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ハンザ

◇金はすべてを解決する・・・かも
バンガード 060

ボードゲームにはアクションポイント(AP)というものがあります
自分の手番ではそのAPの範囲内で行動ができる、というメカニクスですね

移動してアクション、また移動とか
移動、移動、アクションとか

だいたい3APくらいならなんとか脳内でイメージしたのちにサッと実行できますが、これが5APあたりになってくると怪しくなってきます

「あれ?移動して、家建てて、資材買うと次の場所に移動してから家建てらるっけ?もう一回・・・」

APが増えれば増えるほど可能性や組み合わせが複雑になってくるので、当然長考の原因となります

シャハトの2004年の「ハンザ」もAP制です

ゲームの最初に全員、3金もらいます
このお金を使ってアクションをしていきます

「ハンザ」では船の1移動で1金かかります
そして町で商品を購入するのにも1金かかります

このゲームはAP制と説明されることが多いですが、実際にお金を支払ってなにかをするのでとてもイメージが掴みやすいのです
このあたりはただのAP制とは違ってとても上手いやり方です
バンガード 062
*最初に交易駒15個と3金をもらう
この大きな財布プレートはなにかというと、もらったお金はここに置いて、使った分だけここから消費していく
なくても困らないが、あるとプレイヤー識別にもなる

このゲームの目的は勝利点を稼ぐことですが、そのやり方は大きく2つあります
・商品を売ること
・町に交易駒を配置すること

で勝利点になります

各プレイヤーは交易駒を15個受け取ります
ゲームの始めに3都市に交易駒を2個づつ配置していくフェイズがありますが、残りの9駒はゲーム中に配置していくわけです

このときにはすでに商品チットが各都市に配備されているので、まずどの商品を狙うか考えて自分の交易所を配置していきます
セットアップで早くも軽いにらみ合いです

本編に入る前にイッパツ、アクションシーンを入れてくるスパイ映画のようなものでしょうか

商品が2つ置かれているところと1つしか置かれない都市がありますが、最初は商品2個の大都市に目が奪われがちですが、実は小都市も大事なことがあとでわかります
バンガード 061
*スタートプレイヤーから交易駒2個をどこかの都市に配置する
これを時計回りに3回おこなってセットアップ終了
美味しそうな都市を最初に押さえてスタートダッシュするか、船の航路の要所を押さえるか
すでにゲームは始まっている

手番の最初には自動的に3金の収入が入ります
セットアップで3金づつ受け取っているので、最初の手番では6金でスタートするわけです

つまり6APです

ええっ5APでも大変なのに、6APって・・・
しかし、すでに説明したようにお金を支払うという行動がとてもイメージしやすいので実際はそれほど混乱しません

それに手番で持ち越せるのは3金までで、使い切ったら自動収入の3金分(3AP)しかアクションできなくなります

さて
船の移動では必ず1金かかります。マストで1金必要ということですね。船だけに

そして船の移動先は矢印方向にしか進めないことに注意
すぐ近くの都市に行きたいのに一方通行のために移動にやたらお金が掛かってしまうことはよくあります
バンガード 059
*船は各プレイヤーが持っているのではなく、全員共通で一隻の商船を使う
だから自分の手番のときに、こちらの都合のいいところに商船がいるとはかぎらない
そして一方通行は絶対

都市では1アクションしかできません
・商品マーカーの購入
・交易駒の設立(追加も含む)
・商品の売却

この3アクションの中から1アクションだけです
だから同じ都市で商品を購入して、即、売却することはできません

さて
商品の購入アクションですが
2個商品のある都市にいてお金をたくさん持っていても、買えるのは1商品だけです

同じ都市のもう1つの商品を買いたければ(同じ都市でもう1アクションしたければ)船を移動させてまたその都市に戻ってくるしかありません

潮流をナメんなよ、というデザイナーの主張なのでしょう

そして
商品は売らないと勝利点になりません
商品の販売には多少の条件があります。まず
・自分の交易駒のある都市にいること
・同じ色の商品が2個以上あること、
です

自分の交易所でしか売却できないのは解りますが、商品が1個だけなら売れないことに注意
きっと最低販売個数が協約で決まっているのでしょう

商品は6色あります
1色の商品を2個以上持っていれば、その商品を売ることができます
2個以上の色が他にもあれば、それらをいっぺんに売ってもかまいません

売った商品マーカーは裏返します
これらはゲーム終了後に勝利点になるのです

そして商品を売却したときには、プレイヤー全員に対して(今風の言い方をすれば)インタラクションが発生します
もし誰かが商品を売ったときに(他のプレイヤーも)同じ色の商品を持っていると1商品を除去されてしまいます。問答無用です
売られたことで一時的にその商品の需要が閉じられたということでしょうか
バンガード 065
*商品マーカーは6色ある
今、赤マーカーが2個あるので売ることができる。青は1個しかないので売れない
しかし商品マーカーは売る以外に、都市に自分の交易駒を配置するときのコストとしても使える

商品は使えるから買っておきたいところだけど、3マーカーしか持ち越せない
どうせ3マーカーしか持ち越せないなら、売るなり交易駒のコストで支払うなりしたほうがいい
そうでない場合は、ただ捨てるだけになる。もったいない!

