ペニーワイズ

◇両替、歓迎します
Darlene.jpg

ルールは公開するから、ダイスやらチップやらはそちらで用意してくれ、でお馴染みのチーパスゲームズの初期のゲームがこのペニーワイズです

使うのはポーカーチップのみ
全員が同じセットを持ちます

今回は5人プレイで、全員〔1111 555 10 10 25〕のチップセットを持ちます

手番では自分のチップをポット(テーブル中央)に支払って、ポットのコインを獲得します
このとき、支払ったコイン以下の組み合わせで獲得しなければならない、というルールがあります

例えばポットに〔111・5・5〕とあった場合
$5を支払って〔111〕を獲得するか、$10を支払って〔111・5〕を獲得することができます

決して$5を支払って同額の〔5〕や、$10で〔5・5〕を取ることはできません
必ず$1以上は損する両替ですが、きっと手間賃を取られてるのでしょう

両替できなければポットにコインを放り込むだけです(丸損)
誰かが破産したらゲーム終了で、一番お金が残っているプレイヤーが勝ちです

以上、インスト終わり
恋ヶ窪3月10日 014


まあ、とりあえずやってみましょう
最初ポットにはなにもないので、スタートプレイヤーはコインを放り込むだけです

次のプレイヤーは、どうしましょうか
ここですでに$5や$10を支払って、ポットの〔1〕を獲得してもいいです

でもそりゃあきらかに大損でしょう
というわけで、2番手も$1をポットに放り込みます

では3番手はどうしますか?
やはり$1を放り込むのでしょうか

4番手はそろそろ両替どきでしょう
もし自分も$1を放り込んだら、5番手が$5で〔1111〕をかっさらっていくのは目に見えてますから

4番手が$5で両替したら、ポットには〔5〕があるだけです
そうすると5番手は$10で〔5〕を両替したくないでしょうから、しぶしぶ$1を放り込むことになります

支払った額以下しか獲得できないので、プレイヤーの手持ち金はどんどん目減りしていきます
つまりプレイヤー全員が破産に向かっているわけです

誰かが破産するように、そして同時に自分は一番たくさんコインを残すようにどう両替したらいいのか、このゲームの悩みどころはここです

手持ちのコインは完全情報なのでなんとなく最善解がありそうですが、どうすればいいのか解りませんw
恋ヶ窪3月10日 015

$10や$5は、両替で手元に戻すことができますが$25だけは放り込んだら最後です
ですからなるべく$25はギリギリまで温存するのが必勝形のように見えますが、それがそうでもないのがこのゲームの面白いところ

そもそも、両替(不平等両替ですが)できなければコインを捨てるだけになるからです

例えばポットに〔55555〕しかなければ、$5では絶対両替できません
それは〔10〕の場合も同じです

ということは、最低額の$1はけっこう貴重な存在ということになります

しかし例えば下家(シモチャ)が$10、$25しか持っていないとしましょう
ポットは〔555〕
〔1〕はありません

この場合、こちらもよい両替方法がないので手持ちの$1を支払う判断もありますがあえて$5を放り込むことで下家が$10を手放さなければならなくさせることもできます

なぜなら、こちらが$1を放り込むと下家は$10で〔1・5〕を獲得できます
損失は$4相当で済みますが、こちらが$5を放り込めば下家は$10の損失です

しかし、これが本当に最善手なのかどうかよく解りません
もしかしたら最適解があるのかも知れませんし、ないかも知れませんが、チェスのAIが人間のチャンピオンを負かしたからといってチェスが滅亡するわけではありません

なぜなら我々が相手をしているのはディープブルーや、ボナンザよりちょっぴり演算能力が劣る人間なのですから
恋ヶ窪3月10日 020
*ポットに$5や$10しかなく、手持ちに$5しかない場合はそれをリリースするだけ
$10があれば$5を獲得できる。けど-$5の損
・・・っていうか当面の損得勘定が勝負に直結しているかどうかわからない
両替できるだけマシかも知れないのだ
だから$1の利便さは際たつ
財布に支払える1円玉が揃ってると高額紙幣を出さないですむ・・・というのはこのゲームと関係なさそうだけど

最初のコインセットは4種類あってチーパスのHPではキャラクターカードとして公開してあります

5人だとちょっと時間がかかったのですが、2~3人くらいで重いゲームの合間に遊ぶのにもってこいであることは間違いありません
恋ヶ窪3月10日 013


チーパスの公開しているトランプゲーム「Hey, Bartender!」や「Lamarckian Poker」などでも、似たような両替システムを採用してます
Taylor.jpg

デザイナーには「競りのクニツィア」や「2択のシャハト」など、そのスタイルが見受けられますがチーパスのそれは両替だといえるかも知れません

もっとも
札束よりも、小銭が飛び交う方がこのメーカーには似合ってますけれども


ということで
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

このゲームは4人推奨なゲームでしょうか?

No title

すいませんm(_ _)m
2~3人くらいで重いゲームの合間に遊ぶには~
って書いてありますね。
少人数で遊んでみたいと思います

Re: No title

6人までのプレイ人数になってますが、あまりプレイ人数が多いと自分の手番が回ってくるまでに状況が変わりすぎてしまうのかも知れませんね

プロフィール

流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
最新記事
FC2カウンター
フリーエリア
人気記事ランキングトラック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR