セット

◆これぞ脳トレ
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ランダムに並んだものの中から、一定のルールに従ってあるものを見つけるというタイプのゲームがあります
「SET」は、その手のゲームの始祖かどうかは解りませんがそのシンプルさと素っ気なさはなかなかの存在感です

目的は至って簡単
場に並んでる12枚のカードの中からある条件を満たしている3枚のカードを見つけることです

カードには4つの要素があり、さらに3種類づつあります
・数(1、2、3)
・色(赤、青、緑)
・形(楕円、ダイヤ、波)
・塗り(ベタ、影、抜き)


これらの組み合わせで3(種類)×3×3×3なので、全部で81枚のカードです
同じカードは1枚もありません。81枚のカードはどこかしら違ってるようになってます

セットになる条件というのは
●4つの要素についてそれぞれ「まったく同じ」か「まったく違って」いなければならない
というものです

最初、この条件がよく呑み込めませんでしたが、twitterでフォロワーさんたちによってたかって教えて頂いたので、いまでは何とか理解していますw

まずセットが3枚とも「まったく同じ」ということはあり得ません
なぜなら同じカードは1枚以上はないので、まったく同じカードが3枚そろうことはないからです

3枚のカードがなにもかも「まったく違っている」のは、すぐに理解できます
3枚のカードを比べて、要素・種類が中途半端にダブっていたらアウトということですから

では「まったく同じ」か「まったく違う」条件というのはどういうことでしょう

これは4つの要素についてそれぞれ確認する必要があります
その3枚のカードが
・数は3枚とも同じか、123になっているかどうか
・色は3枚とも同じか、赤青緑になっているかどうか
・形は3枚とも同じか、楕円、ダイヤ、波になっているかどうか
・塗りは3枚とも同じか、ベタ、影、抜きになっているかどうか


このうち、数、色、形、塗りが3枚とも全部同じということはあり得ないので、必ず最低1つは「まったく違って」いることになります

手間をかけるなら、そのセットの3枚に対して
「個数は同じか、123か」「色は・・・」「形は・・・」「塗りは・・・」の4要素が全く同じか/全く違うかをチェックするわけです
例えば「個数は123」で「色は全部赤」で「形は全部バラバラで」「塗りも全部バラバラ」ならクリアです
しかしチェックしていくうちに塗りが〔ベタ〕〔抜き〕〔抜き〕だったとしたらアウトです

塗りの条件が満たされてないからです(全部〔抜き〕か、ベタ、抜き、影なら良かった)
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*セットが見つけられますか?
一見、右端の3枚をチェックしてみると〔数:123〕〔色:緑赤青〕まではOKです
ただし〔塗り:ベタ、抜き、ベタ〕となっており、ベタがだぶってます。どちらかが影ならば〔塗り〕は「まったく違っている」ことになりました
しかしこの3枚は形で楕円がだぶってるので、はやり無理です


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*僕が見つけたのはこのセット・・・と思ったら、楕円がだぶってました。不正解(+_+)
〔赤1〕か〔青3〕のどちらかがダイヤ形ならよかった


さて

ゲームは全員が一斉に参加します
そして条件を満たした3枚を見つけたら「セット!」とコールして、その3枚を示します

全員で確認して、確かに条件を満たしていたらそのセットの3枚を獲得します(得点)
しかしもし間違ってたら、ゲームは続行されますが、間違えたプレイヤーはそのターンはお休みになります

誰かがセットを獲得したら、場札に3枚追加してゲームを続けます
もし、場札にセットが存在しないか誰もセットが見つからないようだったらさらに場札を3枚追加します(場札15枚)

その後セットが完成しても場札を追加せずに、12枚でゲームを続けます
山札がなくなり、場札にもうセットが存在しなくなったらゲーム終了で、一番カードを獲得したプレイヤーが勝ちます

ま、この手のゲームがとことん苦手な人がいることは理解してますw

「ウボンゴ」や「ハイパーロボット」などのパズル系がそうであるように、このゲームもいったん脳を「セット脳」にしなければなりませんしね

まず、セットを確定するにはどこから手を付ければいいのか、です
できているセットが条件を満たしているかどうかを確認することはそう難しくはないのですが、条件を満たしている3枚を場札から探し出して特定するのがなかなかやっかいなのです

早解きなので、条件を満たしているどうかを1枚1枚確認するヒマはありません
だいたいは、全体を見渡して「123でいけるか、同じ個数か」「色は1色でいけるか、バラバラか」「ダイヤでいけそうだけど、色と数はどうか」「ベタ塗りは1枚しかないから、これを軸にいけるかどうか、うーむ」
という具合に、いろんな条件確認を同時に行っていくことになります

これがセット脳なのです
やっぱりどう考えても遊ぶ人を選びそうですねw

少し前のCMでこういうのがありました
「日本では算数をこう教える
2+3=□

しかしこちら(ある国。忘れた)では、こう教える
5=□+□

ちょっと変えるだけで算数が楽しくなるでしょ」
□に入るのは2と3だけではなく、1と4や、0と5もある、というものです

たった1つの正解を見つけるのではなく、その正解にいたる方法はいくつかあって、それを早く見つけられるかどうかが「セット」というゲームなのです
「セット」の場合は、その正解すらも自分で設定しなければなりませんが

