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ガリレオ

◇確信はあてにならない
トランプの本

おーまさんが古本屋で見つけてきたというトランプのゲーム本に紹介されてた創作トランプゲームです
作者名は忘れましたが(失礼)、骨折して一週間入院しているときに作ったそうです

このゲームは3人専用ゲームです

トランプのA~6までのハートとスペードの2種類だけ、全部で12枚しか使いません
プレイヤーと場に3枚づつ配りきります

場札は2枚がオープンされ、1枚は伏せたままです
チップを適量持ち、アンティ(ショバ代)を2チップづつ払います

まず
ディーラーの左プレイヤーから、時計回りに手札を1枚づつオープンで出していきます
そしてさらに1枚づつ、合計で2枚のカードを自分の前に出します
恋ヶ窪② 015
*場札として2枚がオープンされており、1枚は伏せられている
手札は3枚で、まず1枚を自分の前にプレイする


そして自分の前に出したカードで勝負します
勝負というのは、誰がプレイしたカードが強いか、を決めることです

ただし1枚めと2枚めは別々に勝負するので、2回の勝負をするわけです

2枚づつカードを出し合ったらベッティング(賭け)です
ベットはディーラーから始めます

自分の前にだした1番目のカードに対して1~3までのチップを賭けます
次のプレイヤーはディーラーのベットにコールするかレイズするか、降りるかします

レイズといっても上限は3チップまでなので、誰かが3チップを張ったらもうコールするか降りるしかありません

1枚めのカードのベットが終わったら、次は2枚めのカードに対してもベットします
恋ヶ窪② 010
*2回ベットする
降りた場合は便宜上、カードを横向け(タップ)するようにした

ところで
そもそもどんなカードが強いのでしょうか
このゲームではカードの順列は6>5>4>3>2>A(1)です

では6を出せば必勝かというとそうではありません
これはあくまで順列です

そのラウンドで最強のカードは、場に伏せられてる1枚のカードです
これは伏せられているので誰にもわかりませんが、ベッティングの時点で全員が2枚づつプレイしており、さらに場札の2枚は公開情報です

そして自分の手札の1枚

これらの情報を駆使して、伏せられてる1枚の最強カードを予測するのが、このゲームの眼目です

12枚中、9カードの情報を得ていますので、かなりの数字が消去されます
各数字は2枚づつなので、すでに2枚見えているカードは最強カードではないわけです

ここでカードの強さを説明します
2回めのベッティングが終わったら、場の伏せカードをめくって最強カードが公開されます

もしこの最強カードが4だったとしたら、カードの強弱は4>3>2>A、さらに>6>5となります

6~Aというのは基本的な順列ですが、最強カードが決まった瞬間にその数字から順列に強弱となるわけです

さらにもし4が最強だった場合は、4>3>3>2>2・・・となります(5が最弱)

ではどうやって最強カードを予測するのでしょうか
恋ヶ窪② 011
*最初は場札のオープン2枚と自分の手札しか情報はない
この場合、すでにAは2枚見えているのでAは除外できる。あとは1枚目のプレイでどんなカードが出てくるか、だ


ラウンドの始めには手札3枚と場札2枚の情報しかありません
ですから最初のプレイヤーはなにを出しても同じような気もしますが、その1枚を出すことによって他2人のプレイヤーに情報を与えることになることに注意しなければなりません

例えば、場札にAと5のカードが見えているときに、最初のプレイヤーが手札からA(もしくは5)のカードをプレイすると、他のプレイヤーに「A(5)は最強カードじゃない」という情報を提供することになります

タダでそんな情報を与えていいんですか?

