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人生相談の回答おばさん Agony Aunt

◇無料じゃないわよ
agonaunt.jpg

ボードゲーム研究家のD・パーレットはいくつも優れた創作トランプゲームを発表してます
以前、紹介した「99」は3人専用のトリックテイキングでしたが、今回の「Agony Aunt」は4人専用のトリテです

Agony Auntとは、ネットの英和辞書で調べたところ「(新聞の)(女性の)人生相談回答者」ということです


使うのはトランプの標準パック52枚に、ジョーカーを1枚追加します

この53枚のデッキをよくシャフルして、1枚めくって場に配置します
このカードをダンプカード(dump)と呼びます
※もしこのダンプカードがジョーカーだったら、めくりなおします

そして残りの52枚を4人に配りきるので、手札は1人13枚づつです
ディセント 002
*手札を配る前に、カードを1枚めくる。これがダンプカードとなる
今回は4がダンプカードになった

さて
各プレイヤーは自分の色のチップを17枚持ちます
そしてこのゲームはトリックテイキングゲームですが、珍しく専用のボードを使います

プレイ中にボードの条件に対応したカードを取ったり、条件を満たしたりした場合に、自分のチップをそのボードのマスにペナルティとして支払う、という仕組みです

このゲームの目的は、誰かが破産したときに一番チップが多く残っているプレイヤーになることです
ディセント 007
*トリックを取り、ある条件を満たしたらそのマスに自分のチップを支払う

ディーラーの左隣からディールを始めます(最初のリード)
ルールは通常のマストフォローのトリックテイキングで、切り札は存在しません
ずっとノートランプです

チップを支払うのはペナルティなので、これはなるべくトリックを取らないようにするハーツ型ということになりますね

ではペナルティの条件を説明します

■ボード中央には人生相談の回答おばさんがいます
ダンプカード(最初に1枚めくっておいた表示カード)と同じスートのQを取ったらここに自分のチップを支払います
例えばダンプカードが4だったとしたら、Qが回答おばさんです

次に
おばさんの縦横4マスは■各スートのQになってます

トリックでQを取ったら対応したスートのマスにチップを支払います
Qをトリックで取ったらのマスに、Qを取ったらのマスにチップを支払うわけです

ところで回答おばさんはダンプスートのQということになってます
ですから回答おばさんのQをトリックで取るということは、2重にチップを支払うことになるのです

もしダンプスートがだった場合、Qのマスに1チップ支払い、そしてQは同時に回答おばさんでもあるのでおばさんのマスにも1チップ、つまり支払うチップは2枚になるのです

右上のマスは■ジョーカーをトリックで取ったら支払うマスです

ジョーカーはAgony Uncle=(男性の)人生相談回答者です
ディセント 004
*ジョーカーがプレイされた
このトリックを取ったプレイヤーは、ボード左上(画像では手前)のマスにチップを支払う

ジョーカーはどんな働きをするかというと、ダンプカードの代わりにプレイされます
例えば最初にめくったダンプカードが4だったとしたら、誰かの手札にあるジョーカーは4のカード、ということです

ですからジョーカーが出てきたらそれは4としてプレイされたということです

パーレットはジョーカーを最強カードやワイルドとして使うのではなく、コピーカードとして使うことが好きなようです
ディセント 014
*今回のダンプカードはKなので、手札のジョーカーはK扱いとなる
かなりのハイカードじゃないか!
でもスートはそこそこ持っているので自爆する可能性は低い
それより、なにかボイド(スート切れ)を作って、ディスカードでこのジョーカーを差し込んでいきたい

右上の■Ωマスは、ラストトリックを取ったら、左下の■+マスは最多トリックを獲得した場合にチップを支払います

もし最多トリック獲得者が複数人いた場合は、ダンプスートをより多く獲得しているプレイヤーが、もしそれも同じ枚数ならダンプスートの中でよりランクの高いカードを持っているプレイヤーが最多トリック獲得者となります

右下は、■ダンプカードのランクと同じ数のトリックを取ったらペナルティです

ダンプカードが4だった場合、ちょうど4トリックめを取ったプレイヤーがペナルティの対象です
これは1人が取るトリック数ではなく、ゲームが始まってからのトリック数のことです

