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メルトダウン2020

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◇とりあえずそっちは見殺す方向で

タイトルを聞いたときから一部では注目だったゲーム「メルトダウン2020」です!

どれだけ注目だったかというと、geekに日本語訳がアップされたということをtwitterで知った人たちがgeekに殺到したために一時上手くダウンロードできない、というプチ事件があったくらいです

まあ、自分ではまったく買う気はなかったのですが遊ばせてもらえるならそれに越したことはありません

ヘックスマスのボード(モジュラー型)に自分の色のミープルを配置していきます。どこに置くかはすでにヘックスに指示されてます

この自分のミープルたちを乗用車、バン、ヘリコプターを駆使して空港に運べば原発地帯から救助できたことになります(メカニクス的にいえばPick-up and Deliverですね)

プレイヤーの手番ごとに4フェイズあり、最初の1,2フェイズではダイスを振ってその目の原発が放射能を撒き散らします
カウンター1個なら原発の1ヘックス周囲は1シーベルトの被曝となり、もしここに人間(ミープル)がいたら体調が悪くなります(ミープルを横に倒して表現する)

同じダイス目が出れば原発カウンターは増えていくので放射能の濃度も高くなっていきます
2シーベルトの被曝で重態(ミープルをばったり倒す)で、さらに1シーベルトでもくらうと死亡します

不謹慎きわまりないゲームですねぇw

ダイスが振られるたびに放射能被害は広がっていき、ヘリコプターといえども移動力は4しかないのでとてもボード上の全てのミープルをピックアップできません

そして拾ったとしても安全地帯まで逃げられないと解れば、それはもう、見殺しにするしかないのです
これは「災害医療において最善の救命効果を得るために、多数の傷病者を重症度と緊急性によって分別し、治療の優先度を決定すること(Wikipediaより)」つまりトリアージの判断を迫られるゲームなのです

しかも脱出できる空港は2ヶ所しかなく、放射能被害から逃れながら空港に殺到すれば周辺は渋滞します(このゲームではヘックスでは乗り物駒は1つしかいられないのです)

さらにさらに
緊急事態で心の奥底の悪魔が目覚めたのでしょうか
すでに救助した車を、移動力が残っているからということで空港を塞ぐように配置するという暴挙に出るプレイヤーもでる始末!


ついに醜い本性を現したかーーーー!


しかしよく考えてみれば、これはゲームです
ゲームに勝つために、他プレイヤーの足を引っ張るのは当然の戦略なのです

自分が助かるのが第一
生物としてその判断は責められるものではありません

難破して一人しかつかまることのできない板があったら、自分が助かるために人を殺しても法律上は殺人にならないのです

同じようなパニックものである「パンデミック」は協力ゲームでしたが、このゲームを協力ゲームにしなかったことがデザイナーのある種のメッセージのようでもあります

第3フェイズで1回だけメンテナンスのチャンスがありますが、それも所詮ダイスなので、まったくの空振りに終わることが多いでしょう

不謹慎ゲームといえば「ニュークリアウォー」がありますが、あれよりはよっぽどゲームバランスが考えられてます

たかがゲームに世相のアイロニーを見るのもいいのですが、役に立たないダイス目が出るたびに頭を抱えてシニカルに爆笑するのが正しい遊び方でしょう

あ、すいません。このヘリ、自分の駒しか乗せられないので、お先に。   ということで

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流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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