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ヴァンパイア・エンパイア

◇汝は吸血鬼なりや
ヴァンパイア 001

ホラー映画3大モンスターといえば、かつてはドラキュラ、狼男、フランケンシュタイン(の怪物)でした

そのうちの狼男は、最近では人狼ゲームとしてバッチリ流行していますし、最近だとなんといってもゾンビものが大繁殖してます

吸血鬼ものも一定のマーケットがあるのか(ないのか)昔から、そこそこボードゲームに登場しています
根強い人気があるんですね
images (4)

今回は、2人用のカードゲームで登場です


プレイヤーは、バンパイア人間に分かれて戦います

9人のキャラクターカードの山があり、ここから3枚がオープンされます
山札を「街」、3枚のオープンされたキャラクターエリアを「城」と呼びます
横須賀 ベース 13-8-3 007
*右の山札が<街>で、3枚オープンされる。そこは<城>エリアとなる
コンポーネントにはちゃんとした専用スリーブが付いてる
これには意味があって、キャラクターカードは裏が吸血鬼面になっているのだ
つまり、最初は人間だけど吸血鬼であることが発覚したらキャラクターカードを裏面にするのだ


ある街で、血を吸い取られた若い娘の死体が発見されます
吸血鬼の仕業です

そこで吸血鬼ハンターは城に吸血鬼を退治にきたものの、ヤツらは人間に化けているので、誰を殺せばいいのか判らない・・・
という設定です

そうです
みなさん大好きな正体隠匿系ですw


バンパイアプレイヤー(バンP)は最初に、9枚のキャラクタートークンを袋から3枚ドローして、自分だけが確認します
この3人が、人間に化けた吸血鬼です

化けた・・・というか
人狼とは違い、吸血鬼は噛まれた人間が吸血鬼となる”感染型”のため、昨日まで仲の良かった有人や隣人が実は吸血鬼だった!ということがあるのです

次に人間プレイヤー(マンP)も袋からキャラクタートークンを2枚ドローします
この2人は確実に人間である、という情報です

しかし袋の中の4人の情報は判りません
横須賀 ベース 13-8-3 003
*今回はこの3人が隠れバンパイア

両者は固有のデッキを持っており、最初に手札を8枚ドローします
ゲームの流れは
1・ドロー(任意)
2・正体バラシ(バンPのみ)
3・アクション(必須)


の行程を交互に行います
最初はバンPの手番からと決まってますが


ゲームの目的は、お互いの敵を全滅させることです
人間Pは吸血鬼3人を退治し、バンパイアPは人間6人を殺すことが目的です

9人中2人しか人間であることがバレてないのはバンパイアのアドバンテージです

殺し合いはステップ3の決闘アクションで実行します
決闘がこのゲームのほぼ、メインでしょう

戦闘は、まず城エリアの3人から1人を攻撃者として選び、もう1人を攻撃します
カードは大きく分けて戦闘カードとサポートカードに分かれます

戦闘のやり方はシンプルです
まず、攻撃側が選らんだキャラクターが使える戦闘カードを好きなだけプレイします

9人のキャラクターも大きく3種類の職業に色別されてます
トランプ的に説明すると、3スートに分かれているといえます
ヴァンパイア 002
*この3色×3人づつなので9人のキャラクターがいる
左のコックは人間なのに血まみれで早くも怪しいw

そしてキャラクターと同じ色の戦闘カードしか使えません
トランプ的に説明すれば、色をフォローせよ、ということですね

攻撃側が戦闘カードをプレイしたら、防御側(相手プレイヤー)は攻撃力と同額か上回る戦闘力で防御しない限りそのキャラは死んでしまいます

もし防御できたとしたら、2ラウンドめに突入です
1回の戦闘では最大2ラウンド行われますが、1ラウンド目で防御側のキャラが死亡するか、もしくは攻撃者がそれ以上攻撃できない場合そこで戦闘は終了します

