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指輪物語 二つの塔カードゲーム

◇ええ?アラゴルン捨てるの?
塔03


P・ジャクソンの『ロード オブ ザ リング』3部作が公開された当時、関連ボードゲーム、カードゲームが主にクニツィアデザインによっていくつも発売されました
しかしカードゲーム関連はどうも版権の問題で日本に入ってこなかったらしく、その中でも「二つの塔カードゲーム」は遊んだ人の評価が高かったのでずっと欲しかったものでした

ある日、ヤフオクで落札できてマシオカよろしく(チョイ古)ヤッター!と叫んだのですが届いたゲームは「旅の仲間 カードゲーム」の方でした
旅

もちろん間違えたのはこちらなので文句は言えませんが
*ちなみに「旅の仲間」は「キングスゲート」や「サムライカードゲーム」の系列(リメイクかも)です。まだ遊んでませんが

というわけで「二つの塔カードゲーム」です
一度遊ばせてもらったときは時間の関係で途中終了となったのでいつかちゃんと遊んでみたいと思っていたところ、先日やっと遊ぶことができました

そして以前、遊んだときはカードの出し方のルールをいまいち把握してなかったので、なんだかずっとモヤモヤしてたのですが、今回やっと理解しました

このゲームを一言でいえば株を公開して得点を稼ぐゲームです
そこには競りの要素と、短期/長期的なマネージメントが要求されます

テーブルにカード列をレイアウトします
0~6までのカードで決算フェイズを行い、その間のマスの書かれたカードのところで補充フェイズを行います(□□□ならば補充は3回行う)
0はスタートカードなので、実際は補充⇒決算⇒補充⇒決算・・・と続いていきます
恋ヶ窪② 129
*旅の行程を表しているカードレイアウト。4人プレイだったので得点トークンはランダムで3個づつ。今回は3回補充(□□□)したら最初の決算。最高得点の5点トークンが2枚も配置されている!

そして決算フェイズ・カードのところには、2~5までの得点トークンをプレイ人数-1個分、ランダムに配置します(最後の決算フェイズには必ず5点トークンを1枚置く決まりになってます)

決算フェイズに進んだときに筆頭株主(トップ)から高得点順にトークンを得て、最下位はなにももらえません


得点トークンを獲得するには、その決算カードに記されているマークをプレイします
(その有効なマークを自分の場に多くプレイした順に、トークンを取っていくわけです)

最後の決算が終わったときに一番得点したプレイヤーが勝ちます

決算時に上位何人かが得点する、というのは「エルグランデ」などのエリアマジョリティや、株式ゲームの配当などによくあるシステムなので、なにをやればいいのかはすぐに飲み込めると思います

補充フェイズで株券を入手/交換して、決算フェイズでそのときの指定会社の株を公開して筆頭から順番に高額配当を得ていく、と説明すればイメージしやすいでしょう

以前、よく飲み込めなかったのは株式の公開方法(自分の場のプレイ方法)でした

カードには4色(青、赤、黒、黄)それぞれに4つのマーク(☆@◇#)が5枚づつあります(全80枚)
決算フェイズでは自分の前にカードを出すことで数比べをするのですが(必ずしも有効なカードだけを出さなければならないわけではない)プレイできるのは
・4色まで
・同じマークのセット

という制限(縛り)があります

自分の場にディスプレイできるのは、同じマークのセットでなければなりません
たとえば、すでに青@@とプレイしている場合、青@を追加で置くことはできます
しかし青#を自分の畑に置きたいときは、青@@を破棄しないといけないのです

「ボーナンザ」風にいえば自分の土地には色ごとの畑を4つまで、しかも1種類の豆しか植えられないといえばわかるでしょうか
(「ボーナンザ」を知らない人はすいません)
同じ畑(例えば青スート)に他のマークの豆を植える場合は植え替えなければならない、ということです

恋ヶ窪② 133
*例えば、すでに黒、青、黄のカードを場に出していたとすると、あとは赤色のカードのセットしかプレイできません
さらにもし新たに違うマークの黒や青などを出したいときは、すでに場に出ている黒や青のカードセットを破棄します
同じ色、同じマークならば畑に追加することができます


カードを自分の場(畑)にプレイするルールをしっかり理解すれば、あとの説明は簡単です

ゲームがスタートするとまずは補充フェイズです
小道カード(Path cards )には補充できる回数がで示されてますが、カードによってその補充回数は違います

決算(Location cards )カードは数字の順番に並べますが、小道カードはランダムに配置されます
だから2回補充したら決算の場合もあり、次の決算まで4回補充があったりします


