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オドヴィル

◇奇妙な村の人生
バンガード 076

ゲーム会で遊ばせてもらって、非常に面白かったゲームです
タイトルは知っていたのですが、他であまりレポートやレビューを見ていなかったのでどんなゲームなのかまったく知りませんでした(つまりその日、遊ぶまで興味の対象外でした)

これはいわゆるリソースマネージメントのゲームです

お金や資源などのリソースをやりくりしながら、勝利点につながるように村を発展させていきます

各プレイヤーは4枚の役職カードを受け取ります
これはアクションカードで、みんな同じ構成のセットです
バンガード 079
*役職カードには3つのアクションの要素があるが、手番ではそのうちの1つだけを実行する

自分の手番になったらその4枚の中から1枚をプレイします
役職カードには3つのアクションがあって、その中から1つのアクションを実行します

・上段がお金で、0~3金まで獲得できます
・中断は資源で、1~4種類が選べます
・下段は獲得できる村カードの情報です


<お金アクション>
お金はなんに使うのかというと、いろんなところで使います
例えば村カードの獲得では左詰めになるほど無料ですが、山札に近い村カードはお金を支払わないと獲得できません

資源も、最初の1駒は無料ですが、それ以降はお金が掛かります
ちょい早取り要素があるわけです

このゲームではお金はなくてもなんとかなりますが、あればそれなりに有利になるという仕組みです

面白いのは、お金カードは村カードの裏面を利用していることです
お金として使う場合は、表面の村カードの要素は無視(というか見てはいけない)します

リソースマネージメント系のゲームは要素が多くなると扱うマテリアル(駒など)が多くなり盤面がゴチャゴチャしがちですが、これは1つのカードに2つの役割をもたせている省エネスタイルです

裏面がお金になるのは「ボーナンザ」でも使われてます
それに発展させるカードそのものがコストに関わってくるのは「サンファン」や「レースフォーザギャラクシー」の流れを汲んでいるのかも知れません

手番で使う役職(アクション)カードは使いきりで、4枚使った後に回収してまた使えるようになります

ただし
お金を払えば、途中で使った役職カードを回収することができます
値段はそのとき手札に残っている役職カードの枚数と同額です

2枚使った後にその2枚を回収したかったら、残り手札は2枚なので2金支払えばいいわけです

たとえば、資源は木材やレンガなどは何回か獲得に行けるだけの枚数がありますが、貴重な水晶を獲得できるアクションカードは1枚しかありません

続けて同じ役職カードを使いたければ、お金さえあればなんとかなるのです
実際のプレイでは、そこまで急がなければならない場面がなかったので、手札回収でお金を使うことはありませんでしたが
バンガード 082
*この役職で3金を得た
4種類の資源のどれでも獲得できるのはこのカードだけなので、貴重な水晶を取りにいくとお金が入らないことになる


<資源アクション>
資源も「アグリコラ」のように、木材やレンガの駒があるわけではありません
自分のワーカー駒を、資源ボードに配置することですでにその資源を持っている、ということになります

村を建設するには資源をコストで支払うのですが、必要とされる資源エリアにある自分の駒を引き上げることでコストを支払ったことになるのです

そしワーカー駒は価格の安いマスから優先的に引き上げなければならないので誰かが村コストを支払えば、だいたい無料マスが空くことになります

次のプレイヤーは資源を無料で獲得するチャンスでしょう
バンガード 084
*資源ボードに自分のワーカーを置くことで資源を得る
最初のマスは無料だけど、その後の2マスまで1金かかる
それ以降は、何人入っても2金均一でいくらでも置いてよい
実は、ゲーム終了時にこの資源ボードに残っているワーカー1駒につき1勝利点にもなる


<村アクション>
役職カードの下段には、無料で獲得できる村カードの範囲が示されてます
山札に近い村カードを入手するには多少のお金がかかるのです
バンガード 085
*役職カードの下段。村カード列の緑の部分にある村は無料だが、赤い範囲の村カードはいくらかかかる
どうしても欲しい村カードがあればお金を惜しんではいけない

このゲームの当面の目的は、村カードを建設していくことです
村カードには直接の勝利点もありますが、建設したときにさまざまなボーナス特典がついてきます

村を建設すると1金がもらえたり、好きな資源エリアにワーカー駒を置いたり(タダで)、すでに自分のワーカーが置いてある資源エリアに追加でワーカーを置いたり、いろいろなボーナスがあります
バンガード 091
*村カードの左上は勝利点に関するアイコン
右上の正方形のアイコンはキャラクターカードの紋章で、その紋章のキャラクターカードがもらえる
その下の小さなアイコンはボーナス効果
コインがあれば1金もらえるし、だいたいは好きな資源を追加でもらえたりする

