ロード・オブ・ザ・リング~指輪物語~日本語版

◇「逃げろ、ばか者ども!」
恋ヶ窪② 067

ウィニングイレブンシリーズは、僕が一番ハマったサッカーゲームです
COM戦や対人戦も面白いのですが、実は協力モードがすごく面白い!というのはご存知でしょうか
ウイいれ

これまで全てを自分でコントロールしていたチームの一部を他人に任せるもどかしさ。
しかし味方のクロスにダイビングヘッドで合わせたときの一体感や、こちらのスルーパスに抜け出しGKと1対1になった味方に「決めてくれー!」と託す後押し感やチーム戦特有の共闘感は、対人戦とはまったく違う楽しさでした




クニツィアの「ロード・オブ・ザ・リング~指輪物語~日本語版」は、主人公たちの過酷な旅を再体験する協力型ボードゲームです

僕が持っているのは悪名高いwカプコン日本語版です
ヤフオクで1000円で買いました

ボードやカードテキストの誤訳、果てはルールにもあいまいな箇所があるというもっぱらの噂で、正しいルールを逐一チェックするのが面倒なので放置気味にしていました
しかし公開されているメビウス訳は間違いなさそうですし、最近play:gamesで、カプコン版の誤訳、文章抜けなどを徹底的に洗いなおした改訂版が公開されたこともあり、棚卸ししてみた次第

それらの改訂データをチェックした結果
カプコン版のボード、カードで致命的なのは2つありました

◇サムの能力(カードテキスト)
×「サイコロを振ったとき、ダメージを受けても1マスしか進まなくてもよい」
◎「サイコロを振ったとき、ダメージは1しか受けない」
恋ヶ窪② 063

このゲームではダイスを振る場面がよく出てきますが、基本、ロクなことがありません。悪ダイスです(なにもおこらないのは1面だけ)

・サウロンが1歩、迫ってくる
・手番プレイヤーが1~3歩、暗闇サイドに引き込まれる
・手番プレイヤーは手札を2枚捨てる
・なにもなし


手番プレイヤーが受けるダメージというのは、暗闇サイドに進んでしまう出目と、手札を2枚捨てる出目です(サウロンの移動にはこの能力は効果なし)
サムの場合は、このダメージを1しか受けないということです

つまり暗闇サイドに進むという出目が出たら、それがどの数値でも1歩だけで済み、手札を捨てるのは1枚だけで済みます

◇シナリオボード:ヘルム峡谷『オーク軍、ヘルム峡谷に攻め入る』
×「さらに指輪所有者が■」
◎「さらに指輪所有者が■■」
恋ヶ窪② 062

これは単純に、指輪所有者がダイスを振る回数が違ってます

中には修正シールなどで対応している人もいるかもしれませんが、いまうちのプリンターはトナー不足でちゃんと印刷できる状態ではないので、上記の2箇所だけ口頭で説明すれば済むだろう、という感じでゲームを始めました

恋ヶ窪② 029

今回は3人プレイなので、使用するキャラクターはフロド、サム、ピピンです

メインボードでは【袋小路屋敷】から【モルドール】までの、原作に沿った旅程が示されています(あ、原作といいましたが僕はトールキンの原作は読んでません。だから原作という場合はP・ジャクソンの映画版というくらいの意味です)


最初の【袋小路】~【避け谷】は準備フェイズみたいなものです
RPGでいえば、街中を探索して装備したりちょっとしたイベントをこなしたりしている段階でしょうか

しかしこの段階で「プレイヤーの1人が〔森〕アイコンのカードを2枚捨てる」や「全プレイヤー:〔友情〕アイコンを1枚づつ捨てる」といったミニイベントをこなします

誰かがなにかを捨てる、全員がなにかを捨てるといったことは、このゲームの基本ルールです
捨てられなければたいてい悪いことが起こるので、災難をクリアするためにはいかに事前に準備しなければならないか、無計画な冒険は(ときに)死を意味することをこの段階で予習できるようになっているわけですね
いってみればチュートリアルモードです

