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フィネス

◇取りすぎは厳禁
恋ヶ窪23 002

オリジナルのトランプゲームを積極的に翻訳/紹介されているのがこちらのブログ(じゃんごの「誰かこのゲームやってくれ!」)ですが、面白そうなトリックテイキングをアップされてたので、さっそく遊んでみました

4人限定のトリックテイキングです
2人が仲間同士となるペア戦ですね(対面がパートナー)

詳しいルールはブログを参照していただくとして、そちらでは初心者にも向けて「トリックテイキングとはどういうルールなのか」から説明されてます

こちらはもうトリックテイキングは知ってるぞー、といういつもの前提で説明しますがw


まず準備がいります
というのも、このゲームは標準のトランプデッキにさらにカードを追加するからです

もう1組のトランプデッキを用意して、そこから絵札のセットを取り出して標準パックに混ぜます
つまり標準パック52枚+追加の絵札セット(4スート×JQK)=64枚のデッキを使うのです

昔は一家に1組のトランプがあればよかったでしょうが、最近では100均ショップで安く買えるので経費は200円あれば済みます

もちろんジョーカーは使いません


恋ヶ窪23 001
*12枚はテーブルカードとしてオープンして使う

よくシャフルした64枚デッキから最初に裏向きに12枚を除去します
そして残りの52枚を4人に配るので、各プレイヤーの手札は13枚です

そして除去しておいた12枚を、今度はオープンに1枚づつ配ります
それぞれオープンのカードが3枚づつ自分の前に配置されます

この3枚のオープンカードを”テーブルカード”と呼びます

ここまで準備できたら、ディーラーの左隣(エルデスト)からプレイ開始です


そもそも
このトリテの目的はなにかというと、パートナーと一緒になって過半数のトリックを取ることです
手札は13枚あるので、全部で13トリックの争奪戦なのですが過半数は7トリック以上です

1ディール(13トリック)が終わったときに、7トリック以上を獲得したペアが以下の得点を得ます

7トリック:2点
8トリック:5点
9トリック:10点
10トリック:20点
11トリック:10点
12トリック:5点
13トリック:2点

お、これを見ると10トリックを取ったときが一番得点が高いですね
まず過半数(7トリック以上)を取るのがペアの目的ですが、手札が強いからといって取りすぎても点数が目減りしていく、という仕掛けです


オープニングリードはディーラーの左隣からですが、そのプレイヤーは自分の手札かもしくはパートナーのテーブルカードから1枚をリードとしてプレイすることができます

自分の前にあるテーブルカードは自分ではプレイできません
使えるのはリードするときに限り、パートナーのテーブルカードが使えるのです

リードプレイヤーには2つの選択肢があるというわけですね

そして
最初のリードでプレイしたカードのスートが自動的に切り札スートとなります
例えば8をリードしたら、今回はが切り札となるのです

これはディーラーの左隣プレイヤーが手札からプレイしようが、パートナーのテーブルカードからプレイしようが、リードしたカードのスートが今回の切り札スートに決定されます
恋ヶ窪23 014
*リードは自分の手札かパートナーのテーブルカードからプレイする
今、パートナーが僕のテーブルカードからリードした。これがゲームの最初ならが切り札となる

リード以降は標準的なマストフォローのトリックテイキングがプレイされます

もしあなたが仲間のテーブルカードをリードで使ったら、パートナーがリードしたことになります
つまりパートナーの左隣が次のカードをプレイし(マストフォローですよ)、そしてあなたに手番が回ってくるので、自分の手札からプレイします

テーブルカードはちょうど、ブリッジのダミー札のような位置づけですね

トリックの勝者が次のトリックのリードを行います
パートナーのテーブルカードが勝ったら、次はパートナーがリードするわけです

ちなみに、12枚の絵札が追加されているのでまったく同じ絵札が2組あります
同じ絵札がプレイされたときは、先に出した方が勝ちます

さて
もしテーブルカードを使われたら、そのプレイヤーは手札から1枚選んでテーブルカードを補充してください

これでテーブルカードはいつも3枚であり、手札も全員同じ枚数になります

手札が尽きたらディール(1ゲーム)終了です

ラストトリックを取ったら4点となります
そして過半数を取ったペアが得点しますが、このとき残ってるテーブルカードは「ドレッグ(dregs:カス、残滓)」と呼ばれ、実は失点の対象になります

パートナーと合わせたテーブルカード(ドレッグ)6枚の中に残っている切り札スートのカード1枚につき3失点です
恋ヶ窪23 013
*ペア戦なので獲得トリックはどちらかにまとめておいてもいい
もう少しトリックを取りにいくのか、それとも打ち止めにするのか


ところで
最初のリードで切り札が決まるといいましたが、そのときAをリードしたときに限りノートランプ(切り札なし)を宣言することもできます(しなくてもよい)

そしてノートランプだった場合は、ドレッグに残っている絵札が1枚につき3失点になります
恋ヶ窪23 009
*切り札がだったら、テーブルカードに残っていると失点になるので勝てるか負けるか微妙なミドルカードでもリードで処理しなければならない
処理のタイミングを間違えると、負けるつもりで切り札をリリースしたら誰もフォローできなくて勝ってしまうということもあるのだ

