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ペルポネソス

◇贅沢品は使いよう
恋ヶ窪 031

自分の都市や文明を発展させて勝利点を稼ぐ系のゲームです

個人ボードを持ちます
ゲームの最初に、初期タイルをランダムで選びます
初期タイルには、最初に受け取るお金と資源の情報があります。これは〔木材〕をもらえる人、〔麦〕をもらえる人という具合にプレイヤーごとにちょっとづつ違ってます

ゲームの流れを大雑把に説明すると、自分の領土を拡大させて、ラウンド終わりに資源などの収入を得て、それらを使ってまた文明や土地を発展させていく、ということになります

いわゆる拡大再生産というジャンルでしょうか

①タイル公開フェイズ
ラウンドの最初に、プレイ人数分のタイルがオープンされます
今回は3人プレイだったので、3タイルオープンされるわけです

さらに全部で5枚になるように追加でオープンします。3人プレイの場合は、追加で2タイルめくらることになるわけですが、この2枚は上段に配置します
恋ヶ窪 033
*3人プレイなので下段に3タイルオープンする
そして5枚までめくるので、コンクエストタイルの横にあと2枚オープンする
タイルの左下の数字アイコンは、そのタイルの競り値の最低額

上段のタイル2枚は、コンクエストの効果でさらに+3金上乗せさせられる


②競りフェイズ
これらのタイルは競りで獲得します
手番順に競りアクションをしていくんですが、タイルには最低額の競り値が書かれてます
そのタイルが欲しければ最低額以上のコインを積んで、欲しいタイルのそばに置くわけです

それ以降のプレイヤーも同じように行いますが、先に誰かが値付けしたタイルに後から競りに行くときは、レイズしなければなりません

そして後からレイズされて追い出されたプレイヤーは、そのお金をそのまま他のタイルの競りに使います
一種の、押し出し競り(ところてん競り)ですね

このとき、押し出されたコインは移動先のタイルの最低額以上でなければそのタイルに入札できません
足りないからといって、手元のお金を追加することができないのです

このルール(縛り)のせいで、一番最初に入札するプレイヤーも最低額だけを入札すればいいというわけにはいきません
万が一追い出されたときに、他のタイルへ移動できるくらいの色を着けた値段設定をしておく必要があるのです

といってもお金はカツカツなので、あまり上乗せしておくというわけにもいきません
このあたりは一番最初にタイルを選べるプレイヤーのジレンマですね

まあ、最悪、他のタイルに入札できない/したくない場合は競りに使ったコインは戻ってきますし、降り賃として1金ももらえます

さらにいえば、競りで手番が来たときに最初から入札しないことを選べば3金もらえます
3金はなかなかのお金なので、ゲーム中どこかでしゃがむ(我慢する)場面もでてくるでしょう
恋ヶ窪 036
*手番順に、欲しいタイルの横に自分のプレイヤーマーカーと共にコインを置いてビッドする
後手番のプレイヤーは、先に置かれたビッドを追い出すことができるがレイズしなければならない

しかし競りは1順だけなので、なんども追い出し追い出されを繰り返すことはない
追い出されたら、別のタイルにビッドしなおすか1金もらって引っ込めてもよい
そして次のラウンドの手番順は一番お金を使ったプレイヤーから順番に決まっていく


いったん競りを降りてしまったらもうそのラウンドでは競りに参加できません
ラウンド中にタイルを獲得できるのはこの競りフェイズのみです

だから参加したなら最悪1タイルは入手しないと手番が無駄になってしまいます

4人以下でのプレイでは、追加タイルがめくられて上段に置かれます(今回の場合は上段に2枚)
しかしここのタイルは、タイルの最低額+3金で買わなければなりません

この上段のタイルは競りではなく、欲しければ+3金で買えるタイルなのです
早い者勝ちなので、どうしても欲しければちょっとお高い金額で買うことになります

しかしゲームが進むにつれタイルの額は高くなってくるので後半はなかなか即金でここのタイルを買うというが難しくなってくるんですよー
恋ヶ窪 035
*上段はちょっとお高いセレブタイル
こちらは言い値で買うことができる。競りで高い値段をつけるなら上段のタイルを買った方が早いこともあるけれど、そこに欲しいタイルがあるかどうか


③タイル配置フェイズ
全プレイヤーが入札(パス/降り)し終わったら、獲得したタイルを自分の場に配置します

タイルは〔建物〕と〔土地〕の2種類があります
初期文明タイルの左に〔建物〕を、右方向に〔土地〕タイルをつなげて行きます
ただし〔土地〕を繋げるにはちょっとした縛りがあります

〔土地〕は資源を産むタイルですが、その種類が一致するタイルしか繋げることができません

初期文明のタイルの資源アイコンが【木材】だとすると、最初に繋ぐことができる土地タイルは少なくとも【木材】アイコンが必須なのです

もし【木材】+【鉱石】のタイルを繋げたら、さらにその先に繋げる土地タイルは【木材】か【鉱石】アイコンがあればよろしい

しりとり的に繋げていくわけですね

この縛りがあるために、そのラウンドで欲しいタイルがしぼられてきます
だから競りフェイズで欲しいタイルが被ったり、被らなかったりするので競りフェイズは頭が痛くなるほど悩ましいわけではありません

