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31

◇スイスイスーダラダッダ
テストプレイ① 009


最近、ipod touchを購入したのでいろいろゲームアプリをダウンロードしているのですがその中にトランプゲームの「31」というのがありました

こちらのPuzzle-App.comさんで知ったのですが、これはシュビメンとも呼ばれているゲームです

標準デッキから2~6を抜きます
いわゆるスカートデッキですね

手札を3枚
手番では、場札の中と1枚交換するか、手札を全部、場札ととっかえるかです

カードの7~10は額面どおりで、絵札は全部10点です
そしてAは11点

場札が気に入らなければ「パス」できます。パスしたからといってゲームから抜けるわけではありません
全員パスしたら、場札を全部捨てて新しく3枚を場札にします

カードを取り替えながら、手札の得点を上げていきます
そしてこれで勝てる、と思えば「ノック(決算)」します

ノックしたプレイヤーの隣からそれぞれもう1手番行ってショーダウン
この中で一番点数の低いプレイヤーはチップを1枚、失います

最初にプレイヤーはチップを3枚づつ持ってます
3枚チップを失い、さらに負けたらゲームから脱落します

このチップが1枚もない状態シュビメン(Schwimmen)といい、ドイツ語で「泳ぐ」という意味です

このゲームの面白いところは、手札3枚を単純に合計するわけではありません
3枚の手札のうち、1つのスートしか得点化できないのです

上記の写真の手札の場合、合計29点ではなく、10と9だけが得点化されます
だからなるべく3枚とも同じスートになるようにメイクしていかなければなりません

そうすると最高点は同じスートの絵札(もしくは10)2枚とAの31点です
英語圏で「31」と呼ばれているのはこのためです

そして手札が31の組み合わせになったらゲームの途中で即座に決算になります。ノックは必要ありません

実は同じランクの3枚(スリーカード)は、当然スートがばらばらなんですがこれは役なので得点となります
スリーカードの場合は、どんなランクでも30.5点です

0.5点ってなんだ、ということですが、31点と30点の間の位置づけです
同スートの10点札(10+絵札)3枚は30点ですが、7のスリーカードの方が強いわけです

そしてAのスリーカードは特別に33点です。これがこのゲームでは最強です
(AAAはファイア(Feuer)という役で、やはり即ラウンド終了です)

スリーカードができれば、まあ負けることはないでしょうがもし完成しなかったら低得点になるリスクがあります

上記の写真でいえば、10のスリーカードを狙うよりは素直にクラブの絵札あたりを持ってきて29点で勝負したほうがいいでしょう
このゲームは勝つ必要はありません。負けなければいいのですから

カードは全部配りきるわけではなく、最初に配られた手札と場札をみんなでぐるぐる回しているにすぎません
だからそこに同じランクが3枚以上入ってないといくら待ってもスリーカードは完成しないのです

いつノックするのか、その判断が勝負を決めます
誰かが沈めばいいので、まだみんなのポイントが低いときにノックするのも作戦のひとつです

まあそれで負けたとしたらカード運がなかったのでしょうw


ところで調べてみて解ったのですが、31やシュビメンとして流布しているルールと、アプリのルールは少し違うようです

そもそも31は52枚の標準デッキを使いますし、手札の全とっかえはシュビメンでもやらないようです

トランプゲームは時代とともに細かくルールが変更される場合があります
例えば「大富豪(大貧民)」などは、僕が学生の頃に遊んでいたものとはずいぶん様変わりしているのでビックリします。昔は8切りなんてルールはありませんでした

しかし、31やシュビメンのルールを調べているときに、どうもどこかで見たような覚えがありました
それは「SWIM」というAMIGOの古いカードゲームです
pic202306_t.jpg


僕はこのゲーム自体は遊んだことはないのですが、あるときマイミクさんの日記で知りました。そのときマイミクさんにだいたいのルールをメールで聞いていたのですが、ルールはほぼ「31」と同じです(メビウス訳がネットにあります)

「SWIM」のカード構成は
7、7、8、8、9,9、10、10、10、10、11 ×4色=44枚です
10のカードが4枚あるのは、31(シュビメン)の10+絵札と同じことですね