【モリア】
そして最初の冒険が始まります

映画『ロード・オブ・ザ・リング』にはいくつかの見せ場、山場が登場しますがこのゲームでは臨場感溢れるその山場シーンをシナリオボードで表現してます

【モリア】に進んだら、シナリオボードでの冒険が始まります
シナリオボードは2枚あり、その両面あるので全部で4つの冒険(ヤマ場)があるわけです

シナリオパートでは、プレイヤーは手番に
①イベントタイルをめくる
②手札をプレイする(任意)

を、繰り返し、終了条件を満たしたらシナリオパートのクリアです

終了条件は
・メイン行動ラインをクリアする、か
・イベントトラックを最後まで処理する、の、どちらか
です

イベントトラックは、進めば進むほど悪~いことがテンコ盛りなので、なるべく行動ラインをクリアする方を目指します

ボードには3つの行動ラインがありますが、数字の10~20と書かれているメインの行動ラインを最後まで進めばシナリオパートをクリア(終了)できます

指輪所持者から手番を始めます
このゲームには指輪のフィギュアがついており、指輪自体にある種の能力があります
条件次第で持ち主が移り替わっていきますが、最初の持ち主はフロドと決まってます

つまり最初の手番はフロドで、以降、時計回りにこのパートをクリアするまで続けます
イベントタイルは大きく分けると行動ラインを進めるアイコン(友情、森、足、戦闘)と、イベントトラックを進める〔日時計〕があります

手番プレイヤーは行動ラインを進めるタイルをめくるまで、イベントタイルをめくり続けなければなりません

つまり〔日時計〕が連続してめくられたらヒィヒィいいながらイベントを処理していかなくてはならないのです。正直、キツいっす
恋ヶ窪② 032
*本当はタイルもカードも捨て札の山はきっちり積んで、下が見えないようにする

行動ラインを進める〔森〕〔足〕〔友情〕〔戦闘〕タイルをめくったら、やっとカードプレイができます
手札から1枚か2枚をプレイして、そのカードのアイコンの行動ラインを進めることができます

そして行動ラインを進むごとにそのマスの効果を得ていきます
盾やハート、太陽などのマスを通過するたびにそれらを獲得するわけです
中には悪ダイス(■)を振らなければならないマスもありますが、もし2~3歩いっぺんに進んだとしても、その途中をすべて処理するので悪ダイスを回避することはできません

ところで、メインの行動ラインをクリアすればシナリオ終了なのに、どうして行動ラインが3つもあるのかというと、このシナリオパートを終了したときにライフトークン(ハート、指輪、太陽)を1種類づつ持っていないとペナルティがあるのです

3種類のうち足りない分だけ、自分のキャラ駒を暗黒サイドに進めなければなりません
トークンを1つも獲得しないでクリアすると最大で3歩、暗黒サイドに引き寄せられます
しかもこれはチーム全体で3種類ではなく、各プレイヤーがそれぞれ集めないといけないのです

例えば【モリア】のメイン行動ラインに指輪マスはありますが、ハートと太陽のマスは他の行動ラインにしかありません
ですから3種類のマーカーを集めるには、他の行動ラインもある程度進めないといけないのです

しかし進めすぎると、まだハートトークンを取っていないプレイヤーがいるのに、その行動ラインを終了させてしまうことになります
まあ、最悪、3種類揃わなくてもメインの行動ラインを終わらせないといけない判断をする場合もありますが

そもそも今回は3人プレイだったのですが、4~5人プレイならば全員が3種類のトークンをそろえることは不可能になっています

この旅は誰かがある程度、犠牲にならなければ先には進めない過酷な旅であることがよく解かります

ホビットカードには〔友情〕〔森〕〔足〕〔戦闘〕の4スートがあり、さらにオールマイティの〔☆〕があります
ホビットカードはさらに白とグレーに二分されてます
恋ヶ窪② 030
*ホビットカードは白とグレーに分けられる。黄色は特殊カード

イベントタイルで行動ラインを進めたら、さらに手札から1~2枚プレイして行動ラインを進めることができるのですが、2枚めをプレイするときは1枚めと違う色でなくてはなりません

