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ザ・シティ The City

◇レース・フォー・ザ・シティ
でんぷち 005

最初にどちらかで紹介記事を見たときに、T・レーマンカードをコストとして都市を建てていくと聞いてお手軽なR4tGかなーと予想してましたが、その通りでした

つまり
良くも悪くも期待に100%答えてくれるカードゲームだったのです

ルール説明も「サンファン」を知っていればすぐに理解でき、「レースフォーザギャラクシー」を知っていれば説明する必要すらありません

宇宙の種族による文明開発/発展する代わりに、今回はどこかの近代的な都市開発をします
宇宙から比べるとグッとスケールダウンしてますが、その代わりとっつきはずっと良くなってる・・・ようなそうでもないようなw

手札は例によって7枚ディール、2枚捨ての、5枚スタートです

ゲームに慣れていないうちは、どの2枚を捨てていいのか判らないだろうから、コストが高いカードを捨てとけ、とルールが教えてくれます

僕も、和訳シールは貼ったのはいいのですが、ほとんどカード内容を理解してませんでしたのでとりあえず6やら9コストなんか速効、ディスカードです

と思ったら、ドローした7枚がコスト1~2ばかりで逆になにを捨てればいいか迷ってしまいましたが


「R4tG」では初期惑星カードが配られるので、最初にどういう方向でゲームを進めていいかまだ指針がありましたが、今回はまったくの白紙です
都市開発はノープランで始まるわけです

まあいいや
どうせみんな解ってないんですから、適当に2枚選んで捨ててしまえ、ってことで

ラウンドは
①カード一斉オープン
②コストを支払ってそのカードを建てる
③収入/勝利点フェイズ


を繰り返します
でんぷち 006
*建てたいカードを1枚伏せて一斉オープン。あとはコストを支払うだけ

「サンファン」と「R4tG」は、兄弟のようなカードゲームです
映画でいえば「リオロボ」と「リオブラボー」くらい似てますが(by森卓也)、一番の違いは「R4tG」の方がスピード感、満載、ということです

役割りの選択で駆け引きをさせる「サンファン」に比べて「R4tG」の方は
「自分のやりたいことやりゃあいいじゃん、アニキ」
という、遊び人的な弟ゲームなのです

それでも「R4tG」では5つあるアクションを選びますが、さらに末っ子の「The City」では建設アクションしかありません

「5つも選ぶのかったりーよ、R4兄ちゃん!」
悩むのはどのカードを建てるか、だけです

なんならいちいち伏せて一斉にオープンする手間も省いてもいいくらいですが、ルールを解ってくるとさすがに一応伏せておいたほうがいい、ということが後で判ってきます

コスト、つまり残り手札から必要枚数を支払ったら自分の前にそのカードを建てたことになります
そして、建てたカードのアイコンを確認して収入と勝利点を得ます

$アイコン(収入)は、得られるカードの枚数です
このゲームでは手札は自動的に増えません

自分の前に建設したカードの$の合計だけ、山札からドローしてこれるのです
でんぷち 007
*3枚しか見えてませんが、この場合、収入は左のカードの$1と、真ん中の”噴水アイコンにつき$1”を数えると噴水アイコンは4つあるので$4となる
つまり合計5枚ドローできるのだ

真ん中の「シティホール」はプレイヤーごとに1枚しか建てられない

そして勝利点は17点
コストが高いのは勝利点も高い


建物が増えてくれば収入の合計も増えてきますが、最初など[$1]収入くらいにしかなりません
[$0]のカードを立ててしまったら収入も0ということになります

これではどんどんジリ貧になりそうですが、しっかりお助けの手段が用意されてます

カードの建設をパスすることで、山札から1枚ドローしてこれるのです

この場合
山札から5枚ドローして手札に入れて、そこから4枚を選んで捨てます
*かつてのドイツ語ルールでは5枚ドローした中から1枚選ぶと書かれてましたが、それはエラッタだそうです
5枚ドローして、手札全体から選んで4枚捨てるのが正しいルールです

この手のゲームでは、欲しいカード、必要なカードをドローしてくるのは大事なことなので、多めにドローしてそこから1枚だけ選ぶ、というやり方をよくやります

もう1つ、お助けの手段があります

ゲームの最初に各プレイヤーは【建築家】カードを1枚づつ受け取り、手札とは別にテーブルに置いてあります

このカードはコスト0で建てることができます
[$1]がついているので、毎回、必ず1ドローできるわけです

そして【建築家】はゲーム中、いつでも手札からカードを建てる代わりに利用できます

だったら、初期カードとして最初からプレイヤーの前に建っていても良さそうなものですが(「R4tG」の初期惑星のように)、まあそうしない理由はもちろんあるんですよ
でんぷち 008
*一番手前が「建築家カード」

