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悪魔城への馬車

◇いまからどいつを殴りに行こうか
あくまじょう

完全日本語版が発売されるということで、一足お先にプレイしました
こちらはアドルングの小箱版なので、カードにはテキストシール貼りまくりです


プレイヤーたちは悪魔城行きの馬車に乗り合わせた乗客です

馬車に乗り合わせた人間ドラマといえば、モームの「脂肪の塊」や映画「駅馬車」が有名です
見知らぬ人間に、いったいどんな背景があるのか
eki.jpg
*「駅馬車」ではインディアン(ネイティブアメリカン)の襲撃を受けるが、このゲームでは敵は馬車の中にいる!

このゲームの場合、プレイヤーの隠された背景は対立する組織のどちらに属しているか、です
もちろん最初は誰が仲間で誰が敵なのかわかりません

いうなればニューヨークの市バスの乗客がジェット団とシャーク団だらけ、というのは古い映画ファンならニヤリとしてください


とはいいながら、いきなり2陣営の抗争が馬車の中で始まるわけではありません
プレイヤーたちの目的は
いち早く仲間を見つけて、自分たちの陣営に必要なアイテムを3つ集めることです


各プレイヤーは、キャラクターカード(お好きなのをどうぞ)と組織カード(これは他人に見せてはいけない)、そして職業カード(これも自分だけが確認する)を受け取ります
ソロ② 152
*盾に鍵が描かれているので陣営は「公然の秘密結社」になった
職業は最初は伏せておくが、能力を使うときにゲーム中に1回だけオープンする

プレイ人数によって使用するアイテムカードの構成が違うので、ルールをよく読んでしっかりセットアップしておきます
そしてアイテムカードを1枚づつ受け取ります


ゲームの目的は前述したように、自分の陣営の仲間を探すことです
ではどうやってプレイヤーたちの正体を確認していくのでしょうか

プレイヤーは手番に以下のことができます
・パス(なにもしない)
・アイテム交換
・殴る


任意のプレイヤーに対してアイテムカードの交換を申し出ることができます
相手は、提出されたアイテムカードを見てからその交換を受けるか、拒否します

たいていのアイテムカードには交換が成立した瞬間に発動する能力があります
例えば【特権】というカードを誰かに渡し、もし交換が成立すれば交換した相手のアイテムカードを全部見ることができます

【バッグ】ならば、交換が成立すると山札からアイテムカードを1枚ドローします

この交換能力はあくまで手番プレイヤーが対象なので、相手と交換したカードの能力は無視します

【片眼鏡】の能力は、交換相手の組織を見ることができます
まだゲームの序盤で、こんなカードを差し出されても敵か仲間か解らない相手にこちらの正体をバラすわけにはいかないので、交換拒否でしょう
ソロ② 217
*交換を申し込まれたら、そのアイテムを見てから交換するかどうか決めてよい

そして他人の手番中のアイテム交換も注意して観察しましょう

もし他のプレイヤー同士で交換が成立して、その手番プレイヤーが山札からアイテムカードをドローしたとしたら【バッグ】が、交換されたということがわかるわけです

ゲームの当面の目的は仲間(もしくは誰が敵か)を知ることと同時に、必要なアイテムを誰が持っているかを知ることでもあります
だから使えるアイテムカードの流れは押さえておいたほうが有利なのです

【片眼鏡】があれば相手の正体が判りますが、なかなか交換が成立しないでしょう
では相手の正体を知りたいときはどうするか

殴る、です

正確には「他のプレイヤーを攻撃する」ですが

相手を選んで「攻撃する」と宣言して、自分のキャラクターカードの攻撃面(両面イラストになってる)をテーブルに出します

そして攻撃を宣言された相手はキャラクターカードの防御面を出します
ソロ② 154
*攻撃者と防御者は、自分のキャラクターカードの攻撃面と防御面にしてテーブルに出す
普段はキャラクターカードは手に持ち、戦闘フェイズのときにテーブルに出すようにしたほうがいい
そして他のプレイヤーは自分のキャラクターカードを出して、どちらを援護するのか決める
その後に、攻撃力アップのアイテムカードをプレイしてもよい
攻撃フェイズで使用したアイテムはまた手札に戻ってくる(だからどんな武器を持っているか判ってしまう)


そしてこのとき、攻撃者から時計回りに他のプレイヤーたちはどちらを援護するか決めます
自分のキャラカードを援護する面にするわけです(どちらにも援護しなくてもよい)

