◇惨劇RoopeR
話題になったゲームです
これはものすご~く大雑把に説明すると、凄く複雑なマスターマインドです
つまり親(脚本家プレイヤー)が決めたルールを、試行錯誤しながら解明していくゲームで、文字通り「死んでおぼえる」ゲームでもあります
ルールが難しすぎても易しすぎてもゲームにならないという、かなり難易度が脚本家に求められるのでそもそもちゃんと遊べるハードルが高すぎるゲームでもあります
そして子プレイヤーも、どういうシナリオパーツがあるのかを把握していないと推理の取っ掛かりがつかめません
どっちに転んでもハードルが高いw
ゲーム会に持っていって、初見で楽しめるゲームではなさそうです
◇新世界 ムンドゥスノーヴス
これはなかなか面白かったです
カードをドラフト(選び取って)してセットコレクションしていくんだけど、10種10牌(カード)集めると即上がりというサドンデス勝ちもあるという
プレイ感は重いわけではないんだけど、その割にはなんだか時間が掛かるという印象があって最近はめっきり遊んでません
デザイナーは「キャメロットを覆う影」のカタラ&セルジュのコンビ
◇trick of the rails
トリックテイキングが好きなので気になってた同人ゲーム
元ネタは鉄道ゲームの1830とかそのあたりのシリーズらしいのですが、僕は鉄道ゲームに明るくないのでどのくらいそれらしいのかは判断できません
マストフォローで勝敗を決めるんだけど、面白いのは自分が出したカードは自分の持ち株になるということ
トリックで勝つと特定(そのスートの会社だったかな?)の会社の価値を上げることができる
最終的には株の価値で勝敗を決めた・・・ように記憶してます
要は、株ゲーなんですね
株の操作と株の購入をどうするか、というのはそれぞれ株ゲーによってシステム(メカニクス)が違ってますが、それをトリックテイキングにしたことでお手軽に遊べるようになってます
逆にお手軽すぎてコクがなかったように思います
トリテ好きはなかなか注文が多いのですw
◇card of the dead
こちらはゾンビめくりですね
山札から1枚めくってゾンビなら自分の前に配置して、アクションカードなら手札にし、イベントカードなら即、効果を処理します
ゾンビカードが自分の前に規定枚数溜まったら死亡・・・っていう
運ゲーは運ゲーなりに楽しさもあるのでゾンビからキャーキャー逃げて、ときには他プレイヤーに押し付けてハラハラできるのであればそれで問題はありません
しかしこのゲームには一つ大きな問題があって、カードテキストが英文のみです
国産の同人ゲームなのですが、なぜか日本語テキストがない、という謎仕様
これはもちろん”ゾンビ映画を体験する”というデザイナーの意図なのでしょうがテンポよくさっさと遊んでナンボのゲームでこれは大変大きなストレスです
◇フラッシュポイント
日本語版も発売されたバックドラフト系協力ゲームです
僕は『パンデミック』や『キャメロットを覆う影』などの協力ゲームが好きなのですが、なぜかこのゲームのルール・・・というか火災延焼などの処理がなかなか頭に入ってきませんでした
なんとかソロプレイで確認して、初級(ファミリールール)を5人で遊んだんですがまったくなんのトラブルもなく成功してしまい、拍子抜けしました
もちろん上級ルールこそが本当の戦いなのでしょうが、誰か一人はルールに熟知していたほうがいいのは間違いありません
機会があればちゃんと上級でヒーヒー言ってみたいところです(火だけに)
◇スリードラゴンアンティ
トリックテイキングなのですが、メイフォローです(スート縛りはない)
単純に数値の高さだけが勝敗の対象なのですが、カードには全部テキストがあります
そしてこのテキストの効果を発動させるには、直前のプレイヤー(上家)の出したカードの数値より以下のカードを出したときにしか発動しない、というルールです
つまりトリックに勝つには数値の高いカードを出さなければなりませんが、トリックに勝てなくても低い数値のカードでテキスト効果の恩恵を得ることができるのです
このルール読んだときは「おお、なるほど!」とテンション上がりましたねー
ところが実際遊んでみると、それほどテンションが上がらないというw
その理由は多分、テキスト効果をいちいち確認しなければならないのでテンポが悪くなるということがあります
このゲームは完全日本語版なので、ちゃんとカードのテキストも日本語になっているのはいいのですがこの文字が小さい小さい
さらにドラゴンには属性があり、その属性に関するテキスト効果などもありますが属性が【悪】、【善】と漢字だけなのも確認上等な仕様になってます
そういうわけで
属性ごとのリファレンスも作ったのですが、どうにもリプレイ欲求が沸いてきません
このトリックテイキングの仕掛けは面白いので残念ではありますが・・・
◇サンマルコ
お手軽エリアマジョリティ・・・だったかな
もうかなり忘れてますが、けっこうこちらの苦労がダイス運で吹っ飛ばされるという印象だけは残ってます
そこで評価が分かれるらしいのですが
「エルグランデ」では、あのタワーからジャラジャラ出てくるキューブというギミックは緻密なマネージメントを要求されるゲームにおいて、一種の開放感がありましたが、僕は基本的にダイス運が悪い星のもとに生まれたためにダイスには苦い思い出しかなかったりして
アクションカードを一山ごとに分割してドラフトしていく方法は面白かった記憶が・・・
この部分をカードゲーム化したものが確か「カナルグランデ」だと思われます
◇バーガージョイント
2人用のお手軽な拡大再生産系です
新宿イエサブで半額セールで買ったので和訳はついていませんでした
それほど難しい英語でもなかったのですが、最初のキューブの分配フェイズのやり方がどうにもよくわからず四苦八苦しました
いろんな人に聞いて、ようやく把握できたので機会があればまた遊んでみたい一品です
◇原始の火花
「電力会社」は熱狂的なファンが多いゲームです
僕は「電力会社」はどちらかというと苦手なゲームなのですが、同じようなシステムでテーマを原始世界にしたこのゲームはわりと好きです
電卓を使ってまで計算しなくてすむ、というのがズボラな自分には合ってるのでしょう
それから単純に木の実を収穫したり、魚や鹿、マンモスを狩るという行為が楽しいということもあります
◇カルタヘナ 反乱
以前遊んだときはとても面白かった記憶があったのですが、久しぶりに遊んでみたら猿カードの使い方を間違えてたということもあって、それほどでもなかったのが残念でした
プレイヤーは反乱が起こるまでに船長か反乱側のどちらかの方に付きます
しかしどちら側に付いたのかは、反乱が起こるまでは秘密なので、誰が自分の仲間なのかが分かりません
一種の正体隠匿系です
アクション選択もバースト系になっているなど工夫もありますし、一度は面白いと思ったのでまた機会があればもう一度遊んでみたいと思っているのですが・・・
その③へ続く・・・
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