ただし、最初に目についた3枚がちょうどセットだったり、誰よりもいち早くセットを見つけたときの「俺すげー」感は、まんざらではありません

逆にいえば、まったくセットが見つけられないときの「俺だめー」感もなかなかのものですが
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*このブログに記事を書くためだけにカードを広げたわけではなく、「セット」はソロプレイも可能です
ルールは通常と同じですが、セットを見つけられずに場札を追加したらペナルティポイントになります
今度は見つかるかな

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*見つけた。他にもセットがあるかも知れませんが

慣れてないうちは、1セットでも見つけられればOKとしましょう
そしてプレイを重ねていくうちに、獲得するセット数も増えていきます。人は成長するのです

サッカーでは、ボールを落とさずにけり続ける練習法をリフティングといいますが、未経験者は2回と続きません
しかし練習していくうちに、3回、4回とリフティングすることも可能です

とはいえ、リフティングがいくら上手くなってもサッカーが上手くなるわけではないのと同じで、「セット」が得意になったとしてもまったく生活に影響はないでしょう

いやもしかしたら「おばけキャッチ」くらいは得意になるかも知れませんが
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*こちらも条件がかぶらないようなカードをいち早く探すゲーム
これはこれで別の脳ミソを使いそうですが

僕がこのゲームを気に入った理由は、3つの図形と色と形と塗り方と個数の組合わせ81枚のカードから3枚を揃えるだけで、これほど悩ましいパズルが成立していることです

あまり簡単すぎてもツマラナイし、誰も解けなければゲームにならない
「セット」は簡単すぎず、しかし見つけるにはちょっと骨を折るという絶妙の難易度にシビれるのです

まあ、それとこのゲームが得意かどうかはまた別の話ですが

ということで

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ジュピターのもとに

◇迷える子羊たちよ
ジュピター 001

これまでも僕はトリックテイキングでは予測ビッド系が苦手だとのたまわってきましたが、この「ジュビターのもとに」はなんとその予測ビッド系です

しかし僕は大変楽しめました
このゲームはこんな僕でも楽しめる、ある仕掛けがあったからです


プレイで使うカードは4色(スート)で1~14までありますがプレイ人数によって枚数を調整します
今回は3人プレイだったので各スート1~8までしか使いません

各スートにはここにG(ゴッド)カードが加わります
さらに特殊なジュピターやらジュノー、生贄カードを混ぜて各プレイヤーに配ります
手札は13枚となります(3人プレイだと毎回1枚余る)

もちろん通常のマストフォローのトリックテイキングです
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まず
ラウンドの最初に切り札決定フェイズがあります
プレイヤーは手札から1枚選んで、一斉にオープンします

そのとき、最多色(スート)がそのラウンドの切り札色となるのです
最多がタイなら、それらのカード郡のランクの合計で比べ、合計数が同じならよりランクの高いカードを含んでいるグループが切り札色になります

それも同じならそのラウンドはノートランプ(切り札なし)です


次に、今、切り札決定で使ったそのカードを取得ビッド予想の宣言に使います


テーブルには1~12までのビッド表示カードがあります
例えば、5の表示カードのところにビッドカード(切り札決定フェイズで使ったカード)を置いたとしたら、そのラウンドでちょうど5トリックを取ったプレイヤーがそのカードを得点として獲得できる、ということです
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そのビッドカードがの(色はなんでもいいんですが)だとしたら、そのラウンドでちょうど5トリックを取ったプレイヤーがそのビッドカードを獲得します。そして得点は4点になるのです

ん?
自分がビッドした得点カードを自分以外のプレイヤーが獲得することがあるのでしょうか?


そうです
自分で5表示にビッドしたからって、必ずしも自分が5トリックを取らなくてもいいのです
例えば3人のビッドカードが、表示4、5、7の3ヶ所に置かれたとしましょう
そうすると、そのラウンドでは4か5か7トリック取ればなんらかの得点は得られるという仕掛けなのです!


宣言ビッド系が苦手な僕が楽しめたのはこの部分です
要するに、自分の予測どおりにいかなそうでもどこかに引っかかれば得点できるというところが気楽なのですね

逆にいえばうっかり高額のカードを得点カードにしてしまうと、誰かにかっさらわれることもある、ということです
注意するのはそれくらいでしょうか
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*今回は3、5、7トリックのどれかを取れば得点できる
最初は5トリック取るつもりだったけど、残りカードの強さならもう2トリック取れば7ビッド達成が成功する
7ビッドには高額の8得点カードがあるのだ(誰が仕込んだのか関係ない)
まあ、けっきょく6トリックしか取れなくて無得点ということもよくあるある