2ラウンド目は、攻撃者はもちろん相手の防御力を上回る戦闘力をプレイします

例えば1ラウンド目【攻撃:2】で、相手が【防御:3】で防御した場合、2ラウンド目には少なくとも戦闘力2以上でなければ攻撃できません

戦闘力1では、防御力と同額となり実効的な攻撃にはならないからです
要するに戦闘力は、1ラウンド目に加算していく数比べということです

防御側はいくら防御力を高めても、反撃で相手(攻撃者)を殺すことはありません

戦闘はあくまで【攻撃者:攻撃力】と【防御者:防御力】という立場です
攻撃の失敗はどちらも死亡しないで戦闘終了ということになるだけです

しかし手番は交互に回ってきます
次の相手の手番では、今度はこちらが【防御者】として対応しなければなりません
ヴァンパイア 003
*なんか英語テキスト満載だけどビビることはない
戦闘フェイズではカード中央のバナーの色を見る。このバナーと同じ色のキャラクターに対してプレイできる
バナーには2色あるものもあり、その場合はどちらの色として使ってもよい
グレー(灰色)のバナーはサポートカード

ところで人間Pは、無差別に攻撃していいものでしょうか

ゲームの始めの頃は、城エリアのキャラクターの誰が吸血鬼なのか人間なのか、まだあまり判ってません
うっかり攻撃したキャラが人間だったら、バンパイアにとってはラッキーです


人狼ゲームでは、誰が人狼か、もしかして人間ではないか、といった疑心暗鬼は非常に大きなゲーム的要素であり面白い部分なのですが、それが上手くシステムに組み込まれていて感心します


ただし、うっかり人間を殺してしまったとしてもそのキャラは吸血鬼でなかったという重要な情報を得られることにはなります

「容疑者は死んでしまいましたが、吸血鬼のように灰になりませんでした・・・」
「まあいい。これで吸血鬼の特定が絞れる(ニヤリ」

本当に恐ろしいのは人間なのかも知れません・・・

人間は6人もいるんですから、2~3人死んだところでどうってこと ないないw

まあうっかり殺してしまったキャラクターが吸血鬼なら、ラッキーです


しかし
戦闘以外で、吸血鬼を特定する方法もあります
それは人間プレイヤーだけが使える〔聖水カード〕です

聖水カードはステップ3のアクションでプレイします

聖水カードを2枚使い、人間Pはキャラクターを1人指名します
それがもし吸血鬼なら、バンパイアPは伏せてあるトークンを公開しなければなりません

当たれば、そのまま戦闘モードに突入することもできます
その際、使用した聖水カードの数値の低い方を戦闘力に加えることができます

聖水を振りかけたら正体を現した吸血鬼と、そのままバトル!という映画的な展開です!
横須賀 ベース 13-8-3 002
*聖水は、戦闘で戦闘カードとしても使えるが(色は白なのでワイルド)、吸血鬼かどうかを確認するアクションとしても使える
その場合は必ず2枚ペアでプレイする
そして指名したキャラクターが吸血鬼で、さらに城エリアにいたらそのまま戦闘となる!
その場合は、このときプレイした聖水カードのうち、数値の低い1枚を戦闘で使用できる(残りの1枚は捨てる)

ただし外れたとしても、指名したキャラを容疑から外せます
こうして人間Pは徐々に吸血鬼を絞っていくわけです

一方、バンパイアも黙っていません
〔バンパイアカード〕を3枚使うことで、バレそうなキャラクターを街(山札の底)に戻すことができます

決闘アクションは城エリアのキャラクター間でしか発生しないので、街に戻ればひとまず安全です
しかしこの行動によって、人間Pに情報を与えることにもなります

街に戻すということは明らかに吸血鬼なのでは・・・


相手(人間P)に感づかれたキャラはいっそ、吸血鬼だとバラすのも手です
隠れ吸血鬼は、人間キャラである限りは戦闘で使えるカードが限られてます

しかし「明らかになった吸血鬼」になれば、戦闘で使えるカードが増えます
色で言えば赤いスートのカードも戦闘で使えるのです

吸血鬼パワー、炸裂!です
横須賀 ベース 13-8-3 008
*正体を現した吸血鬼は、戦闘でバンパイアカード(赤いバナー)を使えるようになる
まさか、司祭さまが吸血鬼だったとは・・・