もちろん自分が欲しいわけでもないタイルに入札して、それをどうしても欲しいプレイヤーのために競り値を釣り上げてあげることは自由です
ヤフオクみたいですがw
恋ヶ窪 040
*土地タイルはアイコン縛りが発生する
初期タイルは【木材】だったので、木材/麦で繋げてまた木材オンリーのタイルを繋げた
おかげで【石】はまったく入ってこないけど、木材は6収入、麦は2収入となる
これはラウンドごとに加算されていくので、資源収入はさらに増えていく

パラメータは味気ないという印象もあるけど、これだけ増えていくとアグリコラみたいに個別のリソース駒だと扱いが大変になるのだ
まあ、パラメータは収支決算表を眺めてる気分ではあるけどw



〔建物タイル〕には繋げる縛りはありませんが、建設コストがかかります

このゲームでは【木材】や【鉱石】、【麦】などのリソースは個人ボードのパラメータで管理します
そしてコストの分だけ、必要な資源のメータを下げるわけです

では、コストが支払えなかったらどうなるかというと、安心してください
それでも〔建物タイル〕を配置することができます

ただし、手元の1コインをそのタイルの上に乗せてください
これはいうなれば(前借り)をした、という印しみたいなものです

前借りとはいえ、タイルの効果はしっかり受けられます
そこから得られる収入はしっかりもらえるので安心です

前借りは、決算時にコストが支払えばOKです

ただし
決算時にコストが支払えないとその〔建物タイル〕は没収されます

タイルはそのまま勝利点でもあるので、なるべくなら前借りコストは支払っておくほうがいいでしょう
恋ヶ窪 038
*中央が初期タイルで、土地タイルはその右方向、都市タイルは左方向に発展していく
土地タイルは競りで獲得したらそのまま配置できるが、都市タイルはさらに左上のコストを支払うことになる
しかしコストが払えなければ前借り建設として、手元の1コインをそのタイルに乗せておく
このとき支払えなかったコストは供給フェイズが発生したときに支払おう


これらのタイルを配置したら配置ボーナスとしてタイルの右上のアイコンの収入が即、入ります
といっても【人口】かお金ですが

このゲームにおいて【人口】は重要です

④収入フェイズ
ラウンド終了時には収入フェイズがあります
すでに配置しているタイルから資源をもらえるのはもちろんですが、人口に対応した現金収入もあるのです

タイルを獲得するには競りで使うお金が必要⇒お金を得るには人口が必要⇒人口を増やすにはタイルを獲得することが必要、という流れです

これらが三位一体となって、オレ文明を発展させていくことになるんですね

さらに重要なことは、ゲーム終了時に人口は勝利点の対象になるからです
恋ヶ窪 040
*個人ボードの上段は左から【木材】【石】【麦】のパラメータ
下段左が【人口】、右が【贅沢品】

【人口】のメータによって、そのラウンドにもらえるお金が決まる
収入はその列の下のお金アイコンに記されている
いま人口は8なので4金収入

人口14以上になると、5金に加え贅沢品の収入もあるでよ



⑤災害フェイズ
ラウンドの最後には災害がやってきます

とはいえ、すぐになんらかの災害に見舞われるわけではありません

テーブル上には5枚の災害タイルが見えてます
そして袋から災害チットを2枚ドローして、対応する災害タイルに乗せていきます

同じ災害チットが3枚溜まったら、災害が巻き起こるのです

だから逆にいえば1ラウンド目の終わりでは絶対に災害は起こりません
最短で2ラウンド目ですが、どういう災害が起こるのかはわかってるので、いざというときのために備えておく必要はあります

例えば「地震」が発生した場合は、建物タイル1枚につき、【木材1】【石材1】を失います
そしてこのとき、これらの損害を支払えなければ(支払いたくなければ)、守れなかった建物タイルは破壊されます

1タイルにつき木材と石材が1個づつ必要なので、いくら木材をたくさんもっていても石材が1個もなければ地震から建物を守ることはできません

やがて来るであろう災害に備えて、資源を蓄える必要があるのです


もちろん、災害が起こらなければさっさと次のラウンドを始めましょう
恋ヶ窪 039
*最初から5種類の災害が起こることはあらかじめ判ってる
ラウンドの最後に袋から2チットドローして、対応している災害タイルに乗せていく
まだ1チットづつなので問題ないけれど、これが2チットに溜まったらリーチ
3枚目のチットがドローされたら災害が起こる