最終的な得点はこの得点カードだけなので、どのくらいのランクのカードを得点カードで放出するかの悩ましさはあります

そもそもその得点カードは、そのラウンドでの切り札決定でも使われるわけですから

自信があれば高額ランクを得点カードにしてビッドしてもかまいませんし、さらに、他人に取られないように予約カードというシステムもあります

もし同じトリック数を取ったプレイヤーが自分以外にもいた場合は、予約カードを使っているプレイヤーが優先的に得点カードを得ることができるのです

ハズしても別にペナルティを受けるわけではないので、毎回予約すればよさそうなものですが、例えば他人とバッティングしたときどちらもそのビッドを予約してなかった場合は、手元に予約カードがある方が優先されます

つまり、予約カードを使わなかった方がいいケースもあるのです

取得トリックが、どのビッドにも的中しなかった場合は得点カードは残ります
得点カードが多く残れば残るほど、適当にプレイしてもどこかの得点は取れそうになるわけです

もちろん、どこかで高額得点を狙って取りにいかないと最終的には勝てませんが
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*自信があれば予約しておこう
今、ビッド2のところに黄色プレイヤーが予約カードを置いた
ここには6点と7点の得点カードがあって、ビッド達成したプレイヤーは高額の得点カードを選んでいい
もちろん予約しておけば有利になる


取得トリック数を調整するタイプなので、カード運によってはどうしようもない場合があります
カード運をどうするか、は、この手のカードゲームの永遠のテーマですが、このトリックテイキングの場合、まずおなじみのヌル宣言が可能です

ヌル=0、つまりゼロビッドです

各プレイヤーはゲーム開始時に、自分専用の予約カードとヌルカードを受け取ります
手札が悪くてあまりトリックは取れそうにない場合は、ヌルカードを使ってヌル宣言することができるわけです

ヌル宣言は、切り札決定フェイズの後、その得点カードを自分の前に置き、その上にヌルカードを配置します

この場合は誰かがまったくトリックを取らなかったとしても(ゼロトリック)この得点カードはかっさらわれることはありません
ヌル宣言はそのプレイヤー自身だけに適用されます

このゲームではトリックをとらないようにするのはわりと難しくないので、ヌル宣言は1人1回の制限があります
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勝てない自信だけはある、という場合にはヌルビッド
もちろん高額の得点カードを仕込んでおく
失敗すれば無得点はもちろん、もうそのゲームではヌルビッドできない(1回オンリー)けれど、誰かにこの高額カードを取られることもないので、気は楽


カードはランクのある通常のプレイカードの他にG(ゴッド)があります
Gカードは各スートに1枚づつあり、フォロー、もしくはリードでプレイします
そしてプレイするときに最強最弱かを選ぶことができるのです

トリックを取りたければ最強に、負けたければ最弱に変化させればいいわけですね

しかしGを最強でプレイして勝ちにいったつもりが切り札でかっさらわれることは十分考えられます
これが切り札ありマストフォローの怖いところでもあり面白いところです
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*ゴッドカードは各スートに1枚づつある
つまり、そのスートの中では最強(もしくは最弱)となるがマストフォローの義務があるのをお忘れなく


ジュピタージュノーは1枚づつしかありません
これらは切り札スートに属し、その中で最強のカードになります

マストフォローなので切り札がリードされたら、他に切り札を持ってなければジュピターやジュノーをプレイしなければなりません
もしジュピターとジュノーが同一トリックで出てきたら、先に出した方が勝ちます

もしそのラウンドがノートランプ(切り札なし)だとしても、ジュピターとジュノーは切り札スート、つまり最強のカードのグループになります

まあ、手札にジュピターかジュノーがあったらよっぽどのことがない限り1トリックは取れる(取ってしまう)ということです
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*ジュピターとジュノーと生贄の子羊

【生贄】は必敗カードです
このカードにはスートがありません(灰色なのでジュピターやジュノーと同じなのが紛らわしいですが)

さらに、マストフォローを無視してプレイできます

ジュピター、ジュノーはほぼ必勝カードですが、Gや生贄は逃げ(トリックを取らない)に使えます
これらが手札にあるときに、なんトリックの予測が適正かを見極めて得点カードをビッドするわけですね
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*生贄はフォローを無視できる、最強の逃げカード

手札を使い切ったらラウンド終了です
ビッド表示カードの12を裏返します

毎回、最初に切り札決定(得点カード)で手札から1枚消費していくので、ラウンドが進むにつれて手札枚数が減っていくのです

手札が多いうちは正確にビッドを的中させるのは難しいかも知れませんが、手札枚数が少なくなってくると予測しやすくなります

手札枚数が変化するのは「オーヘル」や「ウィザード」と同じですが、このゲームの場合は減るだけで手札が増えることはありません

そして8ラウンドでゲームは終了
つまり最終ラウンドの手札は5枚です


プレイされたカードはもちろん、得点カードとして場に出したカードも公開情報なのでその気になればカウンティングも難しくありません

そもそも特殊カードのGやジュピター、ジュノー、生贄は得点カードとしては使えないので、毎ラウンド必ずプレイで使用されます

手札が少なくなってくればマネージメントは優しくなりますが、これらの特殊カードのおかげでどこまでトリックの勝ち負けをコントロールできるのかは、却って難しくなっているんですね