ラウンドの最後は収入フェイズです
カードの下方には[$]と[☆]のアイコンがあります
[$]は山札からドローですが、[☆]は勝利点を表してます

一度建てたカードは除去されることはないので、[☆]は毎回上書きされていきます
勝利点が高いカードは当然コストも高いので、最初は建てられませんが[☆1]でも早いうちに建てておけばコツコツと毎回勝利点が入ってくるのです

誰かが50勝利点に達したら、ゲーム終了です
でんぷち 009


カードの収入/勝利点アイコンの横にプラス効果がある場合があります
例えば【レストラン】は基本的に収入は無し([$0])ですが[自分が建設したビジネスセンターにつき:$+1]という効果を持ってます

つまり【ビジネスセンター】を3枚建てれば、3枚ドローできるわけです
※間違い。「自分のエリアにビジネスセンターが1枚でも建っていれば$:1になる」が正しい
つまり何枚ビジネスセンターを建てても、ドローは+1枚のみ

恋ヶ窪3月10日 003
*【レストラン】は【ビジネスセンター】が自分のエリアにあれば、インカムが$1になる
つまりこの2枚でインカム合計は$2で、これ以上【レストラン】のボーナスは増えない
だからといってもうこれ以上【ビジネスセンター】を建てなくていいかというと、そうでもない
なぜなら[噴水アイコン]が2個もあるので、噴水ボーナスを狙うことができるからだ


他には【オフィスビル】【ファッションブティック】【工業団地】【バスターミナル】【橋】なども和訳シールの「~1枚につき」というのは間違いで、「○○が建っていれば$:1になる」という効果です
恋ヶ窪3月10日 004
*うかつに和訳シールを貼ってしまうとルールミスに気づかない
他にも見落としがあるかも知れないなぁ・・・

このプラス効果は勝利点にもあります
【大学】はそれだけでも[☆4]を持ってますが[場に出ている学校につき:☆+1]というプラス効果があります

これは自分が建てた【学校】だけではなく、他人が建てている【学校】も対象になります
だからいい気になって【学校】を建てていると、他人のポイントになってしまうのです!

最初のフェイズで「いっそ伏せなくてもいいんじゃないか」と思いましたが、場全体に関わる効果のあるカードがあるので、そうも言ってられません

【大学】を早めに建てて、【学校】を建てさせるのを牽制できるわけです
しかしみんなが【大学】を建て始めると、誰かが【研究センター】を建ててきます

【研究センター】は[場に出ている大学につき:☆+2]という大学殺しの切り札なのです!

得点の稼ぎ方はスクール系ばかりではなく、オフィス系や住宅系、自動車系、噴水系などいろいろ取り揃えております
それらの中からいかにして効率よく勝利点を稼ぐエンジンを組みあげるか、それがこの手のゲームの一番楽しいところでしょう!

できれば「R4tG」のように、種族ごと(系統)に色分けでもしておいてくれると攻める方向性が解りやすいのですが、どういう系統が効率よく稼げるのかは多少のゲーム慣れが必要です
恋ヶ窪3月10日 004
*「地下鉄」のように、対戦相手の一人を対象にするカードもある
誰かがひたすら噴水アイコンカードを建ててたらチャンス
噴水アイコンがたくさんあればあるほど、こちらの得点になるのだ


基本的に、1ターンで建設できるカードは1枚だけですが【建築作業小屋】を持っていると1ターンに2枚のカードを建てることができます

ただし、2枚とも4コスト以下の場合に限りですが(もちろん高コストのカードを1枚だけ建てるという普通の建築アクションをしてもOKです)

勝利点ボーナスが付くような安いカードをボコボコ建てるには便利そうですが、実はすでに【建築家】を利用していると(建てていると)この【建築作業小屋】を建てることができません
恋ヶ窪3月10日 001
*「建築作業小屋」と「建築家」

・・・と、ここまで書いてきて疑問が出てきました
実はゲーム中にも疑問が出たんですが【建築家】を利用してしまうと【建築作業小屋】が建てられないというのは解ります

では先に【建築作業小屋】を建てた後に【建築家】を利用(建てる)する場合に、【建築作業小屋】をディスカードするのか、それとももう【建築家】は利用することができないのか、という疑問です