こうして1周したら、今度は戦闘で使用できるアイテムを持っていればプレイすることができます(しなくてもよい)
これらの戦闘力を比較するわけですが、この当たりの戦闘方法は「フェレータ」っぽいです

そして戦闘で勝ったプレイヤーは、負けたプレイヤーの
・陣営と職業カードを見る、か
・相手のアイテムカードを全部見て、1枚強奪する

どちらか一つを実行します

これが直接、他プレイヤーの陣営を確認する手っ取り早い方法です
確認した結果、仲間だったということが(自分だけには)解るわけです

殴り合いから始まる友情もあるのです

もちろん敵だったとしたら、それならそれで貴重な情報です

アイテムの【ナイフ】や【ムチ】で、戦闘力を強化できます
職業カードの効果もたいてい戦闘フェイズで使われます
戦闘力をアップしたり、援護者を拒否したり、戦闘そのものを止めさせたりできます

戦闘に負けそうだと思ったら〔医師〕の職業カードをオープンして、その戦いを無効にする能力を発動させます
職業カードはたいていゲーム中に1回きりですが、〔ボディガード〕のように何度も使用できる能力もあります
ソロ② 155
*職業カード〔決闘者〕は、自分が攻撃者か防御者なら誰も(どちらにも)援護できないようにする
つまりタイマン勝負ってわけ
しかもこのカードには攻撃+1が付いてる
ゲーム中1回しか使えないので、ここぞというときに使いたい



そしてこのときどちらを援護したのかが重要な情報になります
自分がどちらかの陣営を知っている場合などは、どちらを援護するかで仲間にメッセージを送れるのですが、あまりあからさまだと敵陣営にもバレてしまいます

バレたらなぜマズイのかというと、戦闘にはもう一つの処理「アイテムカードを強奪する」があり、敵プレイヤーが必要アイテムを持ってる、もしくはこちらの必要アイテムをガメてる場合、戦闘によって奪われるからですね


攻撃を仕掛けたのに、負けたら逆にこちらの正体を見られてしまうリスクもあります
もし戦闘が引き分けに終わったら、攻撃者は山札からアイテムカードを1枚ドローするだけです

しかし戦闘が発生すれば、どちらが勝つにしろ情報に動きが生まれます
戦闘をしなければ、誰も他プレイヤーの正体を知らないままずっとゲームが続いてしまいます

だから
迷ったら、とりあえず殴っときましょう


しかしこのゲームは仲間を確定するだけでは勝てません
仲間を確定したとしても、その仲間内で陣営に必要なアイテム3つを持っていなければならないのです(自分一人で3つ持っていてもよい)

まず自分の陣営カードを見てください
青い盾「公然の秘密結社」で、必要なアイテムは〔鍵〕です
赤い盾「真実の嘘協会」で、必要なアイテムは〔杯〕です

これらの必要アイテムはそれぞれ3枚づつあります


アイテム交換は、交換時能力を利用するのはもちろんですが仲間だろうと思われる相手に自分の陣営のアイテムを渡すことでこっそりメッセージを送れるのです
ソロ② 151
*僕は「公然の秘密結社」なので、鍵を集めたい
しかし敵陣営の必須アイテム〔杯〕も押さえておく
殴り合いで負けたとき、相手がどっちのアイテムを強奪していくかで陣営がわかる
負けたくないけどね


終盤になってくると、だいたい陣営が見えてきます
もし誰が仲間か解って、しかも必要アイテムを最低1枚持っていれば自分の手番で勝利を宣言することができます

自分の陣営カードと職業カード、アイテムを全て公開して立ち上がって
「我は公然の秘密結社なり!いま、3つの鍵を手に入れた!勝利は我が結社にあり!」
と、高らかに宣言します

もしくは
「おれ、イケると思うんで勝利宣言するっす」
でもいいですが

まず仲間を一人残らず指名します

指名されたプレイヤーが全員、同じ陣営で、全員で合わせて必須のアイテムを3つ持っていればその陣営の勝利です

しかし1人でも間違えていれば、敵陣営が勝利します
ソロ② 219
*奇数人数でプレイするとき【力の秘薬】カードを1枚づつ受け取る
これは、自分が少ない方の陣営だった場合、必須アイテムとして扱える


このゲームに問題があるとすると、ゲームの中盤あたりで早とちりで勝利宣言をハズしてゲームが終了してしまうことです
相手のミスで勝ったほうも、なんだかシャクゼンとしないこと間違いなしでしょうし


まずこのゲームでは、仲間を探し出すのが最優先です
仲間が解れば(敵も誰なのか解かることでもある)、必要なアイテムをどうやって集めるか、もしくは仲間が持っていると確認するかに集中できます

しかし勝利を確定できたとしても手札に【黒真珠】を持っているとやっかいです
このアイテムカードを持っていると勝利宣言ができないのです!

