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ケベック

◇あなたの貢献は連鎖する
テストプレイ① 027

みなさんはゲームにおけるテーマ、背景、モチーフを、どのくらい気にしているでしょうか

本作はカナダのケベック州の400年の歴史が背景です
400年!
ケベック出身の人にとってはマストバイなボードゲームですね

ゲームは4世紀にわたってプレイされますが、ま、早いはなし4ラウンドです
なるべくかいつまんで説明すると、ラウンド毎に決算フェイズがありゲーム終了後に一番得点を取ったプレイヤーが勝利です

ではどうすれば得点になるかといえば、このゲームには5つの影響力ゾーンと呼ばれる場所があります(ボードの4隅と特別なシタデルというゾーン)
ラウンド中、ゴチョゴチョやってそれらの影響力ゾーンに自分のキューブを送り込むわけです

「エルグランデ」や他のエリアマジョリティでは1位と2位だけが得点できたりしますが、こちらは基本的にそのゾーンに入れたキューブは1個1点になります

このとき一番多いキューブは、その半分のキューブ(端数切捨て)が次の決算ゾーンに送り込まれます
これがこのゲームの特徴で「カスケード(連鎖)システム」と呼ぶそうです

つまり決算時にさらに次のゾーンでのキューブ数比べに影響を及ぼすわけですね
そしてその後のゾーンでもトップを取れば、さらに半数が次のゾーンに送り込まれていくわけです

次々連鎖するということは、当然ゾーン毎にトップを取ってるわけなので飛躍的に得点が伸びます
ただし連鎖で送り込まれるキューブの上限は5個です

最初のAゾーンで10個以上でトップを取ったとすると5個(上限)が次のBゾーンに送られます
すでにBゾーンに5個のキューブがあり、トップだった場合はまた10点獲得
さらに5個を次のゾーンへ・・・

1ラウンド最大で50得点以上が可能なんですね

だからなるべく連鎖できるようにキューブをばら撒いていきたいところですが、どのゾーンにキューブを配置するのかは、ボード上のプレイイングによります

ここから説明がゴチャゴチャしてきます

ボードには4色のエリアがいくつも密集しており、そこに3世代分の円形タイルが配置されてます
プレイヤーは手番に、自分のポーン(建築家駒)をその世代のタイルに配置したりするのですが、キューブは誰かのポーン(自分のでも可)のあるタイルにしか配置できない縛りがあります

そしてポーンを他のタイルに移動させたとき、それまでのタイルは”開発”されたことになり、その上のキューブが対応する色のゾーンに送り込まれる、という手順を踏みます
(開発したらタイルをひっくり返し街の風景イラストの面がオープンされます)
テストプレイ① 032
すでに第4世代なので、かなり発展しているケベックの町

赤ゾーンにキューブを送りたいときは、ポーンの乗っている赤エリアのタイルに自分のキューブを配置すればいいわけです

1つの円形タイルにキューブが配置されるのは最大で3回です
3人のプレイヤーが1回づつ配置してもいいし、一人でがんばって3回ともキューブを配置したってかまいません

さらに、必ずしも3回配置されないと開発できないわけではなく、そのポーンが移動してしまえばキューブが乗っていなくても開発されてしまいます

だから狙ってる色のゾーンにキューブを送りたいと思っても、他のタイルに目をやってる隙に”開発”されてしまい手遅れになることもあります

このあたりの絡みがあるために、好き勝手にゾーンにキューブを送ることは難しくなっています

さらに円形タイルにキューブを置いたときに(これを貢献と呼びます)エリア別のアクションを実行できます
このアクションを利用することによってある程度キューブのばら撒きがコントロールできるようになっています

さらに指導者カードという能力カードがあり、早い者勝ちで1枚づつ持つことができます
最初はポーンの配置と移動時の処理、キューブ配置時のアクションなど、確認することが多いのでなかなか特殊カードにまで目がいきとどきませんが、使うにこしたことはありません


