セット

◆これぞ脳トレ
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ランダムに並んだものの中から、一定のルールに従ってあるものを見つけるというタイプのゲームがあります
「SET」は、その手のゲームの始祖かどうかは解りませんがそのシンプルさと素っ気なさはなかなかの存在感です

目的は至って簡単
場に並んでる12枚のカードの中からある条件を満たしている3枚のカードを見つけることです

カードには4つの要素があり、さらに3種類づつあります
・数(1、2、3)
・色(赤、青、緑)
・形(楕円、ダイヤ、波)
・塗り(ベタ、影、抜き)


これらの組み合わせで3(種類)×3×3×3なので、全部で81枚のカードです
同じカードは1枚もありません。81枚のカードはどこかしら違ってるようになってます

セットになる条件というのは
●4つの要素についてそれぞれ「まったく同じ」か「まったく違って」いなければならない
というものです

最初、この条件がよく呑み込めませんでしたが、twitterでフォロワーさんたちによってたかって教えて頂いたので、いまでは何とか理解していますw

まずセットが3枚とも「まったく同じ」ということはあり得ません
なぜなら同じカードは1枚以上はないので、まったく同じカードが3枚そろうことはないからです

3枚のカードがなにもかも「まったく違っている」のは、すぐに理解できます
3枚のカードを比べて、要素・種類が中途半端にダブっていたらアウトということですから

では「まったく同じ」か「まったく違う」条件というのはどういうことでしょう

これは4つの要素についてそれぞれ確認する必要があります
その3枚のカードが
・数は3枚とも同じか、123になっているかどうか
・色は3枚とも同じか、赤青緑になっているかどうか
・形は3枚とも同じか、楕円、ダイヤ、波になっているかどうか
・塗りは3枚とも同じか、ベタ、影、抜きになっているかどうか


このうち、数、色、形、塗りが3枚とも全部同じということはあり得ないので、必ず最低1つは「まったく違って」いることになります

手間をかけるなら、そのセットの3枚に対して
「個数は同じか、123か」「色は・・・」「形は・・・」「塗りは・・・」の4要素が全く同じか/全く違うかをチェックするわけです
例えば「個数は123」で「色は全部赤」で「形は全部バラバラで」「塗りも全部バラバラ」ならクリアです
しかしチェックしていくうちに塗りが〔ベタ〕〔抜き〕〔抜き〕だったとしたらアウトです

塗りの条件が満たされてないからです(全部〔抜き〕か、ベタ、抜き、影なら良かった)
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*セットが見つけられますか?
一見、右端の3枚をチェックしてみると〔数:123〕〔色:緑赤青〕まではOKです
ただし〔塗り:ベタ、抜き、ベタ〕となっており、ベタがだぶってます。どちらかが影ならば〔塗り〕は「まったく違っている」ことになりました
しかしこの3枚は形で楕円がだぶってるので、はやり無理です


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*僕が見つけたのはこのセット・・・と思ったら、楕円がだぶってました。不正解(+_+)
〔赤1〕か〔青3〕のどちらかがダイヤ形ならよかった


さて

ゲームは全員が一斉に参加します
そして条件を満たした3枚を見つけたら「セット!」とコールして、その3枚を示します

全員で確認して、確かに条件を満たしていたらそのセットの3枚を獲得します(得点)
しかしもし間違ってたら、ゲームは続行されますが、間違えたプレイヤーはそのターンはお休みになります

誰かがセットを獲得したら、場札に3枚追加してゲームを続けます
もし、場札にセットが存在しないか誰もセットが見つからないようだったらさらに場札を3枚追加します(場札15枚)

その後セットが完成しても場札を追加せずに、12枚でゲームを続けます
山札がなくなり、場札にもうセットが存在しなくなったらゲーム終了で、一番カードを獲得したプレイヤーが勝ちます

ま、この手のゲームがとことん苦手な人がいることは理解してますw

「ウボンゴ」や「ハイパーロボット」などのパズル系がそうであるように、このゲームもいったん脳を「セット脳」にしなければなりませんしね

まず、セットを確定するにはどこから手を付ければいいのか、です
できているセットが条件を満たしているかどうかを確認することはそう難しくはないのですが、条件を満たしている3枚を場札から探し出して特定するのがなかなかやっかいなのです

早解きなので、条件を満たしているどうかを1枚1枚確認するヒマはありません
だいたいは、全体を見渡して「123でいけるか、同じ個数か」「色は1色でいけるか、バラバラか」「ダイヤでいけそうだけど、色と数はどうか」「ベタ塗りは1枚しかないから、これを軸にいけるかどうか、うーむ」
という具合に、いろんな条件確認を同時に行っていくことになります

これがセット脳なのです
やっぱりどう考えても遊ぶ人を選びそうですねw

少し前のCMでこういうのがありました
「日本では算数をこう教える
2+3=□

しかしこちら(ある国。忘れた)では、こう教える
5=□+□

ちょっと変えるだけで算数が楽しくなるでしょ」
□に入るのは2と3だけではなく、1と4や、0と5もある、というものです

たった1つの正解を見つけるのではなく、その正解にいたる方法はいくつかあって、それを早く見つけられるかどうかが「セット」というゲームなのです
「セット」の場合は、その正解すらも自分で設定しなければなりませんが

ただし、最初に目についた3枚がちょうどセットだったり、誰よりもいち早くセットを見つけたときの「俺すげー」感は、まんざらではありません

逆にいえば、まったくセットが見つけられないときの「俺だめー」感もなかなかのものですが
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*このブログに記事を書くためだけにカードを広げたわけではなく、「セット」はソロプレイも可能です
ルールは通常と同じですが、セットを見つけられずに場札を追加したらペナルティポイントになります
今度は見つかるかな

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*見つけた。他にもセットがあるかも知れませんが

慣れてないうちは、1セットでも見つけられればOKとしましょう
そしてプレイを重ねていくうちに、獲得するセット数も増えていきます。人は成長するのです

サッカーでは、ボールを落とさずにけり続ける練習法をリフティングといいますが、未経験者は2回と続きません
しかし練習していくうちに、3回、4回とリフティングすることも可能です

とはいえ、リフティングがいくら上手くなってもサッカーが上手くなるわけではないのと同じで、「セット」が得意になったとしてもまったく生活に影響はないでしょう

いやもしかしたら「おばけキャッチ」くらいは得意になるかも知れませんが
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*こちらも条件がかぶらないようなカードをいち早く探すゲーム
これはこれで別の脳ミソを使いそうですが

僕がこのゲームを気に入った理由は、3つの図形と色と形と塗り方と個数の組合わせ81枚のカードから3枚を揃えるだけで、これほど悩ましいパズルが成立していることです

あまり簡単すぎてもツマラナイし、誰も解けなければゲームにならない
「セット」は簡単すぎず、しかし見つけるにはちょっと骨を折るという絶妙の難易度にシビれるのです

まあ、それとこのゲームが得意かどうかはまた別の話ですが

ということで

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流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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