ステップ2で「吸血鬼であることをバラす」のは戦闘力アップになるメリットがありますが、間違いなく攻撃されるというデメリットもあります

本当は、人間同士をある程度殺させておいてからイッキに正体を明かして全滅させたいところなので、正体を明かすタイミングは悩ましいところです

ところが正体を明かすのは、もう1つ重要な意味があります

ゲームの勝敗はどちらかの陣営が全滅することですが、もし城エリアの3人が明らかになった吸血鬼なら、即座にバンパイアの勝ちになるのです

バンパイアにとってはこの途中勝ちも目指すことになり、人間にとっては城を吸血鬼に支配されることによる終了も注意しなければなりません


このゲームではプレイしたカードや戦闘で使用したカードの捨て場が2ヶ所あります
【堀】と【貯蔵庫】です

このどちらかに選んで捨てることができます

【貯蔵庫】に捨てられたカードは山札が尽きたときにシャフルされて再利用されますが【堀】に捨てたカードはゲームから除外されます

最初にルールを読んだときは、わざわざゲームから除外するような捨て札はしないよなぁと思ってました

ただし(いくつかのアクションから1つを実行する)ステップ3にはパスアクションがあります

手札を2枚【堀】に捨てることで手番をパスできるのです

この場合は【堀】か【貯蔵庫】かを選んで捨てるのではなく、必ず【堀】に捨てます
つまり手番をパスするには手札2枚をゲームから除外しなければならないのです

この縛りはけっこう厳しいなと思ってました

とくに人間プレイヤーにとっては、城エリアの3人がほぼ人間であると判ってる場合、戦闘を仕掛けるわけには行かない場合もあるからです
しかしステップ3は、アクションを必ず1つは実行しなければなりません

そうなるとできることはパスですが、それには手札2枚を除去(トラッシュ)しなければならない、という

つまりゲームのシステムが、戦闘を仕向けてるわけです
横須賀 ベース 13-8-3 001
*ゲームの最初は城エリアの3人は全員、人間ヅラしているので人間プレイヤーはうかつに戦闘するわけにもいかない
しかしバンパイアプレイヤーは誰が隠れ吸血鬼なのかわかってるので、最初からガンガン戦闘を仕掛けることができる
ただし正体をバラさない限り、まだ人間キャラばかりなのでまだバンパイアカードは戦闘で使えないもどかしさはあるけど
紫のカードが2枚あるので紫のキャラで攻撃できる
攻撃するときは、最低2枚の攻撃カードがないと2ラウンドめで打つ手がなくなる
まあ、相手が1ラウンドめで撤退してくれればいいのだが・・・



堀、貯蔵庫、トラッシュといえば、ご存知ドミニオンのターム(用語)ですが、こちらの場合も余分なカードをトラッシュすることで、山札を再シャフルするときに圧縮することはできそうです

例えば、ある色のキャラクターが吸血鬼と判明していたり、他の同色のキャラクターも死亡している場合などはその色のカードはもう人間プレイヤーにとっては、ほぼ必要がない、ということもあります

そういう場合は、積極的に【堀】に捨てて山札を圧縮したほうがいいでしょう


山札が尽きたら【貯蔵庫】の捨て札を集めて再シャフルしますが、山札が回転するのはこの1回だけです

再シャフルした後は、プレイしたカードは全て【堀】に捨てられます


ゲームの終了条件は、上記の2つ(陣営の全滅か、吸血鬼による城の制覇)の他に
③両者の山札と手札が尽きた場合にゲームが終了
その場合は生き残ってる陣営のカードにつきポイント勝負となります(生きている人間1人につき1点。生きている吸血鬼1人につき2点

ステップ1のドローフェイズが任意なのは、毎回手札を補充しているとデッキが尽きるのが早くなるという事情があるからです

もし山札も手札も尽きたとしても、相手のデッキが残っているとずっと相手のターンです

終了条件③は、どちらとも山札及び手札が尽きたら終了なのですから
横須賀 ベース 13-8-3 005
*ドローアクションを選ばないと手札は補充されない
しかし毎回、補充していると山札が早く尽きてしまう。このあたりは相手の手札枚数も考慮しながら様子をうかがおう



このように
プレイの仕方によっては、バンパイアは人間の振りもできれば無実の人間を吸血鬼だと振舞わせることもできます

そのブラフにハンターは翻弄されるのか、その裏の意味を読み取れるのかのプチ心理戦もほどよいのがいいところでしょうか


サポートカードは場合によっては相手の手番中でもプレイできますが、効果の高いものはコストがかかります(手札を捨てる)