7,8,9が1スート2枚づつあるので、スリーカードは作りやすいでしょう
(同じように30.5点)
ただし31点役はなくなってます

ノック(スイムではSOS)するか、Aのスリーカードになったときにラウンドは終了します
そして手札全とっかえは「SWIM」のルールだったんですね

そしてまたふと思い当たることがありました
アプリの「31」でライフ用のチップはなぜかマッチ棒です
テストプレイ① 115

18ポイントで負けたプレイヤーがマッチ棒を払ってるところです
マッチ棒3本がなくなったらシュビメン(泳ぐ)状態となり、さらに負けると脱落(沈没)します


トランプならチップでよさそうなのにマッチ棒なのは、そういう風習を忠実にアプリで画像にしたのかと思ってたのですが、実は「SWIM」でのライフは木材らしいんですね

実物を見たことがないので確かなことは解りませんが、恐らく丸太風の木材スティックをライフチップに使ってたのではないでしょうか(もしくは木材イラストのカード)
とすると、「31」でマッチ棒なのはSWIMの木材を継承しているような気がします

そしてそもそもシュビメン=泳ぐ=SWIMなので、トランプゲームに少しアレンジを加えて商品化したものが「SWIM」と考えて間違いないでしょう

そして昔からある31(シュビメン)をアプリ化するときに、なぜか「SWIM」の手札全とっかえルールを付加したのでしょう

ただし、アプリのゲームには権利関係からか、本家のゲームをそのまま移植しておらず、ちょっと名前やルールをいじったものが多くみられます(ドミニオン風やアクワイヤ風のいわゆるなんちゃって系です)

しかし、最近ではトランプゲームの31(シュビメン)が手札全とっかえルールで遊ばれている可能性も否定できないのであくまで予想でしかないのですが


「SWIM」は今のところ絶版で、入手は困難な状態です
しかし今ならトランプを使って「なんちゃってスイム」として遊ぶことができますね


ところで昔、ボードゲームキングダム誌にクニツィアの「ゼロ」というカードゲームが付録でついてました
こちらは手札の得点のセットの作り方がまったく違うので、かなり違うゲームの印象ですがプレイヤーの手札と場札だけがプレイヤー間をグルグル回る流れはシュビメンと通じてます
pic296197_md.jpg


クニツィア博士がシュビメンを意識していたかどうかはわかりませんけれども

そしてクニツィアの多くのゲームがアプリに入ってます
この「ゼロ」もアプリにしてくれたらいいのですが

ということで
◇31追記
テストプレイ① 044

itunesのapp-storeを物色していたら、通常ルールの「31」の無料アプリを見つけました

こちらは手札全とっかえのないルールです
しかも標準パックを使ってるので、低いランク(数字)もあります

手札は1枚交換なので、3枚とも同じスートにそろえられたとしても、ランクが低いと勝てる(負けない)保障はありません

だからある程度探りあいののちに勝負をかける、というプレイスタイルになりそうです
テストプレイ① 045
*もしかしたら3カード役は採用されてないかも知れません

で、アプリですが、画面が小さいし、操作ももっさりしていてお世辞にも快適とはいえません
まあ無料なのでこれ以上、文句はいえませんが

ということで
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シュビメンのルールについて

はじめまして、いつも興味深く読ませてもらっています。

ご紹介の シュビメンのルールについて、少し不明点がありますので、
よければ教えていただけませんでしょうか?

それは「全員パス」のルールですが、
Aが「パス」して、BがプレイしてAにとって欲しいカードを捨て、次にAに手番が回ってきた場合、パスを解除してそのカードを取ることができるのでしょうか?

ゲームファームなどでも確認したのですが、そのあたりは明記されてないような気がします。
教えてくだされば幸いです。

Re: シュビメンのルールについて

こんにちわ
コメントありがとうございます

さて、質問の件ですが
> Aが「パス」して、BがプレイしてAにとって欲しいカードを捨て、次にAに手番が回ってきた場合、パスを解除してそのカードを取ることができるのでしょうか?

A・できます
シュビメン(31)は、全員がパス(を選択)した場合にのみ場札が全て取り替えられる、というルールなので一度パスしても再び自分の手番が回ってきた場合に欲しいカードがあれば手番を行うことができます

こちらのルールも(英語ですが)よろしければご参考にしてください
http://www.pagat.com/commerce/schwim.html

お答えありがとうございます。

お答えくださり、ありがとうございます。
パスの解除はできるんですね。よくわかりました。

昨日、そのルールで3人でやってみました。
面白いですね。
短時間でできるし、他人が集めているカードがわかりやすので、気軽に捨てにくいし…。

多人数でもやってみたいです。
これからも楽しい記事を期待しています。
プロフィール

流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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