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ジュピターのもとに

◇迷える子羊たちよ
ジュピター 001

これまでも僕はトリックテイキングでは予測ビッド系が苦手だとのたまわってきましたが、この「ジュビターのもとに」はなんとその予測ビッド系です

しかし僕は大変楽しめました
このゲームはこんな僕でも楽しめる、ある仕掛けがあったからです


プレイで使うカードは4色(スート)で1~14までありますがプレイ人数によって枚数を調整します
今回は3人プレイだったので各スート1~8までしか使いません

各スートにはここにG(ゴッド)カードが加わります
さらに特殊なジュピターやらジュノー、生贄カードを混ぜて各プレイヤーに配ります
手札は13枚となります(3人プレイだと毎回1枚余る)

もちろん通常のマストフォローのトリックテイキングです
0818 062

まず
ラウンドの最初に切り札決定フェイズがあります
プレイヤーは手札から1枚選んで、一斉にオープンします

そのとき、最多色(スート)がそのラウンドの切り札色となるのです
最多がタイなら、それらのカード郡のランクの合計で比べ、合計数が同じならよりランクの高いカードを含んでいるグループが切り札色になります

それも同じならそのラウンドはノートランプ(切り札なし)です


次に、今、切り札決定で使ったそのカードを取得ビッド予想の宣言に使います


テーブルには1~12までのビッド表示カードがあります
例えば、5の表示カードのところにビッドカード(切り札決定フェイズで使ったカード)を置いたとしたら、そのラウンドでちょうど5トリックを取ったプレイヤーがそのカードを得点として獲得できる、ということです
0818 059

そのビッドカードがの(色はなんでもいいんですが)だとしたら、そのラウンドでちょうど5トリックを取ったプレイヤーがそのビッドカードを獲得します。そして得点は4点になるのです

ん?
自分がビッドした得点カードを自分以外のプレイヤーが獲得することがあるのでしょうか?


そうです
自分で5表示にビッドしたからって、必ずしも自分が5トリックを取らなくてもいいのです
例えば3人のビッドカードが、表示4、5、7の3ヶ所に置かれたとしましょう
そうすると、そのラウンドでは4か5か7トリック取ればなんらかの得点は得られるという仕掛けなのです!


宣言ビッド系が苦手な僕が楽しめたのはこの部分です
要するに、自分の予測どおりにいかなそうでもどこかに引っかかれば得点できるというところが気楽なのですね

逆にいえばうっかり高額のカードを得点カードにしてしまうと、誰かにかっさらわれることもある、ということです
注意するのはそれくらいでしょうか
0818 060
*今回は3、5、7トリックのどれかを取れば得点できる
最初は5トリック取るつもりだったけど、残りカードの強さならもう2トリック取れば7ビッド達成が成功する
7ビッドには高額の8得点カードがあるのだ(誰が仕込んだのか関係ない)
まあ、けっきょく6トリックしか取れなくて無得点ということもよくあるある


最終的な得点はこの得点カードだけなので、どのくらいのランクのカードを得点カードで放出するかの悩ましさはあります

そもそもその得点カードは、そのラウンドでの切り札決定でも使われるわけですから

自信があれば高額ランクを得点カードにしてビッドしてもかまいませんし、さらに、他人に取られないように予約カードというシステムもあります

もし同じトリック数を取ったプレイヤーが自分以外にもいた場合は、予約カードを使っているプレイヤーが優先的に得点カードを得ることができるのです

ハズしても別にペナルティを受けるわけではないので、毎回予約すればよさそうなものですが、例えば他人とバッティングしたときどちらもそのビッドを予約してなかった場合は、手元に予約カードがある方が優先されます

つまり、予約カードを使わなかった方がいいケースもあるのです

取得トリックが、どのビッドにも的中しなかった場合は得点カードは残ります
得点カードが多く残れば残るほど、適当にプレイしてもどこかの得点は取れそうになるわけです

もちろん、どこかで高額得点を狙って取りにいかないと最終的には勝てませんが
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*自信があれば予約しておこう
今、ビッド2のところに黄色プレイヤーが予約カードを置いた
ここには6点と7点の得点カードがあって、ビッド達成したプレイヤーは高額の得点カードを選んでいい
もちろん予約しておけば有利になる


取得トリック数を調整するタイプなので、カード運によってはどうしようもない場合があります
カード運をどうするか、は、この手のカードゲームの永遠のテーマですが、このトリックテイキングの場合、まずおなじみのヌル宣言が可能です

ヌル=0、つまりゼロビッドです

各プレイヤーはゲーム開始時に、自分専用の予約カードとヌルカードを受け取ります
手札が悪くてあまりトリックは取れそうにない場合は、ヌルカードを使ってヌル宣言することができるわけです

