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アイムザボス

◇運転手はキミだ。社長はボスだ
恋ヶ窪② 045

「アクワイヤ」「キャントストップ」のシド・サクソンが94年に発表した「銭、銭、銭」のリメイクです

ルールを聞いているときは、いったいどんなゲームなのかまったくのサッパリだったのですが(ま、いつものことです)手番でやることは分配金の交渉をまとめることです

ボードにはモノポリー風にマスが並んでます
手番では
・すでにコマが止まっているマスで分配金の交渉を始めるか
・ダイスを振って進んだ先のマスで交渉を始めるか

の、どちらかを実行します

マスにはそれぞれ、どのくらい収入があるか、その収入を得るにはどの人物カードが必要か、が書かれています
収入はそのときの収入タイルによって決まります

収入タイルに$2万と書かれており、マスに〔シェア3〕と書かれていたらそのマスでは$6万の収入があるというわけです

そして手番プレイヤーがボスとなり、そのマスを仕切ります
この場合だと$6万の収入をどう分配するか、を仕切るわけです
交渉の材料となるのは人脈(人物カード)です

マスには交渉が成立するためのキャラクターが何人必要かが書かれています
ときには名指しで特定のキャラクターが必要だったり、何人かの中から必要だったりします

その必要なキャラクターを提示できるかどうかが、交渉のテーブルに着ける条件です

ゲームが始まる前に各プレイヤーは、1枚づつキャラクターカードをもらいます
さらにプレイカードを5枚手札にします

交渉に必要な人物というのは最初にもらうキャラクターでもいいし、手札から提出してもかまいません
自分の前に置いておくキャラクターカードは何度でも使えますが、手札から出した人物カードは使い捨てです

とりあえずボス(手番プレイヤー)は、交渉が成立するだけの人物カードが出てくるかどうかを見極めます
成立するとわかれば、仕切りが始まります
アイム
*左のマスは5人の人物カードが必要
そのうち赤と青、黄色の囲みは特定のキャラクターで、この3人は必須
その下の「2 of」は、この囲みの3人の中から2人いればOK、という意味

そしてこのマスは6シェアと書かれているので、もし収入タイルの額面が$3万だとすると、18万の収入がある
その18万を、自分を含めて何人で、どのくらいの分配にすればいいのかを、仕切るのだ


「じゃあ、俺はこちらの分の人物カードを手札から出すので、二人だけで分配しましょうよ」
「あいつはさっき大もうけしたから、今回はハブったらどうっすか、ボス」


他の子プレイヤーは少しでも自分を有利にしようと熾烈なアピール合戦がさっそく始まります
収入を誰に、どのくらい分配するのかはボスの腹積もりひとつですが、例えば3人で$6万の分配を
「オレ4、あとは1づつね」
と決めたところで、他の2人が納得するかどうかは別です

人物カードを出さないと言い出されると、そのマスの収入契約が成立しないこともあるからです

ではオレ3にした場合、あとの二人の分をどうするか、です

このゲームでは$0.5という端数のお金カードは存在しないので、あとの2人を1と2にするしかありません
同じ様に人物カードを出している者からすれば、とんでもない不公平ですw

端数のお金が存在しない、ということはシド・サクソンは「もめろ、もめろ!」とニタニタしながらデザインしているわけです

子プレイヤーにすれば、小金しか貰えないのであれば交渉が決裂してもあまり問題ありません
というのは、そのマスで交渉が成立するともうそのマスは閉鎖されてしまうのですが、決裂すればまだそのマスはアクティブ(活きてる)であり続けます

痛いのはボスです
自分に有利な分配の権限を持つのは手番のときなので、なるべくここで収入を得ておきたいところですから

「じゃあちょっと恩を売っておくか。公平に2・2・2でいいでしょ」
結局、自分のウマミを犠牲にすることもあります
といって、均等に分配してもらった子プレイヤーたちが恩義に感じてくれる保障はどこにもありませんがw

プレイカードには、各キャラクターのほかに〔旅行カード〕というのがあります
これはなにかというと、その人物を旅行に行かせて交渉のテーブルから追い出すことができるのです

「ちょっと君、ハワイにでも行って来たら?」
これでライバルを消しましょうw

あいむ01
*各キャラクターに旅行カードがある
これでライバルを蹴落とせ


さらに3枚揃えると、新しいキャラクターカードを獲得できるラッキーカードがあります
自分の前にオープンしておくキャラクターカードは、プレイ人数によって何枚か余ります