例えば
「キャラクターが街に戻るとき」「キャラクターが死亡したとき」などはそのタイミングでプレイすればいいので判りやすいのですが、城エリアにいるキャラクターの戦闘力を上げる効果などは、相手が攻撃を宣言してからでも使っていいのか、ちょっととまどいます

こちらの手番で戦闘を仕掛ける前なら、先に戦闘力アップのサポートカードを使ってから戦闘を実行することもできますが、このあたりがちょっと不明瞭なのがモヤモヤします

しかしルールをよく読むと
「ステップ2の後か、ステップ3の直前もしくは直後(ステップ3中ではない)に使用」と書かれてます
(もちろん戦闘中に使えるサポートカードもあります)

だとすると
相手手番で、相手が戦闘を始める前に城エリアのキャラの戦闘力アップをすることはステップ3の直前なのでOKのような気がしますが相手が戦闘を始めると宣言したら、もうステップ3の最中ということだから、やっぱりダメなのかなぁ、とも思います

厳密に言えば、相手がステップ3でどのアクションを始めるか判らない状況時にこちらがそのサポートカードをプレイすべきですが、ステップ1のドローアクションにしろ任意なので、相手が自分の手番になったらすかさず「戦闘」を宣言されてしまうこともあるのです

ああ、ちょっと待って、その前にこのサポートカードを使って・・・

将棋でいう「待った」がはびこる状況というのも、どうにかならんのかなぁとは思います
はっきりしない場合は、自分の手番時にサポートカードをプレイしておけば問題なさそうですが
※このあたりはまだサポートカードをじっくり確認してないので、単に僕の認識不足ということもあります


ほとんどの戦闘カードは色スートと戦闘値が判ればプレイに問題ありませんが、一部のサポートカードは和訳テキストが必要です
横須賀 ベース 13-8-3 004
*あるサポートカードを使うことでキャラクターの戦闘力をアップすることができる
そのとき、攻撃力か防御力かを選んでトークンを配置する
攻撃力+2にしたので、噛みまくるぞー


実際にプレイしてみて、どこまでバンパイア側のブラフが実効的なのか(まだ)よくわかりません
例えば、城エリアのキャラクターを街に戻す効果にはバンパイアカードを3枚も消費します

バンパイアカードはキャラクターが吸血鬼になってなければ使用できないので、そういう時期なら使ってもいいのですが、とはいえバンパイアカードは戦闘では便利なカードです

山札も1回しか回転しないので、あまり早くバンパイアカードを使い捨てにするのも悩ましいところです
横須賀 ベース 13-8-3 010
*バンパイアカードばかり
城エリアに吸血鬼キャラがいればいいが、いない場合はこれらを3枚捨ててキャラを街(山札の底)に戻せる
しかし3枚捨てるのはもったいないなー
いっそ、吸血鬼だとバラしてしまおうか。今なら確実に1人は殺せる



城エリアでは、わざと隠れた吸血鬼を攻撃することでそのキャラクターは人間であるアピール(ブラフ)をすることもできますが、うっかり殺してしまうリスクもあります

しかし
あるサポートカードを使えば、死亡した吸血鬼を蘇らせることもできるのです
サポートカードを熟知していれば、積極的にブラフを掛けることもできるわけなんですね
横須賀 ベース 13-8-3 012
*サポートカードの多くはプレイするためにコストがかかる
このサポートカードの場合は、手札から他の1枚を捨ててプレイできる。そしてこのカードは戦闘力が3となる
さらに攻撃トークンがあるので+2され、攻撃力は5だ
相手(人間)は最低でも5以上の防御力をプレイしないと死亡する


特殊テキストはそれほど多くないので、サマリーがあれば問題ありませんが、カードに和訳シールを貼ればもっとプレイアビリティが上がるでしょう


正直、テーマが人狼でも成立しそうですが(聖水を銀の弾丸に変えるとか)
「あの貴婦人が実は吸血鬼?」
「あの、人の良い司祭が実は・・・?」

という階級によるエレガントさ、耽美さは、バンパイア物に分があります
images (1)

なんといっても人狼は所詮ケモノですから、バンパイアのゴージャスにはかないませんw

アートワークも素晴らしい


ということで
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流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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