パーラ・印象派ルール

◇気分はもう、ルノアールかも
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トリックテイキングといえばマストフォローです

でもフォローするカードがない?じゃあ、混ぜちゃえばいいじゃん
でおなじみのパーラですが、実は2種類の遊び方があります

ビッド宣言してその獲得数を争うという点描画ルールと、獲ったカードが失点になるという印象派ルールです(前回の記事はこちら←改善されました!

カードを取ってはいけないハーツ(ブラックレディ)というトランプのポピュラーなゲームがありますが今回は失点の押し付け合いのハーツタイプである印象派ルールを遊びました

ハーツは、ハートのスートがマイナス点と決まってますが、印象派ルールでは手札が配られたあとにマイナスとなるスートをみんなで決めていきます
USJ 001
*手札は11枚。ここから1枚選んでマイナスカラーを決めていく。緑をマイナスカラーにすると自爆しそう。黄色は1なので持っていても安全。となるとオレンジ6か紫6、もしくは青の4という選択肢もある

【+FACE】という場所に置いた場合、その色のカードの額面がマイナスになります
例えばここに◆赤のカードを置いたとしたら、ゲーム中に獲得した赤いカードの額面、数字がそのままマイナスです

7は7失点で、3は3失点です

【CANCEL】は、マイナスカードを1枚キャンセルできるカラーです
たとえ大量失点したと思っても、この色のカードもたくさん取ることで失点を減らせることができます

【+1】は、単純のその色のカードが1枚、1失点になります
こちらは額面が7であろうが3であろうが、1枚1失点です


まずディーラーから時計回りに1枚づつ手札から選び、マイナスカラーを決めていきます
このとき、すでに出されたカードと同じ色のカードは出すことが出来ません

手番順によっては手札が偏っており、出したくても出せない場合もありえます
このときはパスします

そして次のプレイヤーが出せるなら表示シートにカードを出します
これを表示シートにマイナスカラーが全て決定されるまで続けます
このために最初から手札が不均衡になる場合もあるのですが、気にしない気にしない

4人プレイだと、表示シートに出せるカードは4枚です
このゲームは6色(スート)あるので、使われない残りの2色はトリックで獲っても価値をもっていません(無得点)

まあ、その2色は獲っても大丈夫カラーということですね
USJ 003
*マイナスカラーが決定
オレンジは、カードの額面(数字)がそのまま失点となるので1枚でも、例えばオレンジ9なんかを獲らされてしまうとそれだけで9失点なのだ
緑はキャンセルカードで、主にオレンジ対策。1枚につき1枚キャンセルできるので、オレンジ9を獲らされても緑カードが1枚あれば除去できるいわば爆弾処理カード
青と紫は今回は1枚につき1失点。これらも緑でキャンセルできる
残りの赤と黄色は今回、獲っても大丈夫カラー



ディーラーからプレイを開始(オープニングリード)します
*ディーラーの左プレイヤー(エルデスト)からゲームスタートというのがトリックテイキングでは一般的です。今回はディーラー=スタートプレイヤーということでプレイしました

通常の、マストフォローのトリックテイキングを行い、トリックに勝ったプレイヤーが次のリード(最初のカードを出す)を行います

ここまでは普通のトリックテイキングですが、このゲームの特色は混ぜる、です
なので、もしフォローできなくても心配いりません

手札から2枚のカードを一緒にして色を混ぜてフォローすることもできますし、なんとリードのカードにカードを足して、リード色を変更させておいてフォローすることもできます

フォローできるカードがないときは、もちろん無理にリード色を変更してまでフォローする義務はありません

そもそも、この印象派ルールはハーツ系、つまりなるべくならトリックに勝たない方がいいのです
ハーツ系の基本戦術は、なるべくリードを取らない、です

なので、出せない色がリードで出されたときは、手札の中の邪魔なカードを捨てる(ディスカード)というのが鉄則です
USJ 002
*ボイドを作って、邪魔なカードを処理するのがハーツ系の基本中の基本

ここで、色を混ぜてフォローする方法をもう一度説明します

例えばリードが紫3だった場合、手札には5しかない場合、マストフォローなのでそのカードを出さなくてはなりません
そのトリックに勝ってしまうと紫が【+Face】カラーだった場合、大量失点の可能性があります

そこで、手札に青と赤のカードがあったら、例えば1と1の2枚を一緒に出して、紫カラーに変化させてフォローすることができます

混合紫で2なら、リードの紫3より弱いので潜ることができるんですねー

もちろん、手札に紫のカードを持っていなくても、赤と黄色で紫を作ってフォローしてもかまいません


もう1つのやり方は、リード(最初に出されたカード)にこちらからカードを付け足してリード色を変えてしまってフォローする、という方法です

例えばリードが赤3だった場合、手札から3をリードのカードに付け足してリード色を紫にしてしまいます
そしてこの場合は、2枚のカードの数字は加算されるので、紫の6というリードに変わります
そして自分の手札から5を出せば潜る(トリックを獲らない)ことができるのわけです


USJ 005
①右手の紫2がリードされたとき
僕は紫を持ってないので青4をディスカード>紫3>青5+赤5を一緒にして紫としてフォロー
当然、混合紫の数値は10なのでトリックを獲ることになる(赤は無効色なので、計4失点)
例えばどうせトリックを取りそうなら、なるべく失点が多くならないように、その上手札を2枚消費して獲るというのも大事な判断です