そこでgeekでそれらしい質問が出ていたのでチェックしてみました

すると【建築作業小屋】と【建築家】は同時にエリアに建てることができるそうです

しかし【建築家】のカード和訳には
「建築作業小屋は建てられません」と書かれてます

そこでカードテキストの英語版をgeekから見つけて確認しました
するとそこには
「Cannot be built with the Construction Gang」
と書かれてます

これは
「建築家は、建築作業小屋(の特殊能力)では建てられない」という意味ではないでしょうか

【建築作業小屋】は、コスト4以下のカードを2枚建てられる特殊能力があります
コスト0の【建築家】を、その能力で2枚のうちの1枚として建てることはできない、という意味のようです

そういう意味だとすると【建築家】を建ててから【建築作業小屋】を建てることもできそうです

【建築作業小屋】は2枚しか存在しません
ですからそれをドローしてくるまで【建築家】の利用を我慢するか、それともさっさとあきらめて【建築家】を利用するか、というジレンマがあるのかと思ったのですがそうではなさそうです


それから勝利点の合計の仕方も間違えてました
毎回、自分のエリアの勝利点を合算して計上してたんですがこれは間違いです

例えば自分のエリアに勝利点合計10点だとして、そのラウンドでカードを建てなかった場合、勝利点は10点のままです

前ラウンドの10点に加えて、今回も10点加算されて通算で20点になるわけではありません
※間違い。というか最初間違えてたという計算方式が正解でした
毎ラウンド勝利点を計算して、それまでの勝利点と合計します
つまりすでに10勝利点建っていれば、毎ラウンドなにもしなくても+10勝利点が加算されていくらしいのです

あくまで、エリアの合計得点が50点以上になったらゲーム終了でした
どうりでゲームが早く終わったはずですw

得点計算の仕方としては、紙で記録するようにルールには書かれてますが、チップを使う方が楽です(geekでT・レーマン自身が奨めてます)

もちろんクリベッジボードや、カルカソンヌボードでもOKです

前述したように場全体のカードに関わって勝利点が入ってくるので、ゲームが後半になるほど勝利点もガンガン上がってきます
ですから他プレイヤーの勝利点を上げないようなカードを選んでいくことになるのです

場の全体に影響する、という概念は「R4tG」にはなかったものです(もしかしたら拡張であるかも知れませんが)

これによって、多少のインタラクションが発生していることは間違いありません
もうこれでソロプレイっぽい、とは言われないかも知れませんね


さらに
エリアにあるカードを建ててないと、建築許可が下りないカードというのもあります
例えば【オフィスビル】を建てるには【高層住宅】か【テラスハウス】【住宅】【居住地】のいずれかを建てていないといけません(どれか1つでOK)

これもカードテキストに書かれてます

一方で【高級住宅】のカードには「学校を許可する」と書かれてます
こちらは【高級住宅】を建てていれば、【学校】を建てることができるということですが、この言い回しがわかりにくいので最初は「建てるのに必要」と「許可する」のをしっかり把握しておく必要はあります
恋ヶ窪3月10日 003
*”建設に必要”は、それらのカードを先に建ててないとそのカードを建てることができない
「オフィスビル」は住宅やテラスハウスが建ってないと建てられないのだ
つまり、住民が住んでいる場所でなければオフィスビルを建てる需要がない、というわけ

”建設許可”は、そのカードを建てておけばテキストのカードが建てられる


実際は、カード慣れしていないとカードを建てるのに、どのカードの許可が必要なのかとか、どのカードを建てれば得点が増えていくのかということをテキストで確認しなければならないために、けっこうつっかかります

それと、勝利点は毎回上書きされていき、しかも他人が建てたアイコンもその対象だったりするので注意深く全体を確認しなければならない煩わしさはちょっと残念です
(インタラクションがあると、こういう負の要素も発生するんですね)



このように
ゲーム自体はすこぶる簡単で、スピーディなのですが、若干のテキスト依存がありしかも英語版が流通していないので日本で遊ぶ機会が少ないのは残念です

できれば完全日本語版を出して欲しいところなのですが、どうでしょうか

というのも和訳シールをほぼ全カードに貼ることになるので、そうするとAMIGOの小箱ではフタが浮いてしまうのでカラーゴムで留めるしかないのです

もうちょっと箱を大きくして、得点チップつきで完全日本語版が出たらいいなー


ということで
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初めまして

初めまして!
いつも楽しく読ませていただいています。

建築作業小屋と建築家は参考になりました。
建築作業小屋は2枚しかないので、妙な縛りだなと
感じていましたがすっきりしました。

さて、勝利点の合計の仕方ですが毎回自分の場のカードを
全てカウントアップする方式で正しいのではないでしょうか?