この工夫により、最後まで緊張感が途切れません
本当に細かいところまでよく考えられたトリックテイキングゲームですが、どのカードも裏面が同じなので、自分の得点カードをうっかり山札に混ぜてしまうこともあります(今回実際にありましたw)

それと、どちらも同じ条件で得点カードを取るときは両者の取得トリックのカードの額面を合計して比べます
ちょい、面倒です

その合計も同じならどうするのかは、ルールでは確認できませんでした
きっとより高いランクのカードの枚数比べでしょうか

このあたりの優先順位の決め方がもうちょっとスマートならいうことはないんですが
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*最終ラウンド
一番高額の6点カードをみんな狙いにいく、はず
なので予約しておいた
しかし最後は手札5枚で、全トリック(5トリック)取れば得点は1点しかないが、他のプレイヤーのビッド達成を阻止することができる(ヌルビッドでなければ)
高額得点が取れそうになくても、他人の目的達成を左右することはできるのだ
最後まであきらめるな



ということで

人生相談の回答おばさん Agony Aunt

◇無料じゃないわよ
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ボードゲーム研究家のD・パーレットはいくつも優れた創作トランプゲームを発表してます
以前、紹介した「99」は3人専用のトリックテイキングでしたが、今回の「Agony Aunt」は4人専用のトリテです

Agony Auntとは、ネットの英和辞書で調べたところ「(新聞の)(女性の)人生相談回答者」ということです


使うのはトランプの標準パック52枚に、ジョーカーを1枚追加します

この53枚のデッキをよくシャフルして、1枚めくって場に配置します
このカードをダンプカード(dump)と呼びます
※もしこのダンプカードがジョーカーだったら、めくりなおします

そして残りの52枚を4人に配りきるので、手札は1人13枚づつです
ディセント 002
*手札を配る前に、カードを1枚めくる。これがダンプカードとなる
今回は4がダンプカードになった

さて
各プレイヤーは自分の色のチップを17枚持ちます
そしてこのゲームはトリックテイキングゲームですが、珍しく専用のボードを使います

プレイ中にボードの条件に対応したカードを取ったり、条件を満たしたりした場合に、自分のチップをそのボードのマスにペナルティとして支払う、という仕組みです

このゲームの目的は、誰かが破産したときに一番チップが多く残っているプレイヤーになることです
ディセント 007
*トリックを取り、ある条件を満たしたらそのマスに自分のチップを支払う

ディーラーの左隣からディールを始めます(最初のリード)
ルールは通常のマストフォローのトリックテイキングで、切り札は存在しません
ずっとノートランプです

チップを支払うのはペナルティなので、これはなるべくトリックを取らないようにするハーツ型ということになりますね

ではペナルティの条件を説明します

■ボード中央には人生相談の回答おばさんがいます
ダンプカード(最初に1枚めくっておいた表示カード)と同じスートのQを取ったらここに自分のチップを支払います
例えばダンプカードが4だったとしたら、Qが回答おばさんです

次に
おばさんの縦横4マスは■各スートのQになってます

トリックでQを取ったら対応したスートのマスにチップを支払います
Qをトリックで取ったらのマスに、Qを取ったらのマスにチップを支払うわけです

ところで回答おばさんはダンプスートのQということになってます
ですから回答おばさんのQをトリックで取るということは、2重にチップを支払うことになるのです

もしダンプスートがだった場合、Qのマスに1チップ支払い、そしてQは同時に回答おばさんでもあるのでおばさんのマスにも1チップ、つまり支払うチップは2枚になるのです

右上のマスは■ジョーカーをトリックで取ったら支払うマスです

ジョーカーはAgony Uncle=(男性の)人生相談回答者です
ディセント 004
*ジョーカーがプレイされた
このトリックを取ったプレイヤーは、ボード左上(画像では手前)のマスにチップを支払う

ジョーカーはどんな働きをするかというと、ダンプカードの代わりにプレイされます
例えば最初にめくったダンプカードが4だったとしたら、誰かの手札にあるジョーカーは4のカード、ということです

ですからジョーカーが出てきたらそれは4としてプレイされたということです

パーレットはジョーカーを最強カードやワイルドとして使うのではなく、コピーカードとして使うことが好きなようです
ディセント 014
*今回のダンプカードはKなので、手札のジョーカーはK扱いとなる
かなりのハイカードじゃないか!
でもスートはそこそこ持っているので自爆する可能性は低い
それより、なにかボイド(スート切れ)を作って、ディスカードでこのジョーカーを差し込んでいきたい

右上の■Ωマスは、ラストトリックを取ったら、左下の■+マスは最多トリックを獲得した場合にチップを支払います

もし最多トリック獲得者が複数人いた場合は、ダンプスートをより多く獲得しているプレイヤーが、もしそれも同じ枚数ならダンプスートの中でよりランクの高いカードを持っているプレイヤーが最多トリック獲得者となります

右下は、■ダンプカードのランクと同じ数のトリックを取ったらペナルティです

ダンプカードが4だった場合、ちょうど4トリックめを取ったプレイヤーがペナルティの対象です
これは1人が取るトリック数ではなく、ゲームが始まってからのトリック数のことです