最初に白カードをプレイしたら、2枚めはグレーカードでなければならないわけです

フロドのキャラクター能力「白いホビットカードを☆として使用できる」というのは、白カードを全部オールマイティに使えるということです

さらにピピンの能力「任意のカードを2枚プレイできる」というのは、この色違いの縛りを無視できるということです

カードを2枚プレイするとき、1枚は〔森〕、もう1枚は〔戦闘〕というようにプレイできます
行動ラインは3つあるので、いくつかを同時に進めていきつつクリアする前に必要なライフトークンや特殊カードなどを拾っていくわけです
*先日遊んだときは、このルールを間違ってました
2枚カードを出すときは、同じアイコンでなければならないと説明してしまったのです
1枚のカードに〔☆〕アイコンが複数(2~3個)ある場合がありますが、この場合、そのオールマイティの効果を分割はできません

☆☆を〔森〕として使う場合、〔森・森〕として使えますが〔森・戦闘〕と分けてはいけません
このルールが頭に残っていたので間違えてしまったんですね。テヘペロ

そして②カードプレイをしない、という選択もあります

その場合は
・山札からホビットカードを2枚ドローする、か
・自分のキャラ駒を1後退させる、のどちらかを選びます


これは重要な選択です
このゲームではしょっちゅうカードを捨てさせるくせに、定期的にカードが補充されるわけではありません
だから手札が少なくなってきたら、ここで補充するしかないのです

さらにサウロンが進んで、キャラクター駒と接触(同じマス)したらそのキャラクターはゲームから脱落します
そしてサウロンは決して下がることはありません
恋ヶ窪② 031

しかも指輪所有者がもしサウロンに食われてしまったら、プレイヤーの負けでゲームが終了します!

ということは、ヤバくなったらこちらが1歩下がるしかないのです(特に指輪をもっているキャラクターは)

アドベンチャーパートでは行動ラインを進めつつ(しかも仲間プレイヤーのことも考えながら)自分がいま一番必要なことを考えながら決断、判断していかなくてはならないのです

このゲームは協力ゲームなのでみんなでどうプレイするか、相談をしていきます
(ルールブックも「そうしないとキツイよ」と助言してます)

例えば【モリア】のイベントトラックの最初〔唱えよ、友、そして入れ〕『グループ全体で〔友情〕1枚と〔☆〕1枚を捨てなければサウロン1歩前進』とあります

この場合は、誰が〔友情〕〔☆〕を捨てるか相談して決めることができます
フロドは白カードが全部オールマイティになるので、じゃあフロドの手札の〔☆〕を捨てるよ、ということになります

なんなら〔友情〕も☆アイコンで代用できるので、フロドの能力でもう1枚白カードをオールマイティとして使って〔友情〕を捨てさせることもできます

え?相談した結果が「フロド、お前が全部処理しろよ」ってこと?

そしてその下の〔水中の監視者〕では『全プレイヤー:〔森〕1枚づつ捨てる。さもなければサウロン1歩前進』とあります

ここはちょっと勘違いしやすいところですが
これは全プレイヤーで〔森〕を1枚づつ捨てられるかどうかを相談、確認するわけではありません

指輪所有者から始めて、一人づつ〔森〕を1枚捨てるか、捨てられなければサウロンが1歩前進する、という処理を行っていくという意味です

つまり、3人プレイなら最悪、サウロンは3歩前進することになります

このゲームで”全プレイヤー”というのは、全プレイヤー対象ということなので、”各プレイヤー”と脳内変換してください

ストーリーが進んでいくと、黄色の特殊カードなどが入手できます
このスペシャルなカードは、いつでもどこでも誰の手番でもプレイできます

「サイコロの出目を無視する」というカードを持っていたとしたら、誰かが悪ダイスを振って最悪な結果が出たときにさっとプレイして、その危機的状況をクリアできます
そして自分がどういう特殊カードを持っていてなにができるのか、いろんな決断を迫られるときにプレイヤー間で相談すべきでしょう

さらに特殊なガンダルフのカードがあります
これは5種類あり、最初からボード横にオープンされてます
恋ヶ窪② 069

ガンダルフカードを使うには、一人のプレイヤーが盾5個分をコストとして支払います
チーム全体で5盾分ではないので、盾はなるべく一人のプレイヤーに集めていつでもガンダルフの効果を使えるようにしておくのは基本テクニックです