追加で出したカードのみ勝利点とする方式をとった場合、
序盤に0ドロー、1勝利点のようなカードを出す意味が無くなって
しまう様な気がします。
また、建築作業小屋の2枚出しも別荘以外使い道が無くなって
しまう様に感じました。

追加で出したカードのみ勝利点とする方式でプレイしたことが
ないので、良く分からない部分もありますが短時間で決着の
つくゲームですから毎回カウントアップする方式で良い気がします。

ちなみに毎回カウントアップする方式であれば、通常は7~9
ターン前後で勝負がつきます。

ご参考になればと思いまして、書き込みさせていただきました。

ではでは。

Re: 初めまして

Spookyさん、こんにちわ

>さて、勝利点の合計の仕方ですが毎回自分の場のカードを
>全てカウントアップする方式で正しいのではないでしょうか?

そうですね
毎ラウンド、自分の場の得点を数えなおす、ということです

新しいカードを建設したら(もちろん他人との絡みがある場合も)、改めて”今、何点か”を計算して、その差額のチップを獲得していく、という意味で記事を書きました

解り難かったらごめんなさい

ルールでは紙に記録するように奨めてあります
毎ラウンド、計算して記録するようにした方が、間違いもないように思いますね

返信ありがとうございます。

流星キックさん、こんにちは。

早速の返信ありがとうございます。私の勘違いだったらすいません。
どうやらお互いにニュアンスが伝わっていないようです。

流星キックさんの記事で以下の様な記載がありました。
>例えば自分のエリアに勝利点合計10点だとして、そのラウンドでカードを建てなかった場合、勝利点は10点のままです
>前ラウンドの10点に加えて、今回も10点加算されて通算で20点になるわけではありません

これが、違和感があると言いたかったのです。

勝利点10点の場を作った場合、次のターンカードをプレイしなかった
ら追加で10点となり、通算で20点になる計算方式が正しいのではない
かと思います。

そうしなければ、序盤に先ほど述べたようなカードをプレイする価
値が無くなってしまうからです。

前ラウンドとの差分方式の場合は、序盤カードを増やすカードを中
心にプレイを行い、終盤勝利点の高いカードをプレイする方法以外
勝利が難しいと思いますが、どうでしょうか?



ちなみに、得点計算については私はポーカーチップを使っています。


また、読み直して気になってしまった点がありまして...
Bürogebäude(オフィスビル)の効果ですが、$1+1 mit Reihenhaus と
原文では記述があります。これは、Reihenhaus が自分の場に(少なく
とも1枚)あれば追加で1金得る だと思います。mit は with であり、
per ではない事をレーマンが書き込んでいます。

気になる場合は、以下の URL の 2. の回答を確認して頂ければと
思います。
http://www.boardgamegeek.com/thread/773220/some-questions-for-cards-functions

やっぱりドイツ語は敷居が高いですよね。私もドイツ語が読めない
ので怪しい部分が多いですが、ご参考になれば幸いです。

ではでは。

Re: 返信ありがとうございます。

> 勝利点10点の場を作った場合、次のターンカードをプレイしなかった
> ら追加で10点となり、通算で20点になる計算方式が正しいのではない
> かと思います。

おお、それでは最初間違えてた計算方法が正しかったんですね!
確かに英文ルール(プロトタイプ)には
Add a player's victory points to their previous total and record it.
とありました

> Bürogebäude(オフィスビル)の効果ですが、$1+1 mit Reihenhaus と
> 原文では記述があります。これは、Reihenhaus が自分の場に(少なく
> とも1枚)あれば追加で1金得る だと思います。mit は with であり、
> per ではない事をレーマンが書き込んでいます。

これは和訳シールを疑ってもみませんでしたが、確認してみると確かにおっしゃる通りですね

インカムと勝利点の計算はこのシンプルなゲームの根幹の部分なので、記事も訂正しておきます
情報、ありがとうございました。非常に助かりました!



たしかにそうですね。

早速の返信ありがとうございます。

たしかに仰る通りプロトタイプにはそのように記述があるので、
ちょっと怪しい所があります。結果、間違っていたらすいません。
プロフィール

流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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