つまり、例えば自分にとってはそれが1トリックめだとしても、ゲームが始まってからちょうど4トリックめだったら失点ということです

もしダンプカードがKだったら、13トリックめを取ったプレイヤーは同時にラストトリックの失点もくらうということです

ラストトリック、最多トリックのペナルティは、ディールの最後に決定されますが、それ以外の場合は条件を満たしたときにチップを支払っていきます
ブルゴーニュ
*特定のマスにチップを支払っていく
1人で最高9枚の支払いになるはずだが、実はそれ以外にもペナルティが・・・



さて
このボードが3×3になっているのには意味があります

もしゲーム終了後に、自分のチップがボード上で縦横ナナメのどこかで1列に配置されたら、追加で1チップ支払わなければならないのです

つまりビンゴになったら、追加失点です
あまり嬉しくないビンゴですねw
ディセント 012
*青チップのプレイヤーがすでにリーチ
Qを取ってしまったらビンゴが1つ完成する。をリードし続けてQを狩りだせればいいが・・・


もし9マス全部にチップを支払ったら、縦横ナナメの追加チップは8枚になるので最高で17チップの支払いになります

おお!
最悪1ディールでゲームが終わる可能性があるわけですね



しかし例え残りチップが1枚になってもまだ希望があります

実は、13トリック全部獲得したら(スラム)チップが全額返ってくるのです!

もしくは1トリックも取らなかった場合(ミゼール)も、今まで支払ったチップが全額返却されます

しかし
スラムは達成できずとも、1トリック以上取って、しかもそのディールで1度もペナルティチップを支払わなかった場合は、それまで失ったチップの半額が戻ってきます(端数切り上げ)


実は
最初ルールを読んだときにチップ返済ルールがあるのでゲームが長期化するのではないかと危惧したのですが実際に遊んでみたら、結構この条件を満たすのが難しくて誰も返済はできませんでした

ディーラーは時計回りに移動していきますが、だいたい1周ちょっとくらいで誰かが破産します(今回は僕でしたがw)

勝っちゃいけないトリックテイキングで、手札に毎回、AやKやQがごっそり配られたら、そりゃ勝てません
手札が悪ければいっそスラム狙いにすればいいのですが、そういう気になった頃にはローカードが多いっていうw
ディセント 005
*AとKがずらーり
普通のトリックテイキングなら相当強い手札(ハンド)だけど、このゲームの場合はありがた迷惑
ならスラムを狙うか
しかしそう、簡単に達成させてくれないんだよねー


スラムにしろミゼールにしろ、中途半端な手札では狙うのは大変です
というか無理

ノートランプなので、フォローすべきスートが切れたら敵たちはどんどん失点札を放り込んできます
逆に、もし自分の手札にフォローすべきスーとがない場合は、失点札を差し込むか、後々のことを考えて手札を整理しておくか(危険なハイカードを捨てておくとか、ボイドを作るなど)実に悩ましいところです
ディセント 006
*取得トリックは数え易いように縦横でまとめておこう
トリック最多者を決める必要もあるし、トリックの取得順が、ダンプカードのランク(数字)と同じになったらペナルティになるからだ


やっぱり失点押し付け系のトリックテイキングは盛り上がります
ビッド系にしろハーツ系にしろ最後の得点計算があんがい面倒なことが多いのですが、このゲームはハコ(破産=麻雀用語)になったら終わりなので気分が楽です

4色(4人分)のチップを17枚用意するのがちょっと大変かも知れませんが、ボードもボードである必要がなく、いらないカード9枚に必要なアイコンや情報を書いて3×3に並べることでも代用できます

トリックテイキングはやったことあるけど、あんまり上級向けはちょっと・・・という人にはもってこいじゃないでしょうか

それにしても、なぜ人生相談の回答おばさんをテーマにしようとしたのか最後までよく判りませんがw
もしかしたら、そこに人生におけるなんらかの回答があるのかも知れませんね

ないない
ディセント 016

オススメです

ということで

しろくまフィットネスクラブ会員獲得大作戦

◇シャドーニャンター
ささ 001

タイトルの「しろくまフィットネスクラブ」というのは実在するネコカフェの店名(らしい)です
なので、これは白熊やフィットネスクラブのチャン姉ーは出てきません

出てくるのは猫、ネコ、ねこ、です


ルールは単純です

カードは大きく、猫カードイベントカードに分けられます
自分の前に猫カードを配置することが目的です

配置するのに、いわゆるコストなどの概念はありません
自分の手番で、手札に猫カードがあれば1枚自分の前に出すことができます
猫カフェに入ったら、さっそく猫ちゃんが足元に擦り寄ってきたー、っていう感じです

ニャー

さらに(追加で)イベントカードをプレイしてもOK
イベントカードで手札を補充したり、他人の前で寝そべってる猫をこっちに呼び寄せたりするわけです

こうして一番早く、自分の前に猫カードを6枚配置したら勝ちです
RGB 031
*ハートのアイコンが猫カード(ルールブックでは「会員候補カード」)
鈴のアイコンがイベントカード(ルールでは「鈴カード」)
手札に猫カードがあれば、手番に1枚だけ自分の前にプレイできる
なければイベントカードを使っていろいろ画策する