例えば誰かが赤色の商品を売却して、自分が売る前の赤色商品を1個持っているとゲームから除外されます
赤色を2個以上持っていると、そこから選んで1個を除去です

ですからいっぺんに3色くらい売られると、あちこちで悲鳴が上がることになります
まあ実際には3色販売するのはなかなか難しいですが

同じ色の商品を持っている他プレイヤーに直接的にダメージを与えることができるのはいいのですが、商品を売却すると自分の交易駒を1つ手元に戻さなければなりません

都市に交易駒がないと商品の売却ができなくなる、という直接的な事態になるわけですが、実は都市の交易駒の個数で単独トップを取っていると、その都市の商品マーカーをタダで入手できるというボーナスがあるのです


このゲームではお金(AP)は、船の移動と商品の購入でしか使いません
その都市で商品を買うときは自分の交易駒がなくてもいいのですがその代わりにその都市で交易駒が単独トップのプレイヤーに1金支払います

つまり、他人にAPをプレゼントすることになるのです

単独トップがいない場合や、まったく交易駒が存在していないような都市で商品を買ったらその1金は銀行(バンク)に支払いますが

なので
都市において交易駒を単独トップにしておけばなにかと恩恵に与かれるのですが売却することでその力関係が傾くことになりがちです

もしその都市で他のプレイヤーの交易駒と同数(同点トップ)だった場合、そこで売却するとライバルの交易所を単独トップにしてしまうことにもなります

一番いいのは、自分の交易駒しか置かれてない都市で売却することです
しかしそこに船を移動させるにはお金(AP)が足りない・・・なんてことはこのゲームではしょっちゅうですがw
バンガード 067
*黄は交易駒3個で単独トップ
だからこの都市の商品はタダでもらえる

もし誰かがこの都市の商品を買った場合は、黄色プレイヤーに1金支払う
ただしこの都市で黄色プレイヤーが商品を売ると、自分の交易駒を1個消費しなければならないが、それでも紫の交易駒と同数

逆に、紫プレイヤーは黄色プレイヤーを楽にしてしまうので、ここでうかつに商品を売れない
単独トップの恩恵を絞り取れ!


では交易所を作る、または追加するにはどうするかというと手元の商品マーカーを消費します
商品マーカーの樽の数だけ、その都市に自分の交易駒を置くことができます

樽3個の商品をコストで支払えば、交易駒3個を置くことができます
これで単独トップに立てるかもしれません
しかし、勝利点3点相当を捨てることにもなるのです

どうですか、みなさん
悩ましいでしょうw


常に損得勘定を計算しながら、一番ベストと思われるやり方を模索していくことになるので悩む人は長考しがちです


手番の終了時に、徴税があります
あまりお金や商品を持っていると没収されます。金持ち増税でしょうか

お金は3金、商品は3マーカーまで持ち越せます
商品は3色(種類)ではなく、物理的に3個までです

もちろんゲーム中にそれ以上になるのはかまいませんが、なるべく無駄を出さないようにするのも商人のソロバンの弾き方次第です
バンガード 069
*どういうルートを使って、どの商品を買おうか
その前に交易駒を配置したほうが得か、商品売却のタイミングも大事
うーん、悩む~


このゲームでは商品は自動的に補充されません
(誰かの)手番の最初に1金支払うことで、ボード上の空いている商品エリアに全部補充することができるのです

1金支払わなくてはならないのでできれば誰かにお仕事してもらいたいところですが、補充してから自分が最初にアクションできると考えれば、商品補充も悪くない手です

ただし商品はランダムで、都市ナンバーの順に補充されるので多少のギャンブルではありますが


商品ストックはだいたい5山くらいに分けてあるのですが、最後の商品山が補充で使われたらスタートプレイヤーの手前のプレイヤーまで手番を行ってゲームは終了します

終了フラグをスタートプレイヤーが立てたら、そこから全員あと1手番づつ
もし最後手番のプレイヤーが終了フラグを立てたら、そのプレイヤーの手番でゲームは終了します
つまり、全員が同じ手番数になるわけです
バンガード 074
*最後のストックに手をつけたらゲーム終了間近
だから商品マーカーが全部使われることはあまりない(と思われる)

ゲームが終了したら自分の得点を計算します

・未売の商品マーカー1個につき、1点
・売却済みの商品は、その樽の数の総数+商品マーカーの個数

例えば、売却した商品マーカーが10個で、その額面の樽の数が全部で12樽だった場合、12樽+マーカー個数10=22点になります
売れなかった商品マーカーは樽の数は無視されますが、売れると樽の数が関係してきます

・さらに自分の交易駒を置いている都市につき、2点
・もしその都市に自分の交易駒しかない場合、独占として4点です

この場合、交易駒のトップ比べは関係しません
交易駒を10個置いてようが、1個しか置いてまいが、独占でなければ等しく2点です

9都市あるので、全部に交易駒を置いておけば18点となります

小都市も大事といったのは勝利点になるということもありますが、独占することでゲーム中もゲーム終了後もなにかとお得だからです

ゲームの終了間近が見えてきたら、どうせ売れない商品ならそれを消費して交易駒をなるべくバラまいた方がいいかもしれません
バンガード 073


ほぼ完全情報なので、どうしても悩みがちです
売却した商品マーカーは伏せられるのですがその個数は見ただけで解りますから現在誰がトップを走っているのかもだいたい解ります

自分が有利になるように手番を始めたいし、できれば下家(直後の手番プレイヤー)が不利になるように手番を終わりたい・・・

そしてそこまで考え始めると、やっぱり長考してしまうというw


自分の手番が来たときに、船がどの都市にあるのかによって、こちらのプランを立てるのでどうしてもダウンタイムがかかるんですね

だから4人よりは3人プレイが(まだしも)ベストといわれるのかも知れません

しかし悩みどころが常にあるということは、それだけ自分が考えてプレイするということでもあるので勝ったときは充実感があり、負けたときの「あの一手はミスだった」的な悔しさもまた格別です

口当たりはいいのに、すごく噛み応えと満腹感のあるゲームであることは間違いありません

海にロマンはありません
あるのは損得勘定だけです

しかしそれこそが、商人のロマンなのです

ということで
プロフィール

流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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