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スキャン SCAN

◇いや~ん、見ないで。って無理

ゲームに限らず、映画や小説、漫画、音楽などは日々進化するものです
特に「笑い」は時代性と切っても切れないところがあるので、一番賞味期限というものに敏感かもしれません

しかしチャップリンの「キッド」がリバイバルされたとき、延々と長回しで繰り広げられた拳闘シーン(ボクシング)で、観客は当時と同じように爆笑してましたし、キートンの「大列車強盗」や「セブンチャンス」のCG合成を使ってない体技のあまりの凄さは今でも爆笑すること必至です

小津安二郎というと、なんとなく名匠、芸術的、即ち(すなわちと読みますよ)退屈、と観ていない人ほど敬遠しそうですが、落語に通じる笑いの呼吸は今観てもちゃんと笑えます

このScanというゲームは今から20年以上前のカードゲームなのですが、今遊んでも悪くない、どころか、ある日のサークルで遊んだ どんなゲームよりも面白かったりします

pic46151_md.jpg

ルールは簡単です
手札5枚のマストフォローのトリックテイキングです
カード構成はトランプとまったく同じです
そしてスートごとに得点と失点があります

スペード:+10
ハート :+ 5
ダイヤ :- 5
クラブ :-10
pic77079_md.jpg

1枚プレイしたら山札から手札を補充して、山札から補充できなくなったら手札を使いきって1ラウンド終了します

これだけならよくあるトランプゲームの1種、ですが、たったひとつトランプと違うところがあります
それは、カードの裏にスートが描かれていることです

つまり、手札は丸見えになってるということですね

pic25416_md.jpg
参考画像(SCANと同じゲームです)

丸見えになっているということはリードするときに、なにを切れば有利なのか(不利なのか)が誰にでも解るということです

例えば全員スペードかハートを持っていて、自分がそれらの強いカードを持っていれば大量得点のチャンスです

手札は5枚しかなく、大半のカードも山札に残っているので、絵札を持っているのが有利なのは間違いありません
しかしKで勝てるだろうと思ったプラス点トリックがAでかっさらわれるということもありますw

そしてマイナスカードを6で逃げようと思ったのに、続々と5、4、2、と潜られて大量失点ということも、ままあります

最初のディール(一勝負)はノートランプ(切り札なし)ですが、山札を補充した2ディールめからは山札のトップカードのスートが切り札となります

そしてそのトップカードは、トリックを取ったプレイヤーからピックアップしていくのでプラススート(特にスペード)が見えてると多少マイナスを引き取ってもそのトップカードを取りにいこうか、という気にさせられます

手札枚数の少ないトリックテイクでは、山札をめくって切り札を決めるというやり方がよくありますが、SCANではめくる必要はありません
そしてスートは見えているけど、ランク(数字)までは判らない、という絶妙な仕掛けがここにあるんですね!

チーム戦なので、自分の手札がどうしようもなくても、パートナーのサポートをすることはできます
もちろん手札スートは丸見えなので「えー!ここでそれ切るの?」という、パートナーの凡ミスに対する怒りにあなたは拳を握り締めることでしょう
しかしご安心ください

とっさに殴りかかれないようにテーブルを挟んで座っているのですから

カードの裏にスートを印刷しただけ
これがこのゲームのアイデアの全てですが、それを活かすように綿密にルールは考えられて いるんですね

トリックテイキングゲームでは、リボークの問題というのがあります
本当はそのスートを出さなくてはならないのに、うっかり他のスートを出してしまうというミスプレイです

トリックテイクでリボークというのは致命的で、ほぼゲームは成立しなくなります(だいたいはリボークとなったところまでプレイをやり直すことで対処します)

ところが、このscanでは、そのリボーク問題を鮮やかに回避してみせました
なにせ裏から丸見えですから、リボークしたらすぐに解ります

スバラシイ!

「SCAN」は日本ではかつてTOMYから(現takara tomy)発売されてました
当時、ハンズや新宿のMY CITYでも目にしたことがありますが、ただトランプの裏にスートを印刷しただけのゲームがそれほど面白いと思わず、スルーしていました

いまからでも是非、再販して欲しいゲームの一つです

ゲームに古い新しいは関係ありません。今、オモシロイかどうかが大事なのだ、という極めて当たり前のことを考えないではいられないゲームでした

ということで
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SCAN

SCANは買ってそのまま、遊ぶことなくしまっておいたのですが、
先日の会で面白さにやっと気づきました。
パートナー戦も良いですが、個人戦も面白い名ゲームだと思います。
人数によって手札を調整していたり、するのが憎いですね。
合計点155点で勝利が基本ルールですが、
155点あっさりいきそうで、なかなか行かないような。
なおラウンド制で遊んでも良い、とルールにはあります。
なお私もマイペースでブログを開設しております。
事後ではありますが、貴サイトをリンクいたしました。
今後とも宜しくお願いいたします。

Re: SCAN

マサイキリンさま
ご訪問ありがとうございます

僕は所持してないので正確な終了条件は理解してなかったんですが
いつもだいたい、人数分の回数回して総合点で勝敗決めてたような
気がします

まだブログの設定に慣れてないのですが
よろしければ相互リンクさせていただければ幸いです

リンク有難うございます

流星キック様
相互リンクありがとうございます。
プロフィール

流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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