・・・ここまでが基本ルールです
そしてここからがこのゲームの本番なのです

基本ゲームだけなら、子供や猫好きのOLでもキャッキャウフフと遊べるでしょう
しかし上級ルールはそういうわけにはいきません

ゲーマーが猫の皮を破り捨てて狼になる瞬間です
ほのぼのとした猫ゲーが狼ゲーに変化する瞬間なのです


基本ルールは2~4人プレイなのですが、上級ルールは3~6人プレイです
基本と上級でプレイ人数が違うっていう(ベストは5人、かなぁ)


ルールは基本と変わりません
手番でできることは
・1枚ドローする
・猫カードを出す(任意)
・追加でイベントカードをプレイする(任意)

です

上級ルールではゲームの最初にミッションカードが配られます
そこにはプレイヤーそれぞれの目的が書かれてます

そうです
上級ルールは、秘密ミッション達成型ゲームなのです!

まず
ミッションカードのうち【さとる】と【しろくま】のカードだけは必ず入れます
あとはプレイ人数に合わせてランダムに構成されます

ミッションといっても難しいことをするわけではありません
例えば【さとる】と【しろくま】のミッション(目的)は「自分の前に猫を6枚並べる」なので基本ルールの勝利条件と同じです
あんぎゃる 001
*肉球のアイコンがミッションカード(ルールでは「猫カード」。ちょっとややこしくてすいません)
勝利条件をよく確認しておこう

他には
「誰かの手札(自分も含む)の中に猫カードが6枚以上あれば勝利」
「自分の手札が9枚以上あれば勝利」
「全体の場に、猫が18枚以上出ていれば勝利」

などがあります

これらの勝利条件によって、基本ルールとはプレイイングも変わってきます
例えば猫カードもイベントもあまりプレイせずに手札をひたすら増やしているプレイヤーがいたとすると、多分
「自分の手札が9枚以上あれば勝利」
を目指しているのでしょう

しかしあからさまにプレイしていると自分の目的がバレてしまい、あらゆるイベントカードによってそれを阻止されるでしょう

イベントカードには相手の手札を全部捨てさせたり、自分の手札とそっくり交換(0枚交換もあり)するものもあります
あんぎゃる 004
*手札を全部捨てさせたり、そっくり交換するイベントカード
これらを使って相手を邪魔したり、サポートしたりする。ん?サポート?

秘密ミッション系の醍醐味は、いかに他人の目的を阻止しながら自分の目的を秘密裏に達成できるかにあります
そしてこのゲームのユニークなところは、誰かが勝利することで自分も一緒に勝利するというミッションがあるところです

【かぶと】と【ロナウジーニャ】の目的は、それぞれ【さとる】と【しろくま】を勝たせることです

自分のミッションが【かぶと】だったら、【さとる】(を持っているプレイヤー)が自分の前に猫を6枚並べて勝利したら、一緒に勝利します

つまりセーラームーンのピンチを助けるタキシード仮面といいましょうか、水戸黄門における風車の矢七といいましょうか、そういう影ながら主人公をサポートするキャラです
こういうポジションは意外にオイシイ役回りなのです

もしなんらかの方法で自分(【かぶと】)が、サポートするプレイヤー(【さとる】)に気づいたとします(「キャッツアイ」というイベントカードは、任意のプレイヤーのミッションカードを確認できます)
ではどうやってサポートするのでしょうか

このゲームでは、手札に猫カードがなければイベントカードなどを使って他人から奪うか、山札からドローしてくるのを期待しなければなりません

一番いいのは手札に猫カードがあることです
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*手札に猫がいなければ、イベントカードをプレイしてなんとかがんばろう

もし【さとる】プレイヤーの手札に猫がなさそうだなーと思ったら、自分の手札に猫カードをいっぱい取り入れてから手札を交換するイベントカード「交換留学」を使えばいいのです

うわっ、手札交換で邪魔してきたのか?!
と思った【さとる】プレイヤーは、交換した手札に猫カードがいっぱいあるのを見て、相手が自分をサポートしているのだ、と気づくはずです(気づかないかもしれませんがw)

さきほどの例では「手札を9枚以上」にしようとしているプレイヤーに対しての対抗手段として手札交換が有効だったりしましたが、今度は、サポートする相手のための手札交換なのです

同じイベントカードなのに、ミッションによってその意味合いが違ってくるのです!