つまり、例えば自分にとってはそれが1トリックめだとしても、ゲームが始まってからちょうど4トリックめだったら失点ということです

もしダンプカードがKだったら、13トリックめを取ったプレイヤーは同時にラストトリックの失点もくらうということです

ラストトリック、最多トリックのペナルティは、ディールの最後に決定されますが、それ以外の場合は条件を満たしたときにチップを支払っていきます
ブルゴーニュ
*特定のマスにチップを支払っていく
1人で最高9枚の支払いになるはずだが、実はそれ以外にもペナルティが・・・



さて
このボードが3×3になっているのには意味があります

もしゲーム終了後に、自分のチップがボード上で縦横ナナメのどこかで1列に配置されたら、追加で1チップ支払わなければならないのです

つまりビンゴになったら、追加失点です
あまり嬉しくないビンゴですねw
ディセント 012
*青チップのプレイヤーがすでにリーチ
Qを取ってしまったらビンゴが1つ完成する。をリードし続けてQを狩りだせればいいが・・・


もし9マス全部にチップを支払ったら、縦横ナナメの追加チップは8枚になるので最高で17チップの支払いになります

おお!
最悪1ディールでゲームが終わる可能性があるわけですね



しかし例え残りチップが1枚になってもまだ希望があります

実は、13トリック全部獲得したら(スラム)チップが全額返ってくるのです!

もしくは1トリックも取らなかった場合(ミゼール)も、今まで支払ったチップが全額返却されます

しかし
スラムは達成できずとも、1トリック以上取って、しかもそのディールで1度もペナルティチップを支払わなかった場合は、それまで失ったチップの半額が戻ってきます(端数切り上げ)


実は
最初ルールを読んだときにチップ返済ルールがあるのでゲームが長期化するのではないかと危惧したのですが実際に遊んでみたら、結構この条件を満たすのが難しくて誰も返済はできませんでした

ディーラーは時計回りに移動していきますが、だいたい1周ちょっとくらいで誰かが破産します(今回は僕でしたがw)

勝っちゃいけないトリックテイキングで、手札に毎回、AやKやQがごっそり配られたら、そりゃ勝てません
手札が悪ければいっそスラム狙いにすればいいのですが、そういう気になった頃にはローカードが多いっていうw
ディセント 005
*AとKがずらーり
普通のトリックテイキングなら相当強い手札(ハンド)だけど、このゲームの場合はありがた迷惑
ならスラムを狙うか
しかしそう、簡単に達成させてくれないんだよねー


スラムにしろミゼールにしろ、中途半端な手札では狙うのは大変です
というか無理

ノートランプなので、フォローすべきスートが切れたら敵たちはどんどん失点札を放り込んできます
逆に、もし自分の手札にフォローすべきスーとがない場合は、失点札を差し込むか、後々のことを考えて手札を整理しておくか(危険なハイカードを捨てておくとか、ボイドを作るなど)実に悩ましいところです
ディセント 006
*取得トリックは数え易いように縦横でまとめておこう
トリック最多者を決める必要もあるし、トリックの取得順が、ダンプカードのランク(数字)と同じになったらペナルティになるからだ


やっぱり失点押し付け系のトリックテイキングは盛り上がります
ビッド系にしろハーツ系にしろ最後の得点計算があんがい面倒なことが多いのですが、このゲームはハコ(破産=麻雀用語)になったら終わりなので気分が楽です

4色(4人分)のチップを17枚用意するのがちょっと大変かも知れませんが、ボードもボードである必要がなく、いらないカード9枚に必要なアイコンや情報を書いて3×3に並べることでも代用できます

トリックテイキングはやったことあるけど、あんまり上級向けはちょっと・・・という人にはもってこいじゃないでしょうか

それにしても、なぜ人生相談の回答おばさんをテーマにしようとしたのか最後までよく判りませんがw
もしかしたら、そこに人生におけるなんらかの回答があるのかも知れませんね

ないない
ディセント 016

オススメです

ということで
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流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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