ヌル宣言は、切り札決定フェイズの後、その得点カードを自分の前に置き、その上にヌルカードを配置します

この場合は誰かがまったくトリックを取らなかったとしても(ゼロトリック)この得点カードはかっさらわれることはありません
ヌル宣言はそのプレイヤー自身だけに適用されます

このゲームではトリックをとらないようにするのはわりと難しくないので、ヌル宣言は1人1回の制限があります
0818 070
勝てない自信だけはある、という場合にはヌルビッド
もちろん高額の得点カードを仕込んでおく
失敗すれば無得点はもちろん、もうそのゲームではヌルビッドできない(1回オンリー)けれど、誰かにこの高額カードを取られることもないので、気は楽


カードはランクのある通常のプレイカードの他にG(ゴッド)があります
Gカードは各スートに1枚づつあり、フォロー、もしくはリードでプレイします
そしてプレイするときに最強最弱かを選ぶことができるのです

トリックを取りたければ最強に、負けたければ最弱に変化させればいいわけですね

しかしGを最強でプレイして勝ちにいったつもりが切り札でかっさらわれることは十分考えられます
これが切り札ありマストフォローの怖いところでもあり面白いところです
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*ゴッドカードは各スートに1枚づつある
つまり、そのスートの中では最強(もしくは最弱)となるがマストフォローの義務があるのをお忘れなく


ジュピタージュノーは1枚づつしかありません
これらは切り札スートに属し、その中で最強のカードになります

マストフォローなので切り札がリードされたら、他に切り札を持ってなければジュピターやジュノーをプレイしなければなりません
もしジュピターとジュノーが同一トリックで出てきたら、先に出した方が勝ちます

もしそのラウンドがノートランプ(切り札なし)だとしても、ジュピターとジュノーは切り札スート、つまり最強のカードのグループになります

まあ、手札にジュピターかジュノーがあったらよっぽどのことがない限り1トリックは取れる(取ってしまう)ということです
ジュピター 005
*ジュピターとジュノーと生贄の子羊

【生贄】は必敗カードです
このカードにはスートがありません(灰色なのでジュピターやジュノーと同じなのが紛らわしいですが)

さらに、マストフォローを無視してプレイできます

ジュピター、ジュノーはほぼ必勝カードですが、Gや生贄は逃げ(トリックを取らない)に使えます
これらが手札にあるときに、なんトリックの予測が適正かを見極めて得点カードをビッドするわけですね
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*生贄はフォローを無視できる、最強の逃げカード

手札を使い切ったらラウンド終了です
ビッド表示カードの12を裏返します

毎回、最初に切り札決定(得点カード)で手札から1枚消費していくので、ラウンドが進むにつれて手札枚数が減っていくのです

手札が多いうちは正確にビッドを的中させるのは難しいかも知れませんが、手札枚数が少なくなってくると予測しやすくなります

手札枚数が変化するのは「オーヘル」や「ウィザード」と同じですが、このゲームの場合は減るだけで手札が増えることはありません

そして8ラウンドでゲームは終了
つまり最終ラウンドの手札は5枚です


プレイされたカードはもちろん、得点カードとして場に出したカードも公開情報なのでその気になればカウンティングも難しくありません

そもそも特殊カードのGやジュピター、ジュノー、生贄は得点カードとしては使えないので、毎ラウンド必ずプレイで使用されます

手札が少なくなってくればマネージメントは優しくなりますが、これらの特殊カードのおかげでどこまでトリックの勝ち負けをコントロールできるのかは、却って難しくなっているんですね

この工夫により、最後まで緊張感が途切れません
本当に細かいところまでよく考えられたトリックテイキングゲームですが、どのカードも裏面が同じなので、自分の得点カードをうっかり山札に混ぜてしまうこともあります(今回実際にありましたw)

それと、どちらも同じ条件で得点カードを取るときは両者の取得トリックのカードの額面を合計して比べます
ちょい、面倒です

その合計も同じならどうするのかは、ルールでは確認できませんでした
きっとより高いランクのカードの枚数比べでしょうか

このあたりの優先順位の決め方がもうちょっとスマートならいうことはないんですが
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*最終ラウンド
一番高額の6点カードをみんな狙いにいく、はず
なので予約しておいた
しかし最後は手札5枚で、全トリック(5トリック)取れば得点は1点しかないが、他のプレイヤーのビッド達成を阻止することができる(ヌルビッドでなければ)
高額得点が取れそうになくても、他人の目的達成を左右することはできるのだ
最後まであきらめるな



ということで
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Author:流星キック1998
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