ところが
こちらがサポートしようと思って猫カードを手札に溜めていると
「手札の中に猫カードが6枚以上あれば勝利」ミッションだと間違われて、第三者から手札交換させられるか、手札を全部捨てさせられるかも知れません

固定の2枚(【さとる】【しろくま】)以外は、ランダムに選ばれるので今回はどのミッションが組まれているのかは誰にも解りません

ですから
序盤から腹の探り合いです

可愛い猫ゲーで、どす黒い腹を探り合うわけですw
まあこのあたりになると、もう「猫ちゃん、かわゆ~い♪」なんて気分はふっとんでますけども

【かぶと】【ロナウジーニャ】も固定2匹のサポートするだけではなく、自分の前に猫を3枚並べていないといけません
RGB 032
*どのくらい猫を自分の前に出しているかで、あるていどミッションの内容が探れる

だからといって
猫を3枚並べた瞬間、いっさい猫を出さなくなるとサポート役だとバレてしまいます
ですからカモフラージュとして4枚か5枚くらい並べておきたいところですが(1,2枚取られても大丈夫なように)、今度は「全体の場に、猫が18枚以上出ていれば勝利」のプレイヤーが有利になってくるのです


「シャドーハンターズ」は、陣営が隠匿されていて、善と悪は自分の仲間を探りつつ、敵対勢力を駆逐しようとするゲームですが、自分だけの勝利条件を持つ”中立”という陣営があります

このトリッキーなニュートラルの存在は「シャドーハンターズ」を”含み”のあるゲームにしています
しゃどはん

「しろくまフィットネスクラブ」上級ルールは、いわばニュートラルだらけのシャドハンという感じです
その中でサポート役の存在は仲間探しの楽しさを付加しており、ちょっと日本式ナポレオンの副官的な面白みがあります

ただし固定の2匹【さとる】と【しろくま】は、サポート役がいようといまいと自分だけの目的を達成すれば勝ちなので、サポートキャラ(【かぶと】と【ロナウジーニャ】)の熱意は多少一方通行的ではありますがw


シャドハンタイプは他に「エミッサリークライシス」がありますが、どちらもニュートラルの勝利条件を全プレイヤーが把握していないと、知らないうちに知らない勝利条件であっさりゲームが終わってしまうキライがあります

そのあたりがちょっと残念なところなのですが、幸い「しろくまフィットネスクラブ」は最初にどういうミッションがあるのかを全員に説明しても5分とかかりません

ワレスの「ディスクワールド」も秘密ミッション系ですが、そのあたりが好きならばこのゲームも十分楽しめるでしょう
しかももっとお手軽です
でぃすく


しかしなにも知らない猫好きのOLを
「可愛い猫のゲームで遊ばない?」と誘って、ガチで上級ルールを遊ぶのは考えものです

せっかく寄り付いた猫が逃げていくようなことは慎みましょうw


なんてこといってますが
このゲームはせいぜい30分くらいで終わります
1回遊べばどうプレイすればいいか解ってくるでしょう

猫好きのOLが、2回目のプレイでは狼のごとく腹をさぐってくるかも知れません
それはそれで大歓迎だったりしてw


ということで

絶叫マシーン

◇客の潜在ニーズを読め
絶叫

プレイスペース広島のカタログページで見かけて気になってました
絶叫コースターをテーマにしたお手軽なカウントアップ系(unoやバンジーのようなイメージ)かなぁと思ってましたが、まったく違うゲームでした

ギャーーーーーーーーッ

絶叫マシーンでどこまで絶叫しないでいられるか、とか
絶叫マシーンでどこまでスカートがまくれるのを期待できるか、いつズラが飛ぶのを我慢できるかといったおバカゲーではないのです

ソーダッタノカーーーーーーーーッ

恋ヶ窪3月10日 001



えーと

プレイヤーはアクションポイントを4つ持ってます
APです。アクションポイント制で、おバカなゲームなわけがありません

プレイヤーはどういう立場なのかというと遊園地の経営者兼営業職とでもいいましょうか、早い話、自分の遊園地にたくさん客を呼び込むゲームなのです

カードは大きくアトラクションカードと客カードに分かれます


APを消費して自分の前にアトラクションカードを建設して、ラウンド終了時にアトラクションのアピール合戦をします


まあ、数比べですね
客カードにはアトラクションアイコンが記されており、同じアトラクションなら合計数値が高い方に客は吸い寄せられます

例えば[ホットドック]アイコンの客はラウンド終了時に、一番強いホットドック店のある遊園地に殺到します
恋ヶ窪3月10日 005
*アトラクションはアイコンごとにまとめる
数字の合計値がそのアトラクションのアピール度なのだ
アピール度が1しかなくても、他のプレイヤーがそのアトラクションを建設してなければこっちのもの


客カードはラウンドの最初に、7枚オープンされてます
遊園地の周りでどこにいこうか迷ってる田舎ものお客さまがすでに見えているわけです

さらにアトラクションカードも山札から7枚オープンされてます
プレイヤーは自分の手番でアトラクションカードを買って自分の前に建設していきます

アトラクションには1、3、5の数値があります
これらのカードの値段(消費AP)は
1:1AP
3:2AP
5:3AP


プレイヤーは4AP持っているので3のカードを2枚建設してもいいし、1のカードを4枚建設してもOK
1と5の組み合わせでもいいです

アトラクションは6種類あるのですが[噴水:1]を自分だけが建設していれば決算での数比べでは不戦勝です

しかし他のプレイヤーが[噴水:3]を建ててしまったらもう勝てません
このゲームではスタートプレイヤーから時計回りに1手番づつ実行して1順したらラウンド終了、決算です

