2・5点の切り上げ)づつ受け取ります

このゲームが3人ベストだというのは、得点を半分で計算すればいいからです
4人だと得点を3等分しなきゃならないんで、面倒でしょ
ビトレイアル 048
*ひどいツモ
黒の[馬]と赤の[イ馬]は同じウマでもスートが違うから組み合わせにならない

◆ポン、チー
これも麻雀と同じで、ポンならどこからでも、チーは上家からのみ鳴くことができます

ポンは実質的には兵と卒でしかありえませんが
チーは、将士象とか車馬砲をそろえる場合に使います

ビトレイアル 052

◆役一覧表

天和:6点
・親の最初の手札でセットが完了している場合

地和:6点
・子の最初の手番であがること

三公:6点
・同スートで[将+士士・象象]。赤スートなら[師+仕仕・相相
つまり将士象(師仕相)だけで作ったセット

五兵卒:6点
・卒か兵のファイブ・オブ・ア・カインド(Five of a Kind)

将師同国:3点
・アタマが1枚づつしかない[将・]で、残りのメンツが[車馬砲](赤メンツでも可)のユニット

将師領兵:2点
・アタマが1枚づつしかない[将・]で、残りのメンツが[兵兵兵](もしくは卒卒卒)。こちらのユニットはちょっと安い

兵事行:2点
・黒の[車車]+[卒卒卒」のユニット。赤は[車車]+[兵兵兵」

1点役
清一色:
・同スートでセットになっていればプラスされる役

無兵卒:セットに[兵]も[卒]もない場合
馬倒成功:アガリの1枚が[馬]だったら
一炮而紅:アガリの1枚が[砲]だったら
海底撈月(ハイテイ):デッキの最後の1枚をツモってアガったら
河底撈魚(ホウテイ):最後の1枚が捨てられて、そのカードでロンあがりしたら

自摸(ツモ):もちろん面前でのツモあがりのこと
※麻雀と同じで、ポンやチーしてメンツをさらしている場合は、この役はつかない

リーチ:リーチすると
一発:リーチして1順以内であがると
荘家:親がアガルと1点付きます。さらに連勝するとそれだけ加算されます


高得点役は狙って作るのは難しいですが、安めのセットでも同じスートにすれば「チンイツ」が付きますし、さらに兵も卒も入ってなければ「無兵卒」の1点も付きます

アガれるカードが馬か砲なら、さらに1点追加で、メンゼンツモ、自分が親ならやっぱり加点していきます

それに親の連荘(レンチャン)でも1点づつ加算されます
2本場なら+2点、3本場なら+3点です

親で連勝すると、かなり稼げます
ビトレイアル 056
*赤の[イ車]のペア(雀頭)ができてる。あとは黒の[砲]がくればセットが完成する
しかも[砲]あがりの1点と、兵と卒が1枚もないので無兵卒の1点も付く
これでリーチかけて一発ツモなら、全部で5点だ
指を折ったらそのまま点数になるので、計算は楽チン

ノーテン罰符:流局したときにテンパイしてないときのペナルティ
・麻雀ではノーテンだった人はテンパイの人に罰符を支払いますが、シャンチー麻雀では場にプールして供託にします

これはリーチ棒などと同じ様に、次の局であがったプレイヤーへのボーナスとなります


このゲームは台湾などではゲームセンターでも遊べるくらいポピュラーだそうで、そのあたりの詳しいレポートはこちらのブログ(世界遊戯博物館ブログ)で読めます
もちろんシャンチー麻雀のルールも説明してあります

実はデッキを2セット使って手札が7枚のバージョンもあるらしく、そちらは役も増えてさらに面白いというウワサですw

ただ僕がすごく感心したのは、たった5枚で麻雀っぽく遊べる!というところです

これまで麻雀をファミリー向けにしたポンジャンなどがありましたが、やはりどこまでいっても麻雀の簡易縮小版でしかありません

ところがシャンチー駒の構成は兵と卒が5枚づつ、という、いわゆる麻雀の牌の構成を逸脱しているところが面白い
シークエンスも将士象と車馬砲の2パターンしかないので、デッキ枚数は少ないながらも高得点役を狙うにはちょっと難しいくらいの難易度になっているのが絶妙です
ビトレイアル 057
*親の初手
赤の[師]を捨てれば黒の[象]待ちテンパイ
いや、[将][師]をアタマの[卒]のメンツなら「将師領兵]で2点役ではないか
まあ[将士象・卒卒]あがりでもチンイツが付くので得点的にはどちらでもいい
とにかく親になったら連勝することだ!


手札も5枚でセットを作るだけなので、ファミリーでも十分遊べます

というか、麻雀を知っているお父さんなら簡単にルールも理解できて、しかも家族にすぐにインストできそうなところもポイントが高い

何度も続けて遊びたくなるのも麻雀と同じです
本当にサクサク遊べてしまうので、誰かがハコ(破産)するか、4回づつ親を受け持つくらいで終了するのでちょうどいいでしょう

機会があればぜひ遊んでみてください

シャンチー麻雀の役の一覧表を作りました。欲しい方はどうぞ
game.jpg


ということで
プロフィール

流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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