過半数トリックの得点以外は、他のペアもスコアするのでドレッグの失点によってマイナスになる場合もありますが、そういうときは0点です。0点以下にはなりません

これをディーラーを時計回りに移動してプレイを続けて、どちらかのペアが42点に達していたら終了フラグが立ちます

42点以上で、相手ペアとの得点差が5点以上あればそこでゲームは終了しますが、5点未満だった場合はゲームが続行されます

つまり4点差以内でピッタリマークしていれば、ゲームは終わらずに追い上げるチャンスがあるということです
しかしどちらかが先に60点に到達したら、さすがにそこでゲーム終了となります
恋ヶ窪23 007



デザイナーによるとビッドシステムを意図的に採用しなかったということです
多くのトリックテイキングは、ビッドシステムを採用してますが(ブリッジなど)、実は僕はあまりビッド系は得意ではありません

自分の手札の強さを正確に把握できるほどの判断力と、それを正確に実行できるほどの技術がないからなんですがw

自分のビッドを成功させることができるかどうかのスリル、成功させたときの達成感は否定しませんけれども、やはり経験と技術に差が出てしまうので、ヘタレなトリテスキー(トリックテイキング好き)としては面白くないんですw


その点、このゲームはペア戦ということでそのあたりのキツキツ感は緩和されてますし、そこそこ緩く遊べるので歓迎です

そして10トリック前後を高得点にすることで、自然とそのあたりをプレイの目標にできます
つまり10トリック前後を取るためにどうやってプレイしていくか、に集中できるのです

この得点システムのために、手札が強すぎても困るというジレンマが生まれます
たいていのトリックテイキングでは手札運がかなりの比重を占めますが、手札が悪ければいっそ相手ペアに全トリック取って貰ったっていいわけです(ラストトリックだけを取れれば最高ですが)



テーブルカードの使い方もちょっと頭を使います
12枚のカードがオープンされているので、ある程度のカウンティングの助けにもなりますし、実は使われたテーブルカードになにを補充するかはちょっと悩ましいのです

そのカードをパートナーにどう使って欲しいのか、ということもありますが、テーブルカードに補充することでボイドにできるなど自分の手札の整理もできるのです

マストフォローというルールにおいて、ボイド(あるスートを枯渇させること)は非常に有効な手段となります

フォローできないときは切り札をプレイして勝つこともできるし、いらないカードを捨てる(ディスカード)することもできるからです

ましてや、このゲームのようになんトリックかは負けたほうがいい、という場合は潜る(勝たないようにプレイする)ために手札をマネージメントするのが大事だからです
恋ヶ窪23 011
*パートナーがこちらのテーブルカードを使ってくれるとAを補充でリリースすることができる
そうすることでこちらの手札からを枯渇(ボイド)することができるのだ
Aだからまたリードを得ることもできる
テーブルカードには強いか弱いか、はっきりしたカードを仕込んだほうがいいのだろうか


実は、時間の関係で2ディールしか遊べなかったのですが、まず当面の目的は7トリックを取ることです
その後は、相手ペアに主導権を渡しながらも1~2トリックを拾い、うっかり勝ってしまったとしてもちょうど10トリックになるように場をコントロールできればベストでしょう

しかし残ったテーブルカードの中の切り札は失点になるので、これをどう処理するか
自分たちがトリックに勝たなければテーブルカードはリードで使えない、という縛りがこのシンプルなゲームにおいてちょっとしたスパイスになってます


トリックテイキングは慣れた者どうしならテキパキ遊べるのですが、あまりシンプルすぎても歯ごたえがありません
といって、あまりゴタゴタと新規なルールを付け加えるとその判断処理だけでうんざりしてきます

僕にはこのくらいの塩梅がちょうどいいです


難点は、これ専用にデッキを作らなければならない、というところです
100均ショップで安いトランプを買ってくるのはいいのですが、64枚デッキなると元のトランプの箱に入りません
しかし100均には、カードケースも100円で売ってますのでこれを足しても300円で遊べてしまうという、お得なゲームでした
恋ヶ窪23 012
*取りすぎちゃっても困るンデス

もしくは
このゲームを遊んだあとに追加で使った残りのデッキも混ぜて(つまり標準デッキを2組)キャンセレーションブラックレディとか、ヤニブとか、2パック使うトランプゲームを遊べばいいじゃん


ということで
k3650643_20130628031520.jpg


ところで
このゲームの得点システムを見たときに草場純氏の「スリートリックス」を思い出しました(こちらにルールが紹介されてます)

4人限定の標準パックを使ったトリックテイキングですが、面白いのは3トリックまでなら得点になるが4トリック以上を取ると失点になる、ということです

「4人で13枚ずつの手札なら、3トリックまでをプラス点4トリック以上をマイナス点にすれば、必ず誰か一人はマイナスになるので面白かろうと」いうわけです

デザイナー(草場氏)によると控えめにいっても自信作とのことなので、これもいつか遊んでみたいところです

あしからず
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流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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