キューブの扱い方ですが、いわゆるストックと手元の2ステップあります
テストプレイ① 022
これはまさに「手元」タイルです。この上のキューブがなくなってしまうとラウンド終了の条件になります

円形タイルに配置できるのは手元のキューブですが、アクションなどでボーナス的に配置するキューブはストックからです

キューブ配置時のボーナスアクションはアイコン化されてますが、やはりそのアクションをどのタイミングで使うのか、それらを把握するまで多少の慣れは必要です

それらが解ってくると、他人が使いたいアクションのエリアにポーンを置いておけば、ほっといても貢献されていきます
タイルが開発されると、貢献の回数に応じて☆トークンを配置することができます(最大☆☆☆)
テストプレイ① 029
☆トークンはプレイヤーの色別になっているので誰が開発したのか一目でわかる。そしてゲーム終了時に得点の対象となるのでなるべく繋げておきたい

1回より2回、3回貢献された後に開発したほうがお得なのです
そのボーナストークンは即金ではなく、ゲーム終了時に得点化されます

しかもその☆トークンは繋がってるほど高得点になる仕様です
ここでも連鎖システムですね(見た目は鉄道ゲームの路線のようですが)


ゾーンでの決算以外でも得点方法がいろいろあります。プレイ中でも細かく得点のチャンスがあるので、どうしてもゴチャゴチャするわけです

得点方法が複数用意されているので出遅れてもなんとか挽回のチャンスがあるとはいえるのですが、逆にいえばそれらを全て俯瞰して理解するにはやっぱりちょっと大変です

そもそもキューブをゾーンに送り込むための手順(システム)が最初はピンときません
キューブは「貢献」です

その街の開発に貢献することで、影響力ゾーン(宗教、経済、政治、文化、シタデル)に貢献ポイントが入るといわれれば、理解もしやすいのではないでしょうか

なんだかゴチャゴチャいってきましたが、目を配るところが多くて最初はルールを把握するのが精一杯です
和訳ルールを読む限りでは、導入用のファミリールールと上級(こちらが通常)ルールという段階があるようです

それでもこのゲームを楽しむにはちょっと助走が必要です
1,2ラウンドお試しで回してから本格的にゲームスタートするのが吉でしょう

今回、所持者の方のインストでプレイしたのですが、最初からフルゲーム+イベントカード追加ルールで遊びました

いきなりフランス料理のフルコースを全部テーブルにのっけたようなものです
そのせいか決算処理に少し混乱がありました

ファミリールールではゾーンでトップを取ったら半数の得点をボーナスで得ますが、それだけです
(例えば9キューブでトップなら9+4=13点)
半数のキューブを次のゾーンに送り込むカスケードは起こりません

フルゲームでは、カスケードが発生しますが、トップの半数の得点をボーナスに加算することはありません
キューブ数を次のゾーンに送り込めるだけです

今回はこれらの得点方法を両方とも採用してしまったので、カスケードが起こると得点が爆発的に伸びてしまいました

ファミリールールでは指導者カード(特殊能力カード)も使いません
通常ルールではイベントカードは使用しません

このゲームのオモシロさはカスケードにあるとおもうので、いきなり通常ルールでもいいと思うのですが、イベントカードは2,3回プレイした後の方がいいでしょう
テストプレイ① 028
最初はイベントカードはなくていいです。っていうかイベントの条件にまで気が回りません

かなり込み入った陣取りゲームです

ケベック州の400年の歴史が背景と書きましたが、ラウンド毎にやることは同じなので歴史の変遷を感じる、ということはありませんでした

大河の流れのような歴史の悠久さを感じさせてくれたら、また評価は違ったかもしれませんが、実は他のテーマでも違和感がないかも知れません

例えば、ポーンはロケットで、大宇宙の惑星を開発して、銀河連邦での影響力を競い合うというテーマだっていいでしょう
これならケベック出身でなくてもSF好きならマストバイですが

ということで
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流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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