ガンダルフの効果は絶大なので使いきりです
そしてこれはカードになってますが、手札に入れていつでも使えるわけではありません

実際はその瞬間に盾5個分を支払ってガンダルフの効果を使用します


そして指輪の力です
恋ヶ窪② 068

指輪所持者は各シナリオパート中、1回だけ指輪の力を使うことができます
誰の手番中でも指輪の力を使うことを宣言したら、指輪所持者は悪ダイスを振ります

そして4から出目を差し引いた分、行動ラインを進めることができます
公式にすると<4-出目=移動力>です

悪ダイスはなにもない0の目から、最大で3まであります
4から差し引くと、最大で4歩、最低でも1歩進むことができます

そして一番の特徴は、そうして進んだマスの効果は無視するということです
行動ラインには悪ダイス■を振るというマスもありますが、指輪の力でそれらをスキップすることができるのです
恋ヶ窪② 065


最初に映画『ロード・オブ・ザ・リング』を見たときに、なんだかものすごい力がある指輪ってどんなもんやねん、と思っていたのですが、指輪をつけると姿が見えなくなる、というのがその能力でした(本当は細かくいろいろありますが)

これは意表をつかれました

これまでにもファンタジーやSF、映画や漫画で「最大の敵」「最強の武器」「究極のわざ」なんてものがいろいろ登場してきました
たいていは、破壊力のインフレーション競争でしかありませんでしたが”姿を消す”というのは言われてみればかなり強い能力なのではないでしょうか

いくら相手が強くても、こちらの姿が見えなくては相手になりません

たとえば実際には姿を消すわけではありませんが
『ピッチブラック』というSF映画の主人公は「暗闇の目」を持つ男です
周囲が真っ暗闇の中、主人公だけは暗闇で行動できるのです

ただでさえ強い『座頭市』も、薄暗い部屋でロウソクの火を消してしまえば敵が何人いても関係ありません。無敵です

『暗くなるまで待って』のオードリー・ヘップバーンはただの主婦でしかも盲人というハンデキャップを背負った弱い立場ですが、強盗が襲ってきたとき部屋を真っ暗にすることで形勢を逆転します

『インビジブル』のケビン・ベーコンは透明人間になってスケベマインドを爆発させます。ウラヤマシーゼケビン

ぴっちimages (1)くらくなるまでimages (2)





”姿が見えない”というのは昔から(透明人間など)ありがちな能力だと思ってたのですが、よく考えると無敵ではないかと思えてきます

だからといってフロドは指輪の力で姿を消して、迫りくる敵をバッタバッタと倒していくわけではありません
ましてや女風呂をノゾキにいくこともしません

道具は使いようでいろいろ大変、というのは「ドラえもん」の重要なテーマですがホビットたちの目的は指輪を火の山に捨てに行くことです
強いヒーローではなく、ただの平穏な食いしん坊のホビットができることは、迫りくる災難を回避することだけなのです

だから行動ラインの通過したマスの効果はスキップするというのは”姿を消す”指輪の能力を実によく表現しています
テーマとシステムが乖離しているといわれるクニツィアですが、この指輪の能力の再限度は見事だとおもいます

シナリオパートでは3種類のライフトークンを集めますが、その中で指輪トークンを一番多く集めたプレイヤーは、次の指輪所有者になります
指輪フィギュアを受け取ってください
*そしてこのときに、新しい指輪所有者はホビットカードを2枚ドローします。先日遊んだときはこのルールを見落としてました

このゲームの(原作の)目的は、指輪を火の山に捨てることです
ですから、キャラクターが死にそうならば指輪を他のキャラクターに託していくしかありません

プレイヤーが勝手に指輪の持ち主を交代することはできません
それは人間(ホビット)が決めることではなく、まるで指輪が持ち主を決めているかのようです

そして指輪所持者にいいことが起こるわけではないのも原作どおりです
ゲームのイベントでは、手番プレイヤーではなく指輪所持者が処理しなければならないイベントがちょいちょい出てきます(いいことは上記のホビットカード2枚ドローくらいでしょうか)


這々の体(ほうほうのてい)で最後のシナリオボード【モルドール】に到着すると、ゴールはもう目の前です

ここをクリアしたらゲーム終了なのですが、行動ラインにはライフトークンのマスがあります
あれ?まだここでも3種類集めるのでしょうか

実際は、このパートをクリアしたときに3種類のトークンを持っていなくてもペナルティはないのですが、イベントトラックには
「全プレイヤー:ハートのライフトークンを1つずつ捨てる。さもなくば・・・」といったイベントがあります

