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ウシとロバ

◇なんとかとロバは使いよう
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ウォルフガング・クラマーといえば「エルグランデ」「ティカル」「トーレス」などを手がけたドイツボードゲーム界の巨匠といいますか、重鎮どころといいますか、重量級のボードゲームの傑作をいくつも発表しているデザイナーですが、「6ニムト」のように軽くて盛り上がれるカードゲームも手がけてます

クラマーの「ウシとロバ」は2年くらい前に遊ばせてもらったんですが、それ以降あまり評判をききません
あれ?あんまり遊ばれてないのかな。けっこう面白いのに

というわけでこのまま忘れられてしまうのはもったいなのでサクっと紹介したいと思います

ウシロバは一言でいえば大貧民系のカードゲームです

カード構成は数字カードが1から13まで、全部で104枚
ジョーカーが4枚、ロバとウシが1枚づつです
恋ヶ窪② 107
1から13までグラデーションになってる。色はゲームに関係ナッシング

数字カードとジョーカーを全部混ぜてプレイ人数に合わせて手札を配ります
余ったカードは使いません

例えば5人プレイでは手札13枚づつで、43枚もカードが余りますがこれらはそのラウンドでは使わないんですね

よくトリックテイク系カードゲームでは、人数に合わせてデッキの枚数を調整しなければならないことが多いのですが、それと比べれば、あらかじめカードをより分けなくていいのでメチャ便利です

そしてスタートプレイヤーはロバカードを受け取ります。だからスタPだけは手札が14枚です(実はウシカードルールもあるんですが、今回は使いませんでした)

クラマー流の大貧民といいましたが、かなり違ってる部分もあります(あ、大貧民を知っているという前提で話をしてます)

まず、リードプレイヤーが出したカード(コンビネーション)を競り上げ追従(レイズフォロー)しないといけないのは大貧民と同じですが、カードを複数枚出すときは、必ずペア、トリプルなどの同じ数字(ランク)のグループでしか出せません

ロバウシではシークエンス(ポーカーのストレートのようなコンビネーション)はないんですね

数字カードは1~13まで8枚づつあるので、最高で8 of a kind(同ランク8枚!)で出せます
ジョーカーが4枚あるから最高で12 of a kindも可能ですが、そんな手札がドローされたら、もう、天和(テンホー)ってことでいいですwシャンパンで乾杯でもしてください

あ、ジョーカーはオールマイティなので、どんな数字とも組み合わせることができます。もし1枚(シングル)で出した場合はランク14(シングル最強)となります

そして大貧民では一人を除いて全員がパスするまで手番は延々と回ってきますが、ロバウシではリードプレイヤーから1順するだけです

その1順で出されたコンビネーションで最後にプレイしたプレイヤー(つまり一番価値の高いコンビネーションをプレイした人)が次のリードプレイヤーとなります

ここだけいわゆるトリックテイキング流なんですね

大貧民に慣れている人は、一度パスしたとしても「次、手番が回ってきたらこの組み合わせを出してやろう」ということができますが、このロバウシでは「あれ、あ、もぅ回ってこないのか」ということになります

ただし手札を最初に無くすことが目的なのは大貧民と同じです
ラウンドが終わったときに、手札がなくなっているプレイヤーがいれば1セット終了で、残った手札がマイナス点になります(誰かが上がって得点計算するまでの数ラウンドをセットと呼びます)

決して、誰かの手札がなくなった瞬間ではありません1順(ラウンド)が終わったときに誰かが上がってたら1セット終了です(←お間違えのないように。今度は本当)

もちろん上がったプレイヤーは0点です

これを5セットプレイして、合計点の一番低いプレイヤーが勝利します
ここまでなら、なんだかぬる~い大貧民という感じがしないでもありませんが、ロバカードの存在がこのゲームにグイッとヒネリを加えてきます
恋ヶ窪② 108
ジョーカーと陽気すぎるロバ

まず、ロバカードはリードでしか出すことができません
しかもシングル出し限定で、ロバカード自体の数値は0です

そしてリードでロバカードが出されたら、もちろん全員シングル出し縛りなのですが直前のプレイヤーのカードより数値(ランク)を上げる必要はありません

ただし、パスもできません
ロバカードが出されたら、全員必ず1枚はプレイしないといけないんです

数字はなんでもいいので必ず1枚プレイしなければならないのがロバモードの特徴です

そして、一番数値(ランク)の高いプレイヤーが、場に出されたカードを(ロバカードも含めて)全部自分の手札に入れます

手札をいち早く無くすことが目的のゲームで、勝ってしまうと手札が増えてしまうのです

さらに
ロバカードは最後まで持っているとなんと20失点です

そんな危ないカードはさっさと使ってしまいたいところですがロバカードを引き取った次のラウンドで即、そのロバカードをリードで出すことは禁止されてます(とりあえずは別のコンビネーションでリードしてください)

一番高い数字が複数出されたときは、後出しが勝ちます(勝ってしまいます)
よくあることですが、ロバカードを引き取りたくないばかりにみんな1のカードを出してきます

そうすると最後のプレイヤーが1を出したとしてもロバカードを押し付けられてしまうのです

ロバは欧米ではなんとなく幸運の象徴というイメージでしたが(シャハトの「ゴールド」はまさにロバがゴールドをもたらします)どうなっているのでしょうか

クラマーはウシは好きだけどロバは嫌いなのでしょうか

しかしよく考えたらこのロバカードはデメリットだけではないことがわかります

みんながロバを拒否した場合は大量の1のカードも一緒に手札に入ることになります
そしてもちろん次のラウンドは1のコンビネーション(ペアやトリプル、もしかしたら4カードの可能性も)をリードすることができるので、ロバカードを引き取るのは、手札を減らせるチャンスでもあるのです

クズカードも集まれば金(コンビネーション)になります
ロバも使いようによっては状況を有利にできる、という戦略を組み込んでいるところが非常に巧みなところなんですね

うーん、やるな、クラマー


今回、僕はランク12のカードを1枚残してリーチ状態だったんですが、そのラウンドでロバカードが出てきてロバを引き取らされてしまい大量失点しまいました。モー!
恋ヶ窪② 109


「6ニムト」のエライところは2~10人まで遊べるという幅の広さにあります
人数合わせや、時間調整で取り出せるので各地のゲームサークルで重宝していることと思います

しかし「ウシロバ」は2~12人プレイです。さらに幅が広がってます!
ということはニムトより2人分エライということになりますが、どうでしょうか

クラマーといえばニムトの牛がトレードマークですが、このゲームにもウシカードが出てきます
ただし、こちらのバージョンは未プレイなので、遊んだらまたレポートしたいと思います

ということで
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ニムトよりイイ!

ニムトがダメな人間からすると断然こっち。ウノとか大富豪に近いながらも、トリックテイキングみたいな要素があって。
 12人でも遊べる懐の深さには完敗です。

Re: ニムトよりイイ!

あ、ニムトが苦手だったんですか

ウシロバはセットアップが楽なのが一番ポイントが高かったりします
今度はウシカードありでやってみましょう
プロフィール

流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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