象棋麻将(シャンチー麻雀)

◇あんた、背中が煤けてるゼ
ビトレイアル 051

「打棋子」は、シャンチー駒を使って遊ぶ4人専用トリックテイキングゲームで、以前このブログでもそのカード版を紹介しましたが、今回は同じデッキを使って遊べる麻雀ゲームを紹介します

麻雀はや打棋子は4人専用ですが、こちらは(今のところ)3人がベストです
つまり4人集まらなくて打棋子が遊べない、というときにピッタリのゲームなんですねー


とりあえず最初に3千点持ちで始めましょう
チップを使う場合は、30点でもOKです

親決めしたら、親(ディーラー)は各プレイヤーに4枚づつ配ります
そうです
この麻雀は、手札がたったの4枚なのです

麻雀なので、親の手札は5枚配っておきます
そして親が手札の1枚を捨てることで、プレイが始まります

子(プレイヤー)は自分の手番では、基本的に山札から1枚ツモ(ドロー)って、手札から1枚捨てます

これを繰り返していって、最初にアガったプレイヤーが得点します


アガル、というのは手札でセットを作ることです

麻雀の場合は牌が13枚あるので雀頭(アタマ)の2枚+メンツ(グループやラン)でセットを作りますが、シャンチー麻雀は手札5枚なので、雀頭(ペア)+1メンツでセットが完成します
ビトレイアル 049
*麻雀と同じように、捨て札は自分の前に見えやすく並べておく
デッキ枚数が少ないから、みんなの捨て札を確認すればいくら待っててももうあがれない、ということも一目瞭然なのだ


打棋子カードはの2スートで、ランクは将士象・車馬砲の下に兵(卒)があります
将士象・車馬砲は、黒それぞれ2枚づつしかありません

ですから3枚でグループ(いわゆる3カード。麻雀なら刻子)のメンツは5枚づつ存在する[兵][卒]でしか作れません

手札が[兵兵卒卒]の2ペアだったらのどちらがきてもアガれます。両面待ちですね、これは

しかし順子(シュンツ)のメンツは赤と黒の将士象/車馬砲の2種類×2しかありません

黒の[将]と赤の[]は1枚づつしかありませんが、その他のカードは2枚づつあるので兵(卒)以外でもペアは作れますが、例えば[象象・車車という手札ではどうあがいてもアガることはできないことに注意です


麻雀なので役がないとアガれません

例えば[将士象・兵兵]は、セットが完成してはいますがこれには特別な役はありません
ではどうするかというとリーチをかければいいのです

リーチも麻雀と同じで100点棒を出します(チップなら1点)

もしくは[将士象・卒卒]なら、全部同じスートなので清一色(チンイツ)という役がつくのでリーチなしでもアガれます
もちろんリーチをかければ、得点が増えるのは麻雀と同じですね

点数のやり取りも簡単です
まず、アガったプレイヤーは可能な限り得点を算出してロンなら直接そのプレイヤーから貰って、ツモあがりなら他のプレイヤーから分配して貰います

3人プレイなら、ツモあがりのプレイヤーは他の2人から合計得点の半額づつを貰うわけです
このとき、割り切れない場合は切り上げです

例えば得点が5点だった場合、ロンあがりなら直接1人から5点貰い、ツモなら他の2人から3点(2・5点の切り上げ)づつ受け取ります

このゲームが3人ベストだというのは、得点を半分で計算すればいいからです
4人だと得点を3等分しなきゃならないんで、面倒でしょ
ビトレイアル 048
*ひどいツモ
黒の[馬]と赤の[イ馬]は同じウマでもスートが違うから組み合わせにならない

◆ポン、チー
これも麻雀と同じで、ポンならどこからでも、チーは上家からのみ鳴くことができます

ポンは実質的には兵と卒でしかありえませんが
チーは、将士象とか車馬砲をそろえる場合に使います

ビトレイアル 052

◆役一覧表

天和:6点
・親の最初の手札でセットが完了している場合

地和:6点
・子の最初の手番であがること

三公:6点
・同スートで[将+士士・象象]。赤スートなら[師+仕仕・相相
つまり将士象(師仕相)だけで作ったセット

五兵卒:6点
・卒か兵のファイブ・オブ・ア・カインド(Five of a Kind)