つまりここでもイベント対応用にライフトークンを集めさせようというクニツィアの魂胆です
しかしここまで来たら、一気にメイン行動ラインを一点突破でしょう

メイン行動ラインの一番最後のマスは〔■〕なので、ここで悪ダイスを振ります(指輪の力でここに到達した場合は無視)
ここで、サウロンに食われなければシナリオ終了です

しかしまだゲーム(ストーリー)は終わってません
持っていた指輪を火の山に置きます

ここで手番プレイヤーはさらに悪ダイスを振って、生き残っていたら指輪を破壊したことになりようやくゲームに勝利します


長い長い旅はここで終わる・・・のでしょうか
恋ヶ窪② 079

ところで
火の山の指輪の置き場所には■と盾アイコンがあります
ゲームクリア後に、指輪を破壊したプレイヤーが最初にセットした別個の盾を全部受け取ります

この盾はなにかというと、基本的にはガンダルフのコストとして使ったり、イベントで消費するために持っていたりしますが、ゲームをクリアしたときの勝利点でもあります

このゲームではクリアした後にスコアをつけるんですが、成功して終了した場合は脱落したプレイヤーも含めて全員に60点が与えられます
さらに、仲間が集めた盾の数値を加算して、その合計点が今回の旅の参加者の得点になります
恋ヶ窪② 080

もし途中でゲームオーバーだった場合は、そのときに進んだメイン行動ラインの数字が全員の得点になります(メイン行動ラインの数字はなにかと思ったら、このための数字だったんですね)

クリアの60点は固定なので、より以上の成功を求めようと思ったら盾を集めるしかありません
しかしかなりキツキツのバランスのこのゲームで、盾集めという色気まで出したら果たして成功クリアできるでしょうか

今回はほぼ初見の3人プレイで、サウロン12スタートの標準ゲームで挑みました
早めにゲームオーバーになったらすぐに再プレイしようと思ってたのですが、なんとなんと、そのままクリアしてしまいました!

犠牲者はサムだけでした

ただしいくつか細かいところでルール間違い、見落としなどがあったので今回はお試しということにして、また近いうちに火の山への旅に出たいと思います
恋ヶ窪② 033


<今回、ルールミスしたと思われる箇所>

◇エルロンドの午前会議:カードパスは一斉ではなく指輪所持者から始めて、手札に入れてから1枚選んで隣にパスしていく
・ここでは隣のプレイヤーが必要だと思うカードを1枚づつ渡していくのですが、全員同時に一斉にパスしてました
実際は、1枚取って、選んで1枚渡して、を全員繰り返します

ところでここで「オレ〔森〕カードがないんだけど、くれる?」といった会話はOKなのでしょうか?
さすがにこれは直接的すぎるので、今回は相談なしでパスしましたが

◇新しい指輪所持者はホビットカードを2枚ドローする
・記事でも書きましたが、シナリオパートが終了したときに指輪トークンを一番持っている人が新しい指輪所持者になります
このときホビットカードを2枚ドローできたんですね。見落としてました

◇山札がつきたら、特殊カードは除去してリシャッフルする
・ゲームの途中で黄色の特殊カードや、アイコンが2個以上あるホビットカードが手札に入ってきますが、捨て札はまとめられています
山札がなくなったら再シャッフルするのですが、このとき、特殊カード類は除去します

今回は山札が尽きることがなかったので、この処理をしないで済みましたが、これも見落としてました

◇最後のイベントトラックの〔指輪は私のものだ!〕になってしまうと、ゲームはプレイヤーの負けで終了

・これは重要なルールなのに完全に見落としてました
今回はここに到達する前にメイン行動ラインをクリアしてゲーム終了したので、問題はなかったのですが

というわけで

k2812572.jpg


ちなみに『ルールズ・オブ・プレイ(上)ゲームデザインの基礎』にクニツィア氏が「ボードゲームのデザインとテスト~ロード・オブ・ザ・リング」というエッセイを寄稿しています

それによると『ロード・オブ・ザ・リング~指輪物語~』は世界17言語に展開し、100万セットが売れたそうです!すげえ!