じゃあアイテム交換のときにそんなアイテムは拒否すればいいじゃないかと思われますが、このカードは拒否できません

アイテムの中にはいくつか交換拒否できないカードもあるのです

ですから【黒真珠】を持っていたらそれを処理してから、次の自分の手番まで勝利宣言はお預けになります


どうしても自分ひとりで必須アイテムを全部集めたくなりますが、仲間だと思ったプレイヤーにはプレゼントしておいた方がいいでしょう
自分一人で必須アイテム全部を持っていると、勝利宣言できるのが自分だけになってしまうので非効率ですから

【バッグ】は、山札からアイテムを1枚ドローできる効果がありますが、実は山札が尽きた瞬間に〔鍵〕か〔杯〕として扱われるという効果もあります(バッグは2種類ある)

ですから公然の秘密結社なら〔鍵〕+〔鍵〕+〔バッグ(鍵)〕を持っていても勝ちです
こちらが敵陣営の必須アイテム1枚押さえておいたとしても油断できないのです

「悪魔城の馬車」では、初見プレイヤーのために最初はカードの左下に赤い封蝋アイコンのあるアイテムカードだけを使うことが推奨されてます

追加アイテムの中には【ロジェの紋章】というカードがあって、このカードを持っていると〔鍵〕と〔杯〕を合計で3つ持っていれば単独勝利することができます

ソロ② 218
*【黒真珠】を持っていると勝利宣言できないし、このアイテムは受け取り拒否できない
【ロジェの紋章】は、単独勝利できるアイテムカード
これは拡張カードなので、左下に赤い封蝋アイコンがない


最初はアドルングの小箱で発売されていましたが、少し前に新版としてリニューアルされました
写真を見ると、戦闘でトークンを使うみたいです
aku.jpg

アドルング版では「預言者勝利」というバリアントがあります
これは、敵陣営のプレイヤー(たち)必須アイテム3つを持っていると判ったとき、勝利宣言アクションでそのアイテムを持っているプレイヤーを全て指名できれば(あなたの陣営の)勝ち、というものです

これは新版になって正式ルールとして採用されたという話を聞きました
つまり、自分の陣営の必須アイテムを持っていないから勝利宣言できない、とか、必須アイテムを敵陣営に押さえられているとしても勝つチャンスがあるわけですね
akumajou.jpg


そして、これが完全日本語版で発売されるというのは最近のニュースです
カードはテキスト依存が高いので、日本語化されるのは大歓迎ですね

これで「公然の秘密結社」と「真実の嘘協会」の争いも、プレイしやすくなるでしょう

え?
「秘密バレバレ騎士団」と「ホントに大ウソ青年団」に改名?



や~や~や~や、や~やや~

ということで

あくまじょ
*コナミ「悪魔城ドラキュラ」の小島文美風の耽美なイラストがかっこいい
まさか彼女が秘密バレバレ団だとは・・・


◆追記:
バネストの商品説明を見たら、手番でできることが少し変更されてましたね

・パス
が、なくなって

・スパイ:
1人のプレイヤーを選び、そのプレイヤーのアイテムをランダムに1枚選び、他のプレイヤーには見せないよう自分だけ内容を確認し、元のプレイヤーに返します。
(バネストの説明より引用)

に変更されてました

まあ、なにもしないよりは少しでも情報を得られた方がいいでしょうね
もしかしたら新版からの変更かも知れませんが、旧版で遊ぶにも問題ありません




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No title

買ったものの、遊んでないゲームの1つです。

完全日本語化はありがたいのですが、
最後に書いてある、2つの陣営の名前が
ありえなかったので、購入を見送りました。

ほんと、ないわー。

Re: No title

これならいっそ、アークライト流に萌えイラストにリメイク
しておけばいいんじゃないかと思いますがw

テキストが日本語化されてるのはいいんですけどね
プロフィール

流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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