②対面が青5でリードした場合
>次のプレイヤーは青がなかったので紫2をディスカード>僕は青4でフォロー>最後のプレイヤーはリードの青に赤5を足してリード色を紫に変更して自分は紫3をプレイ
これによってリードは紫になったので、トリックの勝敗は紫カラーの3人の出したカードで決める
最初、青でフォローした僕は、結果的にトリックの勝敗とは無関係となりラッキー♪

トリックの勝敗でもし同じ数値だった場合は、後から出したプレイヤーが自分が勝ちか負けかを決められるという素敵仕様です

*リード色が変化することでこちらの思惑も塗り替えられてしまう(良くも悪くも)
リードで原色(赤青黄)を出すと、最初の色を変えられてしまうリスクがあるので、混合食(緑紫オレンジ)の低いカードをリードする、というのがセオリーになりそう


ところで
ハーツ系では「フォローできないときに邪魔なカードを捨てるのが鉄則」だといいましたが、なぜわざわざ色を混ぜてまでフォローする必要があるのでしょうか

このゲームでは、誰かの手札がなくなったらラウンドが終了します
そしてそのとき、残った手札は獲得カードにしなければならないのです

つまり早くあがることで、他プレイヤーたちに残り手札を押し付けることができます
マイナスカラーを抱えたままラウンドが終わってしまうと、大量失点にもなってしまうのです

ただしキャンセルカードが残っていれば、けっして損ではありません

ですからキャンセルカードが混合色(紫、オレンジ、緑)ならば、わざわざそれらのカードをプレイで吐き出すより、原色(赤、青、黄)をうまく混ぜてフォローしておいて、キャンセルカラーのカードを手札に温存するという手もあります
(というかすれたトリックテイカーは、キャンセルカードをこうして意図的に握りこむのです。嫌な世界ですw)
USJ 004
*紫7が重たいけど、青がすぐ枯れそうだし緑もボイドなのでタイミングを見てディスカードできればいい
オレンジは7、6と、そこそこハイカードだけどこれはキャンセルカラーなので集めたい色
もしくは赤+黄の混合オレンジで場を凌いで、手札に温存する方向もある
色を混ぜられるというだけで、戦略の幅がぐっと広がり、手札を眺めているだけでニヤニヤしてしまうw


今回はベスト人数の4人でプレイしました

手札が配られてから、どの色をマイナスカラーにするのか悩ましいところです
これはマイナスカラーを決めると同時に、手札から1枚カードを取り除く作業でもあります

手札メイクで少ないないスートを放出して、手札からあるスートを枯らす(ボイド)というのは、ハーツ系ではお馴染みの戦術ですが、それはこのパーラ・印象派ルールでも有効だと思います

混ぜて出せるというとびっきりのアイデアが光るゲームですが、やはりハーツ系なので無理しないでひたすら潜り続けられれば、それに越したことはありません

数ラウンドをプレイして、誰かが規定得点(失点)に達したらゲーム終了です
今回は4人プレイだったので、45失点終了でしたが、1人1回づつディーラーを勤めて終了ルールでやりました

手札が悪くても、なんとなく、なんとかなりそうな感じがあるのがこのゲームのいいところかも知れません

気のせいかも知れませんがw

まー、どちらにしろ、失点の押し付け合いは楽しいのは間違いありません
マイナスカラーを差し込むときは「死ねッ」の掛け声を忘れずに
(嫌な世界ですねw良い子はマネしないように)
ダウンロード (1)



というわけで
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印象派ルール

やったことはないのでなんとも言えませんが、点描画ルールよりこちらの印象派ルールの方が面白そうですね。

Re: 印象派ルール

なんトリック取れるか予想するというビッド系は、僕は苦手なんですよw

ハーツ系なら、とりあえずトリックを取らない(リードを取らない)という1点だけ気をつければいいのでプレイもしやすいですし、マイナスカードを差し込む(押し付ける)楽しさもありますね

rim

 僕もビット系は、好きじゃないですね。
 ヤギの愛がそのビット系で、獲得数0に賭けるのが強すぎるのを見てから、ビット系にいいイメージを持っていないんですよ。
 それだけでなくあのゲームをやったときに、勝った人がリードするというトリテの性質上、獲得するトリック数をコントロールするというのは合わないんじゃないかなあ……と思っています。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: 間違い発見。

おお、確かに

修正しておきます
ありがとうございました

Re: rim

基本的にはビッド宣言系は苦手なのですが、やぎシリーズの「やぎ戦争」は、なんトリックまで取ったらいいのかをゲーム中に調整していくプロセスがあるので楽しいですよ

それとパーラットの「99」は手札の3枚を使ってビッドします
これは同時に手札メイクも兼ねているので、いらないカードを処理したい場合は、それらのカードをビッド用に使うと必ずしもこちらの望みどおりにビッド数が決まりません

それが逆に「だいたいこのあたりのビッド数にするしかない」という縛りになるので、気分的には楽です

上記の2ゲームは、ビッド宣言系ですが、好きなゲームです
プロフィール

流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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