興味のある方はご一読を

あしからず


◇追記もどうぞ↓(またルールミスしてました)


◇追記:国分寺例会
恋ヶ窪② 115

「ロードオブザリング」を気に入っていただいた主催者のMっちゃんが、中古で入手したというのでさっそく遊びました
今回は4人プレイなので、フロド、サム、ピピン、にメリーが追加されます

メリーの固有能力はシナリオパートでライフトークンが2種類でOK、ってやつです

通常3種類集めるのにヒーヒーいってるシナリオパートですが、メリーはお徳です
サウロンに裏金でも渡しているのでしょうかw

2種類でOKなので、まったく持っていなくてもシナリオ終了時には2歩しかダークサイドに引き寄せられません
そもそもシナリオボードにはライルトークンは3人分しかないので、4人めのピピンがこういう能力なのもよく考えられています

前回、いろいろルール間違いしたところを注意して遊びました
指輪の保持ルールも勘違いしやすいかもしれません

シナリオパートが終了したとき指輪トークンを一番持っているプレイヤーが新たな指輪所持者になるのですが、同点(タイ)ならもともとの指輪保持者から時計回りに一番近いプレイヤーが獲得します

麻雀でいえば頭ハネってやつですね
つまり指輪は移りやすいのです

そうやって指輪の所有権を確認したら、指輪を持つプレイヤーはボーナスでホビットカードを2枚ドローします

前回と同じように、なるべく一人が盾トークンを集めていつでもガンダルフを使えるようにしたり、なるべくイベントトラックを進行させないようにしたのですが、タイル運だけはどうしようもありません

【ヘルム峡谷】では、とうとう最後のイベントトラックまで進んでしまいました
そしてこの最後のイベントは、カプコン版ではエラッタがあるのはすでに記事に書いた通りです

指輪所持者は悪ダイス■■(2回振る)、というのが正確なルールです

かなりヤバイ状況だったのですが、僕は「ダイスをふらなくてもよい」というスペシャルカードを持っていたので、もし1回めのダイス目が悪かったらこれを使おうと思ってました

すると出目は●●●、つまり指輪所持者がダークサイドに3歩進むという目で、これによってサウロンに食べられてしまいました!

せっかく特殊カードも持っており、ガンダルフも呼べる状態にしていたのですがまだ大丈夫だろうというのが命取りでした

こんなところで冒険を終わらせるわけにはいかないのでさっそく再戦です
もうインストいらずなのでサクサクプレイしていきます

そして鬼門だった【ヘルム峡谷】を抜けて【シェロブの巣】シナリオに突入です
ここを抜ければいよいよ最終回、待ってろサウロン!てなもんです

しかしイベント〔シェロブ出現〕でヤマ場を迎えました
ここは手番プレイヤーが■■(悪ダイスを2回振る)のですが(またしても!)今回、もうスペシャルカードはありませんでした

手番プレイヤーのダイス運に賭けるしかありません
1投目、なにもなし

おおっ、まだ天は我々を見放していなかった!
恋ヶ窪② 116

2投目、●●●

指輪所持者はダークサイドに3歩引き寄せられて死亡!

まったく同じパターンで2回死亡とか、これはクニツィアのシナリオ通りですかw
前回の3人プレイでは意外とすんなりクリアしてしまったのでちょっとナメてました。サーセン

しかし協力ゲームは、どうしようもなく負けてしまうとヤル気がそがれますが、このゲームの「ああすればよかった」「こうすればよかった」というギリギリのところで失敗するくらいのバランスが本当に素晴らしい

次こそは4人プレイでクリアしてみたいですね

ところで、またまた重要なルールミスがありました

各シナリオパートで1回だけ、指輪の力を使うことができます
指輪の力とは「悪ダイスを振って、4からその目を差し引いた分、メインの行動ラインを進めて、しかもマスの効果は受けない」という特殊パワーですが、本当は悪ダイスを振ったときにその目の処理をしなければならなかったのです

例えば指輪の力を使うと宣言したあと、ダイスを振って●●という目が出た場合、指輪所持者はダークサイドに2歩、進んでから、メイン行動ラインを<4-●●=2移動>するのでした

指輪の力はここぞというときに使う奥の手ですが、完全に影響なしではいられません

どこまでも指輪のもつ魔力に悩まされるゲームです

あしからず

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新しい指輪所持者

新しい指輪所持者ということは、指輪所持者が変わらなかった場合はカードを引くことはないということなのでしょうか?

