きのこはかせ

◇きのこも山のにぎわい
ソロ② 004

2012年秋のゲームマーケットで登場したゲームですが、僕は同人系の新作はのきなみスルーしたので、後ですごろくやで買いました

「ドメモ」や「hanabi」っぽいという話だったので、興味があったのです


最初に9種類のきのこカードを1枚づつ配り、スタンドに立てて自分だけが見えないようにします

そして探索カードを9枚づつ配って手札として、そこから1枚づつ一斉オープンして自分の前に出していきます
このゲームのキモは、自分を含めたプレイヤーのきのこと同じ探索カードをプレイすれば得点になるところです

ただし、自分だけが見えているきのこは1点で、見えていない(つまり自分のカード)きのこを当てれば2点になります

自分だけがの見えているきのこのカードをプレイすれば確実に得点を取れますが、それは他プレイヤーに、本人のきのこ=”見えていないきのこ”の情報を教えることにもなります

要するにプレイヤーは他プレイヤーがプレイした情報を元に、自分自身の”見えていないきのこ”を推測していくゲームなのです

「ドメモ」なら、その他プレイヤーの開示している数字から自分の(見えない)数字を推測していきます
手番プレイヤーの宣言が当たろうと当たるまいと、その他のプレイヤーは手番プレイヤーがなぜその数字をコールしたのか、を想像し、手番プレイヤーが見ているであろう光景をイメージすることで自分の数字を予測していくプロセスが面白いゲームです
ソロ② 003
*せーの、で探索カードを一斉オープンする
もちろん自分のきのこカードは見えない。見えている2つのきのこをあえて外してみた
他の2人が、もしかしてこの水色か紫のどちらかのきのこだと思ってくれればいいけれど


ルールを読んだ限りでは、シンプルで、ブラフ要素や推理要素があって良さそうだったのですが、実際にプレイしてみると、ゲームの序盤では他プレイヤーに情報をあげたくなくてまったくかぶっていない情報カードを選びがちになります

もちろん、その逆手を取って堂々と見えているきのこの探索カードをプレイしてもいいのです
それで確実にポイントを取るのもいいのですが、それが続けばさすがに相手プレイヤーたちに本人のきのこを悟られてしまうでしょう

そしてこのゲームは、プレイごとに手札を全部となりにパスする、ドラフトゲームでもあります


そしてこれは3人プレイだったからかも知れませんが、見えている2人のキノコとかぶらないようにすると、けっこうな確率で自分のキノコが当たってしまうのです

つまり、当てずっぽうでもそこそこ点数が取れてしまうところがイマイチでした

そこで拡張ルールで遊んでみました

これはいわばルール変更カードで、3人プレイだと
・自分のカードを自分以外にに見せる
・自分のカードを自分だけが見る

のどちらかのルールになります

といってもひとつめは基本ルールと同じなので2番めの「自分だけがキノコカードを見る」ルールで遊んでみました

すると、さっきまでの温い空気が一変しました!
ソロ② 005
*拡張ルールの「自分だけがきのこを確認できる」ルール
探索カードはだいたい2種類のきのこが描かれているが、単品のカードもある
確率的には2面カードの方がいいので、単品カードが多いと手札を圧迫される
そしてドラフトするので、ここから1枚選んで手札を流さなければならない


プレイする探索カードで、自分のキノコカードを仕込んでおけば確実にポイントになるのは同じですが、今度は自分のキノコは”見えているキノコ”なので1点にしかなりません

そして確実に自分のキノコばかりプレイしていると、他プレイヤーにこちらのキノコを悟られてしまいます
他プレイヤーにとってはこちらのキノコは”見えていないキノコ”なので2点の価値があるのです

確実にポイントを取りにいくと、他人に高得点のチャンスを与えるかもしれないというジレンマ・・・、やっと面白くなってきました!

これは基本ルールより、自分だけが確認する拡張ルールの方が面白いです

そしてこのゲームには、かなり良くできている1枚立てのカードスタンドが付いています
このゲームを褒める人も、イマイチだという人も、このカードスタンドの存在だけはみんな褒めてるくらいよくできてます

ところが自分だけがきのこを確認するルールではカードスタンドが必要ないんですね
だからせっかくの売りのカードスタンドを使うべきか使わないべきかという別のジレンマもありますが(いや、使ってもいいんですけどね)
ソロ② 007
*プレイ人数によってルールカードの枚数が違う

もうひとつの拡張ルールは「かさばけ」を使います
通常のきのこカードの中に1枚、かさばけカードを混ぜて配ります

ランダムなので配られるかも知れないし、配られないかもしれません
一番の違いは、得点の入り方です

これまでのルールでは、探索カードに”知ってるきのこ”と”知らないきのこ”の両方が含まれていた場合は、1点だったのですが(低い方の得点を採用する)、かさばけが見えているプレイヤーは、この場合の得点が2点(高い方の得点を採用する)になります

そしてもし誰かのカードがかさばけだった場合に限り、ラウンド終了時に得点が低い方が勝利します


このかさばけルールが面白いのかどうかは、まだプレイしていないので解りません
ルールの解説書でも、このかさばけルールは通常ルールを数回遊んでから採用してください、と書いてあります


自分のカードを自分だけが確認するというルールにしてから俄然面白くなったのは確かですが、ラウンドの序盤はあまりプレイのしようがありません

例えば、自分のではないきのこを2枚続けて出せば、もしかしたらブラフに引っかかってくれるかもしれませんが、万が一、偶然にも他のプレイヤーのきのこだったりしたら、ブラフにはなりません

それどころか、高得点で当たってることになります

つまりやっぱり、けっこうあてずっぽうでいい勝負になってしまうのではないか、という懸念が消えません

あてずっぽうを避けるためには、適当に選んで外した場合はペナルティ(失点)にすることですが、それでうまくいくかどうかは(やってないので)わかりません
ソロ② 010
*緑の”やこうたけ”というのが自分の”見えていたきのこ”
ドラフトゲーの場合、下家にこのカードを渡したくない!というジレンマがあるが、このゲームの場合はあまり得点を取りにいくとバレバレ、という軽いジレンマがなくもない


いっそ4人で対面同士のパートナー戦にして、得点の入り方もちょっと調整すればまた違ったオモシロさがあるような気もしますが、どうでしょうか

イラストの雰囲気はマイルドだし、あてずっぽうでもどうにかなるバランスと捉えれば、小学生をまじえて軽く遊ぶにはちょうどいいのかも知れません

そして、きのこの山を得点チップにすれば盛り上がること間違いなしですね
kino.jpg

というわけで

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Author:流星キック1998
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