使い回しできるキャラクターカードを追加で獲得できるのはかなり有利です
余ったキャラクターカードがなくなれば、直接プレイヤーからキャラカードを奪えます

もし交渉の場で自分のキャラクターが旅行に行かされそうになったり、ラッキーカード3枚でキャラカードを奪われそうになったらキャンセルカードで防御しましょう
攻撃できるカードもあれば、それらをキャンセルできる防御カードもあるというのは、なんとなく90年代のゲームという感じです

さらに手番を奪う〔アイムザボス〕カードというのもあります
これは文字通り、ボスの座を奪うカードです

自分の思い通りの分配でなかったり、自分以外のところで交渉がまとまりかけたら
「オレがボスだ!」
といって、その交渉権を奪い取ることができるのです

そして新たなボスによって、交渉がやり直されます
もちろんキャンセルカードは、この〔アイムザボス〕カードもキャンセルできるので、ボスの座が一瞬の夢で終わることもありますが
恋ヶ窪② 044
*右がアイムザボスカード
これでいつでもボスの座を乗っ取れる(キャンセルされなければ)
黄色がラッキーカード(正式名称は別だとおもうけど)で、今2枚あるのであと1枚でキャラクターカードがゲットできる

他にはオレンジの人物カード(交渉で使える)と、水色のキャラクターを旅行に行かせるトラベルカードがある


そしてこれらのイベント系のカードは誰が誰に対して、いつでも何枚でもプレイできます
せっかくまとまりかけた交渉を邪魔するやつらは、手番プレイヤーでなくとも防御してもいいのです

収入カード(交渉がまとまる度に1枚づつめくられて減っていく)の山がある程度なくなってくると、それ以降はダイスを振ってゲームが終わるかどうかが決まります

収入カードの山は順番にスタック(積まれて)されており、最初はダイスの1の目が出たらゲーム終了で、次はダイス目1と2、次は1と2と3のダイス目が出たら終了です

山札が少なくなるほどゲーム終了の確立が上がってくるのです
このゲーム終了フラグシステムは「ダンジョンクエスト」でも使われてますね
aim.jpg
*収入カードは順番どおりにスタックするので、ラスト6枚はこの順番で出てくる

今回は、2回めのときにダイス目2がでて、ゲームが終了しました
そしてもちろん一番のお金持ちが勝者です

ルールにどう書かれてあるか不明ですが、ゲーム中は獲得したお金カードはなるべく非公開にしておきました

今回は4人ゲームでしたが、所持金は$40万、41万、42万、43万という4人がわずか1万づつの差という結果でした!

やってみて判ったのですが、交渉はまったくの自由なのでヘタすると1回の交渉で時間が掛かりすぎる場合があります(途中で2分制限にしました)

つまりほっといたらゲームがだらけるという感覚がみんなにあったのか、わりと交渉はキビキビ進行していったと思います
どこかで、自分が得するより交渉を成立させよう、という雰囲気があったのであまり極端な分配が起こらず、全員1万差という競った結果になったのかも知れません

それと実は、他人のキャラクターカードを奪えるチャンスがあったのですが、他に2枚持っているプレイヤーがいるのに、1枚しかないキャラクターを奪うのも忍びないと思って矛を収めました
あそこはいらぬ情けだったですねw

このゲームでは手札が多いほど有利なのは間違いありません
手番では交渉を始める他に
・ダイスを振ってコマを進めたあと、交渉をしないで山札から3枚ドローする
というアクションがあります

手札を増やすにはそれしかありません
つまり1回、手番をパスするわけです

自由に交渉できるので、1回1回がわいわいがやがやとにぎやかです
ただし、例えば〔旅行〕カードをどのタイミングでプレイするのかが、ちょっと不明でした

あるプレイヤーが手札にAという人物を持っている、と交渉していたとして、そのAを〔旅行〕で飛ばしてしまいたい場合、そのAを本当に持っているかどうか判らない時点で〔旅行〕カードをプレイしてしまっていいのかどうか
まあ手札にAを持っているというウソをつく必要はないので、持っていることは確かでしょうが

ま、それでもなんとかゲームが成立してしまうところがアナログゲームのいいところでもあるのでしょう

一見、個人を意図的に仲間はずれにできそうな感じですが、どうせトップ叩きをするためには最下位(らしきプレイヤー)も取り込んでいかなければならないようにできているので、誰か一人をずっと攻撃するわけにもいきません

だから瞬間的に誰かを攻撃したとしても、そこに個人的な感情はありません
ただ、個人(自分)の利益追求だけが鉄の掟なのです
まさに
金、金、金です

くれぐれも情けは無用之介で、よろしく哀愁

ということで

アイム02
*よくみたらこの人、シドじゃね?
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流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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