同時に2災害起こることもありうるのだ


拡大生産する一方で、災害などのリスクをうまくマネージメントしなければならないのですがリスクは災害だけではありません

タイルは裏面のA,B,Cの順番にめくられていきますが、BとCのタイル山には1枚づつ〔供給アイコン〕のあるタイルが含まれてます

このタイルがめくられたら、人口に対して食料を供給しなければならないのです
いうなれば「メシの時間」です

食料とは【麦】です
賄える麦が足りない場合は、残念ながら人口が減少してしまいます

人口はお金の収入源でもあり、勝利点でもあるので、人口の減少は痛い!
麦の代わりに木材を食わせることはできないので、タイル山がBになったら気をつけましょう

さらに、前借りで建てタイルのコストをこのタイミングで支払います(乗せたおいたコインは手元に戻ります)
もし支払えなければそのタイルは没収です
恋ヶ窪 042
*災害を防いでくれるタイルなので、競りが熱くなってる
ちなみにその横のタイルに〔人口=麦〕のアイコンがあるけれど、これが供給アイコン
このタイルがめくられた瞬間に、ひとまず人民にメシを食わさなければならない



Cタイルの山が尽きたら、そのラウンドでゲームは終了します(8ラウンド)
そして最終ラウンドの最後にも供給フェイズが発生しますので、人民にメシを食わせてください

得点は2種類あります

「名声得点」は建物、土地タイルの勝利点。そして3金ごとに1勝利点、これらの合計点です

「人口得点」は人口のメータの数字×3の勝利点です
人口が10なら30勝利点というわけです


そしてこの2種類の勝利点で低い方が最終得点になります
つまり、いくらタイルで50点くらい取っても、人口が0なら0点です

複数の得点で最低点が勝利点というのはチグユー方式ですね
恋ヶ窪 040
*土地や都市タイルの中央上部に勝利点がある
この場合だと10点。さらに3コインにつき1点もらえる。この合計が名声点となる

これと人口点を比べる
この場合だと人口のメータは8なので×3=24点になる

名声点の方が低いので、最終勝利点は10点にしかならない。トホホ




最初は複雑なのかなーと思いましたが、思いのほかシンプルでしかも時間がかからずに楽しめました
ただし、例によっていくつかルールミスがありました

災害フェイズではチットを2枚ドローして対応するタイルにどんどん溜めていくのですが、今回は災害チットを1枚づつしかドローしなかったのでちっとも災害が起きませんでした

災害チットは1つだけスカがあって全部で16チットあります
つまり8ラウンドでちょうど全部のチットをドローするようになってるんですね

だから5つの災害はゲーム中に必ず全部発生する、ということです
その順番はどうあれ

それから、前借り建設ですが、ゲーム中いつでも支払えるということにしてましたがルールによれば供給フェイズのタイミングで支払うようです
恋ヶ窪 034


とはいえ
それほど資源がカツカツにならないのは【贅沢品】というパラメータがあるからです

木材、石材、麦の3種類の資源が上限いっぱいでカウンターストップしたら、それ以降は贅沢品のパラメータに置き換えます

タイルが増えていくごとに資源収入も毎ラウンド、ガンガン増えていくので上限を超えた分はどんどん贅沢品のパラメータがあがっていきます

贅沢品の上限は20ですが、20を超えた場合のマーカーもちゃんと用意されてます
そして贅沢品は2:1で好きな資源に変換できるんですね

ですから、3種類の資源を満遍なく集められなくてもなにかを特化して贅沢品を増やすことで、まあ、資源に関してはどうにでもなります

それだけ緩いからこそ、災害が必ず起こるようになっていてリスクを管理させるようにデザインされてるんですね

5人までプレイできるのですが、競りのタイルはプレイ人数分保障されますし、お金がカツカツなのはみんな同じなので、せいぜい1回しゃがむくらいで済みます

競り以外はほぼソロプレイなのですが、やはりというかなんというか、このゲームはソロでも遊べるようになってます
恋ヶ窪 032


そして建物タイルのお約束、特別能力のある建物もあります
一番解りやすいのは、特定の災害を防いでくれる建物でしょう

他にも、競りで同額でも後から入札できるとか、土地タイルの配置縛りルールを無視していい能力とか、いろいろあります

といって、その能力でコンボを決めるにはどういう組み合わせがあるか悩むほど、多くも、複雑でもありません
そのあたりも、お手軽に遊べるサイズに収まってる原因でしょう

まあ今回はまったく災害が起こらない平和なセッションでしたが(ルール間違ってたからねッ)贅沢品があるために融通が利きやすく、資源もラウンドが進むほどにザックザック入ってくるのでお手軽に大富豪気分にもなれます

電卓を弾かなければ資源がショートするような、胃が痛くなるようなマネージメントは不要です
ゆるーく、たまには災害に備えることを忘れずにまったり遊ぶのが吉、でせう


ということで
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遊んでみたい!

デジタルゲーム出身からすると、かなり遊んでみたいと思ったゲームです。

Re: 遊んでみたい!

ルールは簡単で面白いですよ(と、いいながら災害ルールを間違えてたようですがw)

ソロプレイもできるので僕も欲しいと思ったんですが、ちょっとお高いんですよねー、コレ
まあ、国分寺が再開したらぜひ遊ばせてもらいましょう
プロフィール

流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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