この村カードは木材と岩をコストで支払って建設できる
勝利点は4で、建設時にニワトリ紋章のキャラクターカードがもらえて、水晶の資源も1つタダで獲得できる

ちなみに勝利点の横の宝石アイコンは、勝利点コンボの対象の目印
つまり建てられた村カードの宝石アイコンごとになん点、という勝利点ボーナスを持つ村カードが他にあるのだ


さらに道で繋がった村カードの恩恵も受けることができます
十字路のある村カードを上手く配置すれば、立てたばかりの村の効果プラス縦横に隣接している村のボーナス効果も授かるのです

こりゃウハウハですね!
役職カードだけでお金や資源を賄っていても微々たるものなので、村の建設ボーナスはかなり助かります
バンガード 088
*左上は初期配置されている村
プレイヤーが村を建てるときは、初期の村から繋がるように配置しなければならない
当然道は繋がってなければならないが、道がないところ同士を隣接してもよい

しかし村は建設すると、道で繋がった隣村からもボーナス効果を得られるのが大きい!
さっき、道がないところで隣接してもいいと説明したけど、隣接して建てても問題ないがその場合はとなり村のボーナスの恩恵は得られないことになるのだ

利権をむさぼれ!


そして村を建設する一番の理由は
誰かが6件の村を建てたらゲームは終了となり、ゲームの性質上ほぼ6件建てたプレイヤーが勝利するからです

村建設の利権はまだあります

村を建設すると、さらにキャラクターカードを獲得します
これは、コストが1金安くなったり、村を建てたときに道が繋がってなくても隣村のボーナス効果を得られたり、なかなかお得な効果が満載です

しかもこれはもっている限り、永続的に利用できるのです(ただし手番に1回)

これはかなり強力なサポートです
かなりどころか強すぎるくらいです

これらのカードは最初から4種類がオープンされていて、どの村を建てればどのキャラクターを獲得できるかわかってます
早いもの勝ちです

よさそうな効果のキャラクターをいち早く獲得すれば、かなりのアドバンテージになります
それじゃあ、出遅れたプレイヤーは不利になるばかりですが・・・うーむ

えらく乱暴なルールだなぁ、と思ったのですが、実は、キャラクターが枯渇した後、誰かが村を建てて枯渇した紋章のキャラクターを得る場合はなんと!
すでにプレイヤーが所持しているその紋章のキャラクターは強制的に戻されて新しい山札になってしまうのです!

効果は永続的といいましたが、永遠にオイシイ思いはできないんですねー

だから出遅れたプレイヤーは枯渇しているキャラクターを狙ってその村を建て、いままで美味い汁をすするだけすすっていたプレイヤーたちの手元からキャラクターを巻き上げることができるんです

その後、新しい山札からランダムにキャラを獲得できますから、今度は自分ひとりが当分は美味い汁をすすれるわけです。ずず、ずいーーーーっと
バンガード 093
*4種類のキャラクターは最初からオープンされている
どの村を建てたらどのキャラクターが得られるか解かるわけだ

どのキャラクターもハズレはないので、てなりで獲得してもいいし、どうしてもそのキャラクターが欲しいからその紋章の村を建てるためにやりくりしてもいい


勝利点はキャラクターにもありますが、大部分は村から獲得します
村の建て方によっては、勝利点が跳ね上がるコンボもあります

ですから「あの村を隣に建てたら勝利点が高くなる」というような村カードは、多少お金がかかっても先に押さえておく必要があります

ただし村カードは2枚までしか持てませんが
(ちなみにお金カードは5金までしか持てません)


「オドヴィル」はけっこう入り組んだ構造を持ったゲームなので最初はとまどいますが、村が建ち始めると加速度的に発展してゲームが終わります

そもそもゲームのさまざまな要素は、プレイヤーに村を建てさせるように仕向けてます
要するに村の建設合戦となって、どうしたって収束するようになっているのです
バンガード 095
*黄色の駒が6件目の村を建てたのでゲーム終了
他のプレイヤーは2件づつなので、村の勝利点だけでもこれだけでけっこうな差がつく
一人を走らせてはいけないのだ


エッセンで評判になり、日本でも愛好家が続出している「キーフラワー」のように、じっくり他人との絡みを堪能しながら自分の村を発展させていくのも楽しいですが、このゲームのようなスピード感も捨てがたい魅力です

なにより60分級でそれなりに充実感が味わえるのですから、続けてもう1ゲームやったって疲れません

僕もオススメされるまでまったくのノーマークでしたが、このサイズでこのコストパフォーマンスの良さは「グレンモア」といい勝負です

「ゲーム会の終了まであと1時間しかないけど、なんか面白いゲームない?」
と聞かれたら、このゲームを出しておけば間違いないでしょう

ということで
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流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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