最初にプレイカードを6枚づつ、手札にします
ゲームの最初に補充デッキ(山札)の横に、4枚オープンされてます
ここを便宜上、市場(マーケット)と呼びましょう

恋ヶ窪② 130
*初期手札は6枚。向こうの山札の横のオープン4枚がマーケット

◆補充フェイズ
スタートプレイヤーから時計回りに1回づつ補充していくのですが、補充の仕方は以下のどれかです
・マーケットから1枚補充
・山札から1枚補充
・手札から1枚、マーケットに捨てて、2枚補充(山札、オープン組み合わせてOK)


手番にマーケットか山札のどちらかから1枚補充するか、手札からマーケットに1枚捨てる(オープン)ことで、山札から2枚、もしくは山札1枚+マーケット1枚を補充することができます
マーケットのカードを2枚取ることはできません
◎英文ルールを確認すると
He may take two cards from the available face-up cardsとあります
つまりマーケットからも2枚取ることができます。ご指摘をいただいたので訂正します

細かいことをいえば、マーケット+山札で1枚づつドローする場合は、先にマーケットを1枚取ってから山札をドローするのがルールです
山札を確認してから、再び山札からドローするかマーケットからドローするかを選べないようにしているわけです

マーケットのカードは自動的に補充されないと聞いて驚きました
それじゃマーケットのカードがなくなって選択肢が減るのでは、と思ったのですが意外とマーケットは枯渇しません
2枚ドローは有効なので結局みんなが手札を1枚マーケットにリリースすることになるからです(枯渇したら山札からしかドローできませんが)

しかしどのカードをマーケットにリリースするのかは非常に悩ましい!
他人が欲しがってるカードをむざむざと流すわけにはいかないのですが、2枚ドローはしたい・・・
まったくイヤラシイゲームですw

補充を小道カードのの回数分おこなったら、決算フェイズです

恋ヶ窪② 134

◆決算フェイズ
スタートプレイヤーから、好きなだけカードを自分の場に出します
もちろん、畑のルールは厳守です

カードを出せるのは1回きりです
何枚出してもいいのですが、出すときはいっぺんにプレイしないといけないのがミソ

最初のプレイヤーのカードの出し方によって、後手番のプレイヤーは自分の力の入れ方を判断します
つまり、最初にカードを出すプレイヤーは温いプレイはできないのです

例えば最初のプレイヤーが決算有効マークのカードを1枚しか出さなかったとしたら、次のプレイヤー(時計回り)は、有効マークカードを2枚出せば上回ることになり、最下位は免れます

ただし、すでに自分の畑に植わっている有効マークは決算時に計算に入れます
畑に有効マークが十分植わっていれば、決算時にまったく手札をプレイしないこともできます
決算でがんばると手札がごっそり減るのである程度、畑プレイでまかなえると助かるのです

得点トークンがもらえないのはたった1人です
最下位にならなければ得点はもらえるのです

この一発競りは、後戻りができないのでかなり緊張を強いられます
恋ヶ窪② 131
*勝負をかけて☆マークいっき出し。これより下回っている人がいれば得点にはありつける。ただしトップを取れるかどうかはわからない。同点の場合はスタートプレイヤー(指輪保持者)から頭ハネでタイブレーク

(最終ラウンドでない限り)プレイヤーの畑に残っているマークは将来的な決算で使用するために温存しているのか、それともいきなり破棄してこの決算に勝負をかけてくるのか、このあたり、かなりシビれる駆け引きが繰り広げられます

決算で筆頭だったプレイヤーは高得点トークンを受け取ると同時に、指輪トークンも受け取ります
指輪トークンを持つプレイヤーが次のスタートプレイヤーとなるのです

◆得点後処理
決算フェイズが終わったときに、得点トークンを得たプレイヤーたちはその決算時に対象となった有効マークのカードをそれぞれの畑から1枚づつ除去します

得点を得ると有効資産が目減りするのは「バサリ」と同じで、このためにトップが突出して独走できなくなってます
恋ヶ窪② 135
*トイメンの畑の様子。白いカードはジョーカーのガンダルフカード。どのマークとしても使えるが単独ではプレイできない。必ず他のカードと一緒に畑に植える。そして単独で畑に存在できないので、上のカードが除去されるとガンダルフも一緒に除去されてしまう


とにかく一発競りがシビれます

そしてマーケットのカードは公開情報なので、誰がなんのマークを集めようとしているのかも解かります
それを悟られないようにするには山札ですが、こちらは欲しいカードがドローできるかどうかはギャンブルです

1回の決算に賭けるのは得策ではありません
6回の決算のうち、5回はなんらかの得点トークンを取ってないと勝つのは難しいかも知れません

3回はトップを取りたいところですが、得点するとカードを除去されるルールが効いていて、続けてトップを取るのも難しい

決算フェイズでは、有効でないマークを畑に植えることもできます
今回の決算フェイズで勝てそうになかったら、次の決算で有効なマークをある程度出しておいて次の決算への牽制をすることもできるわけです