Re: 新しい指輪所持者

> 新しい指輪所持者ということは、指輪所持者が変わらなかった場合はカードを引くことはないということなのでしょうか?

・なるほど
一応、英文ルールを確認しましたが、あまり明確には書かれてませんでしたね

まずアドベンチャーパートが終わったら誰が指輪の持ち主かを確認します

指輪トークンを一番持っている人が新たな持ち主となりますが、同点の場合はもともとの持ち主から時計回りに次のプレイヤーが持ち主となります

もともとの持ち主が指輪の所有者であり続けるためには、一番指輪トークンを獲得しないといけません

英文では
Once the Ring-bearer has been determined,(略
とあります

それらの確認作業の結果、指輪の所有者を決めるので、結果的にもとの持ち主でもカード2枚ドローでいいと思われます

多分w

No title

初めまして。play:gameにアップされているルールを書いたものです。
使って頂いてありがとうございます。なにか間違いや気になる点(誤字脱字も含めて)があったら遠慮なく言って頂けると助かります。

>それらの確認作業の結果、指輪の所有者を決めるので、結果的にもとの持ち主でもカード2枚ドローでいいと思われます

これであっています。ただ、新しい指輪所持者を決定する時のタイブレークを間違える人が多いので気をつけてください(以前の指輪保持者の左隣りから時計回りです)。

あと、指輪を使う時に悪ダイスを振りますが、悪ダイスの結果を適用してから、行動ラインのどれかを移動します。(悪ダイスの結果を適用するということが書かれていなかったので念のため)

エルロンドの御前会議
>ところでここで「オレ〔森〕カードがないんだけど、くれる?」といった会話はOKなのでしょうか?
さすがにこれは直接的すぎるので、今回は相談なしでパスしましたが

話し合いはできます。自分の手札さえ見せなければ何を話してもOKです。

>◇山札がつきたら、特殊カードは除去してリシャッフルする
実際は捨て札をする段階でホビットカードではない特殊カードはすべて別にしておくと、あとで選り分ける必要がなくて便利です。選り分ける時にはカードの裏面で分かります。

では、指輪物語を楽しんでください。自分はもう60回以上遊んでいますが、スコアを付けると楽しいですよ。サウロン10で勝つのはかなり難しいです。

Re: No title

けがわさん、こんばんわ
実は、今日も遊んできました

4人プレイでしたが、ヘルム峡谷でゲームオーバーになったので、すぐに再戦しましたが、シェロブの巣でやはり力尽きました

協力ゲームはこのくらい「あと少しだったのに」というバランスのほうがくやしくて、またやりたくなりますね

> これであっています。ただ、新しい指輪所持者を決定する時のタイブレークを間違える人が多いので気をつけてください(以前の指輪保持者の左隣りから時計回りです)。
・指輪保持者とタイの場合は、指輪は移動する、ということですね
これもなんとなく原作の指輪に翻弄される感じで出ていると思います


> あと、指輪を使う時に悪ダイスを振りますが、悪ダイスの結果を適用してから、行動ラインのどれかを移動します。(悪ダイスの結果を適用するということが書かれていなかったので念のため)
ああっ、また痛恨のルールミスです
指輪を使うときは、通常に悪ダイスを適用してから行動ラインを進めるんですね。いまルールブックで確認しました
本文中でも訂正しておきます


> では、指輪物語を楽しんでください。自分はもう60回以上遊んでいますが、スコアを付けると楽しいですよ。サウロン10で勝つのはかなり難しいです。
・60回以上はすごいですね!
こちらは先週、遊んだサークルの主催者さんが気に入ってくれて、中古で購入したそうです(今日は、そちらを使わせていただきました)

ゲームオーバーになるとついスコアを付け忘れます
まあ、重要なルールミスもあったので、次回からw本格的にスコアも記録していきたいとおもいます
ありがとうございました
プロフィール

流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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