将師同国:3点
・アタマが1枚づつしかない[将・]で、残りのメンツが[車馬砲](赤メンツでも可)のユニット

将師領兵:2点
・アタマが1枚づつしかない[将・]で、残りのメンツが[兵兵兵](もしくは卒卒卒)。こちらのユニットはちょっと安い

兵事行:2点
・黒の[車車]+[卒卒卒」のユニット。赤は[車車]+[兵兵兵」

1点役
清一色:
・同スートでセットになっていればプラスされる役

無兵卒:セットに[兵]も[卒]もない場合
馬倒成功:アガリの1枚が[馬]だったら
一炮而紅:アガリの1枚が[砲]だったら
海底撈月(ハイテイ):デッキの最後の1枚をツモってアガったら
河底撈魚(ホウテイ):最後の1枚が捨てられて、そのカードでロンあがりしたら

自摸(ツモ):もちろん面前でのツモあがりのこと
※麻雀と同じで、ポンやチーしてメンツをさらしている場合は、この役はつかない

リーチ:リーチすると
一発:リーチして1順以内であがると
荘家:親がアガルと1点付きます。さらに連勝するとそれだけ加算されます


高得点役は狙って作るのは難しいですが、安めのセットでも同じスートにすれば「チンイツ」が付きますし、さらに兵も卒も入ってなければ「無兵卒」の1点も付きます

アガれるカードが馬か砲なら、さらに1点追加で、メンゼンツモ、自分が親ならやっぱり加点していきます

それに親の連荘(レンチャン)でも1点づつ加算されます
2本場なら+2点、3本場なら+3点です

親で連勝すると、かなり稼げます
ビトレイアル 056
*赤の[イ車]のペア(雀頭)ができてる。あとは黒の[砲]がくればセットが完成する
しかも[砲]あがりの1点と、兵と卒が1枚もないので無兵卒の1点も付く
これでリーチかけて一発ツモなら、全部で5点だ
指を折ったらそのまま点数になるので、計算は楽チン

ノーテン罰符:流局したときにテンパイしてないときのペナルティ
・麻雀ではノーテンだった人はテンパイの人に罰符を支払いますが、シャンチー麻雀では場にプールして供託にします

これはリーチ棒などと同じ様に、次の局であがったプレイヤーへのボーナスとなります


このゲームは台湾などではゲームセンターでも遊べるくらいポピュラーだそうで、そのあたりの詳しいレポートはこちらのブログ(世界遊戯博物館ブログ)で読めます
もちろんシャンチー麻雀のルールも説明してあります

実はデッキを2セット使って手札が7枚のバージョンもあるらしく、そちらは役も増えてさらに面白いというウワサですw

ただ僕がすごく感心したのは、たった5枚で麻雀っぽく遊べる!というところです

これまで麻雀をファミリー向けにしたポンジャンなどがありましたが、やはりどこまでいっても麻雀の簡易縮小版でしかありません

ところがシャンチー駒の構成は兵と卒が5枚づつ、という、いわゆる麻雀の牌の構成を逸脱しているところが面白い
シークエンスも将士象と車馬砲の2パターンしかないので、デッキ枚数は少ないながらも高得点役を狙うにはちょっと難しいくらいの難易度になっているのが絶妙です
ビトレイアル 057
*親の初手
赤の[師]を捨てれば黒の[象]待ちテンパイ
いや、[将][師]をアタマの[卒]のメンツなら「将師領兵]で2点役ではないか
まあ[将士象・卒卒]あがりでもチンイツが付くので得点的にはどちらでもいい
とにかく親になったら連勝することだ!


手札も5枚でセットを作るだけなので、ファミリーでも十分遊べます

というか、麻雀を知っているお父さんなら簡単にルールも理解できて、しかも家族にすぐにインストできそうなところもポイントが高い

何度も続けて遊びたくなるのも麻雀と同じです
本当にサクサク遊べてしまうので、誰かがハコ(破産)するか、4回づつ親を受け持つくらいで終了するのでちょうどいいでしょう

機会があればぜひ遊んでみてください

シャンチー麻雀の役の一覧表を作りました。欲しい方はどうぞ
game.jpg


ということで
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流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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