最初のプレイヤーは不利ですが、貴重な情報をどう小出しにしていくかは、考えどころです
とはいえ、Aでも5でもないカードを出せば、やはり3つめの数字の情報を提供することになります

一番よさそうなのは、手札に同じ数字を2枚持っているときにそのうちの1枚をリリースすることです

こうすれば自分はその数字は最強ではないことを知っていますが他のプレイヤーたちはまだその確信は得られないからです

全員が最初の1枚めをプレイすると、全部で7枚のカードの情報が解かることになります(場に公開されているカード5枚と自分の手札2枚)

このあたりになると同じカードが2枚でてくることも多く、それなりに最強カードの候補を消去することができます
恋ヶ窪② 013
*2枚づつプレイして、かなり情報が出てきた
2と5は2枚づつ見えているので除外できる
Aは手札に1枚持っているのでこれも除外すると、残るは3、4、6だ
どれが最強カードだろうか


そして2枚目のカードが出されて、候補は2つくらいに絞られてきます
次は、自分がプレイしたカードがその勝負で勝てそうかどうかの査定です

カードプレイでは一番最後で有利だったディーラーが、ベッティングでは最初にプレイします
ここから先は、そのプレイヤーがどのくらいその数字に自信をもっているかどうかを見極めるモードに突入です

そのとき強気に出るか、降りるのかで、そのプレイヤーが最強カードをどう予想しているのかを予想するのです

たとえば最強カードが3か5だろうと予測されるときに、ディーラーの1枚めのカードが4で、ディーラーが降りたとすれば、最強を3だと確信したのかも知れません

最強が3だと4は最下位ランクになるからです

他のプレイヤーはそのディーラーの様子をみて、また予想するのです
もしかしたらディーラーは手札に5のカードを持っていて、最強は5ではないと確信したのではないか、それなら最強は3である可能性が高い、

1回めのベットが終わったら、またディーラーから2回めのベットを始めます
恋ヶ窪② 014
*ディーラーが降りたので僕(2)も降りた
このとき最強は6だと予想し、4には勝てないことがわかったからだ
しかし2枚めはその6をプレイしている。ここは強気にベットだ!

全員のベットが終わったら最強カードをオープンし、1枚めと2枚めそれぞれの勝負を処理します(降りた場合は無効)
それぞれの勝負で勝ったプレイヤーは、賭けられたチップと、アンティの半額(つまり3枚)を得ます


カードのプレイで情報をコントロールし、ベッティングで最強カードの予測を絞っていくのが楽しいギャンブルゲームです

面白いのは、他人の確信はあてにならないということです
最後まで情報が明らかにならないのは12枚中3枚(自分以外の手札と場の伏せカード)なので、伏せカードの予測に絶対はありません

ただし、確信をもった振りはできます(そして本人も本当に確信したと思ってる場合もあるのですが)
つまり、ブラフを掛けることができる余地があるのですが、上手く引っかかってくれる保障はありませんw


絶対はないはずなのに、他人は確信しているのではないか、と思えるのも面白いところです
プレイ順に有利不利があるので、もちろんプレイ人数×ラウンドをプレイすることをお勧めします

ということで

恋ヶ窪② 016
*最強カードは最後まで不明の4枚のうちの1枚です(そのうちの1枚は手札として持っている)
その不明4枚がAA22だとして、自分の手札がAだろうが2だろうが最強カードがAか2の2択であることには変わりません
ということはどんなケースでも絶対確信はありえないわけです

例えばポーカーでは自分の手札の価値だけは絶対です。だから絶対に強い、という振り(ブラフ)もできるわけです

その点、このゲームではあくまで最強カードが◎だとしたら、自分のプレイしたカードは勝負に勝てるのかどうかという仮定を模索するしかありません
そしてその仮定が確信になることはないのです

まるで余りが延々と続く割算を計算しているようなものです

そうなってくるとこれはブラフ系ギャンブルとして成立するのかどうかが怪しくなってきました
うーん・・・


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はじめまして

初めまして、いつもブログ楽しく見させてもらってます
自分も同じ本を所持しているんですが、それによると作者名は「本間 直樹(ほんま なおき)」'63年生まれ京都民のようです
「最後まで信念を曲げなかったガリレオのように、あなたも自分の推理を信じて最後までプレーできるでしようか?」の一文で締めくくられてますが、この様子だとむしろコロコロかえた方がよさそうなのかな…?

ということで

Re: はじめまして

こんにちは

このトランプ本は自分の所有物ではないので、詳しいところは確認できませんでした
情報、ありがとうございます

作者の本間さんは、一年くらい前に「ああ、あの人か」と判明したんですが、すっかり忘れてしまいました(^^;
どこかの同人サークルか、ゲームサークルで名前を知られてた人だったと記憶してます
プロフィール

流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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