ですから自分の手番では、どのアトラクションで勝ちにいくかの判断はかなり重要です
客カードはすでに見えており情報はほぼ完全公開なのですから

アトラクションカードは、そのプレイヤーの手番が終わってから補充されます
後手番だからといって、欲しいカードがそれまでに残っているかどうかは運です
恋ヶ窪3月10日 002
*客が7枚ずらっと開園を待ってる
その下は、アトラクションカードのサプライ
アトラクションカードは取るごとに補充されるが、客カードは毎回必ず7枚オープンされるので前のラウンドで捌けなかった客はどんどん増えていく


全員が1手番づつ実行しましたか?
じゃあ決算です

客ども、お客様は一番魅力のあるアトラクションに引き寄せられます
もし同じアトラクションでアピール度が同点だった場合は客カードはどちらも獲得できずに、そのままテーブルに残ります

実は、客はこいつらだけではありません他にも存在してます

プレイヤーとプレイヤーの間にも客カードが2枚づつ配置されてます
これらの客カードは、そのプレイヤー同士だけの数比べで判定します

だからなにかの勝負で同点だったとしても、お隣との競争で勝っていたらその客カードが獲得できるのです

お隣同士での戦争といえば「世界の七不思議」が思いつきますが、まさかボザはここからパクッたのでしょうか

ただし
プレイヤー間にある近所の客カードのうちの1枚は伏せられてます
情報は完全無欠ではありません

客カードは1枚1ポイントです
記録したら次のラウンドで、6ラウンド終了後に一番ポイントを稼いだプレイヤーが勝利します
恋ヶ窪3月10日 003
*両隣の間には近所の客カードが置かれる
そのうちの1枚は伏せられているので、好み(アイコン)が解らない
しかし潜在的なニーズを知る方法はあるのだ


実は手番中にできる特別アクションがいくつかあります

・山札から1枚ドローして手札にする
・サプライのアトラクションカード2枚を捨てて、新しく補充する
・近所の客カードの伏せられてるカードを見る(2枚とも)
・自分のエリアのアトラクションカード1枚を破棄する
・1ポイント得る


これらは1AP消費で、しかし手番中に1回づつしか実行できません
つまり山札から続けてドローすることはできないのです

手札のカードも建設できますから、サプライに欲しいアトラクションがなくても平気です
手札でもなんとかできそうにないなら、サプライのアトラクション2枚を取り替えることもできます


ほぼ公開情報のこのゲームにおいて、他人の手札と近所の客カードの1枚だけは不確定要素です
他人の手の内を見ることはできませんが、自分の両隣の伏せられてる近所の客は確認できます

伏せカードを確認したプレイヤーが、あるアトラクションの数値を上げにいったら狙ってた客がそこにいたのは間違いないでしょうw

1APを支払って直接勝利点を得ることもできます
ただし1点だけです
4AP支払って4点得ることはできません
恋ヶ窪3月10日 006
*特別アクションのサマリー

そしてアトラクションの破棄とはなんでしょうか?
せっかく建てたアトラクションをなぜわざわざディスカードするのかというと、$アイコンのついた客カードがあるのですが、この客は貧乏人倹約家なのでアトラクションの総合コストが一番低い遊園地にやってくる、ということなのです

このゲームは数比べなので、数値が高ければだんぜん有利なのですが”最低コストの遊園地に行く”という倹約家の客カードがゲームにヒネリを与えています

なるべくアトラクション勝負では勝ちたいけれども、コストをかけすぎると最低コスト目的の客は呼べない、というわけです

このビンボー人お客さまも他と等しく、1枚1点です
お客さまに優劣はないのです

つまり
自分のアトラクションカードを1枚破棄することでコスト総額を下げて倹約家の客カードを引き込もうという手段なのです
zekk.jpg
*非常にお金を計画的にお使いになられる方々

ラウンドが終了したら、スタートプレイヤーは時計回りに移動していきます
*実はここをルールミスしていたようですが、実はルールミスではなかったという報告もあります

ゲームのシステム的には手番が後ろほど状況を判断した上で行動できるので有利です


思ったよりもガチの経営ゲームでびっくりしました(絶叫はしませんでしたが)
調べてみたら、Joe Huberという人は「バーガージョイント」のデザイナーでもあったんですね
ばーがー

「バーガージョイント」も見た目とは違ってけっこう真面目な2人用拡大再生産ゲームでした
とはいえ、絵柄もあいまってどちらもほどほど気楽なゲームではあります

頭が痛くなるほどガチではないといいますか、ガチになる2歩くらい手前で気楽に遊べるバランスに仕上げるのが得意なようです
略すとG2KBでしょうか。G(ガチになる)2(歩手前で)K(気楽な)B(バランスだヨ)


惜しいのは、カードのアイコンが解り難いということです
アトラクションの種類がけっこうあるのに、そのアイコンが識別し難いというのはいただけません

それから、このゲームは3~6人対応ですがどうしても最善手を捜すために長考しがちなので3~4人、できれば3人くらいがベストかも知れません


絶叫ホラー映画を見に行ったら、わりと真面目な遊園地経営のコメディ映画を見たような妙な気分といいますか期待してなかった分、ちょっとお得な気分になれるゲームでした


ということで
プロフィール

流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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