どこの決算でトップを取るのか、もしくは温存するのか
ゲームを通してずっとシビアな判断が求められるので疲れます
疲れますが楽しいんですね~、これが
恋ヶ窪② 136
*旅はもうすぐ終わる・・・

シンプルなルール、プレイ時間も45分くらいの中でこれだけ濃厚に腹の探り合いをさせるデザインは見事です

入手難なのは残念です
「指輪物語」とはほぼ関係ないシステムなのでw、テーマを変えてリメイクして欲しいものです

というわけで
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非公開コメント

No title

「二つの塔」は隠れた名作だと思います。系統としては「ジャンボグランプリ」の流れですね。ただ人気がなかったらしく3部作のうち最初の2つしかゲーム化されていません。

>*ちなみに「旅の仲間」は「キングスゲート」や「サムライカードゲーム」の系列(リメイクかも)です。まだ遊んでませんが

「キングスゲート」は「旅の仲間」のリメイクでテーマ以外は同一のゲームです。「サムライカードゲーム」はその流れを汲んでいる別物です。

>マーケットのカードを2枚取ることはできません

とありますが、そういうルールは無かったと思います。とはいっても、原文を見ているわけではないので何とも言えませんが、ギークの英訳では場から2枚取れるようになっています。

もしよかったら流星キックさんの使っているルールの元を教えて頂けますか。

Re: No title

> >マーケットのカードを2枚取ることはできません
>
> とありますが、そういうルールは無かったと思います。とはいっても、原文を見ているわけではないので何とも言えませんが、ギークの英訳では場から2枚取れるようになっています。

けがわさん、こんばんわ
マーケットのカードを2枚取れない、というのは遊ばせていただいた方から聞いたルールです

その方は以前、カードの取り方を間違ったルールで遊んで、まるでゲームが機能しなかったのであらためて調べてみた、とおっしゃってました(それがマーケットからは2枚取れない、という部分だったかどうかはちょっと定かではありませんが)

僕がそれをすんなり納得したのは、シャハトの「クレイジーチキン」を最近アプリで遊んでいて、そのイメージが残っていたためにオープンカードから2枚続けて取れない、というルールがしっくりきた、という次第です

ルールが間違っていたら謹んで訂正しますので、お知らせください

> 「二つの塔」は隠れた名作だと思います。系統としては「ジャンボグランプリ」の流れですね。ただ人気がなかったらしく3部作のうち最初の2つしかゲーム化されていません。
・「ジャンボグランプリ」は僕は未プレイなのですが、システムがかなり似ているのでしょうか
僕は、なんとなくですが「バンパイア」にちょっと似ていると感じました

補充⇒決算を繰り返すながれは、「ホビット」にも通じますね

No title

ギーク訳だと2枚取る場合については以下のようになっています。

b. the player whose turn it is reveals one of his hand cards and places it beside the other face-up cards (not those on the discard pile) and then takes two new cards. He may take two cards from the available face-up cards (not from the discard pile), two cards from the face-down draw pile or one card from each (in this case, he must take the face-up card first).

元のドイツ語が手元に無いので、これが正しいとは言い切れませんが、このルールで遊んでもまったく問題はありませんでした。「クレイジーチキン/ドライブ」は一度しか遊んだことが無いので覚えていないのですが、二つの塔の場合は、場から2枚取れないという制限の意味は薄いと思います。次のプレイヤーが2枚取れるので、捨てる時により気をつけなければいけないわけで、ルールとしても納得がいくと思います。

「ジャンボグランプリ」はこの1枚補充、または1枚捨てて2枚補充、そして補充は場札か山札、という部分が同じです。ただし場札がスート別になっていて、この部分はのちの「ロストシティ/ケルト」に応用されたと思われます。興味があれば遊んでみてください。

「バンパイア」もカード補充は似ていますね。こちらは2枚補充してから1枚場に捨てるのですよね。珍しく補充が先のゲームです。

「ホビット」もファミリーゲームっぽい見かけですが、なかなか良くできています。

Re: No title

英語ルールに従って訂正しておきました

>「ジャンボグランプリ」はこの1枚補充、または1枚捨てて2枚補充、そして補充は場札か山札、という部分が同じです。ただし場札がスート別になっていて、この部分はのちの「ロストシティ/ケルト」に応用されたと思われます
・「ジャンボルランプリ」は日本でも発売されてたのでしょうか
僕は見たことがないので機会があれば遊んでみたいものです

「バンパイア」はクニツィア式500ラミーという感じですね。僕は好きなゲームです
近いうちにレポートを上げたいと思ってます
プロフィール

流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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