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5EFFECT

◇足して5にして寝返らせろ
恋ヶ窪② 056

「ピック ア ぴっぐ」に続いて、サークル主催者さんの上海の収穫品です
ちょっとヒトクセある2人対戦用の準アブストラクトゲームです

正方形カードをボードに配置していくのですが、これがボードではなくて折りたたまれていた紙なのでできればよくシワを伸ばしておくのがいいでしょう

最初に
カナイ製作所の『RRR』のようなもの、と説明を聞いてルールの半分はわかりました
カードはどちらの方向を向いているか解かるようになっており、配置することで相手のカード(つまりこちらを向いている)をひっくり返して自分の味方にしていき、先に相手の居城(ボード手前中央のマス)のカードをひっくり返したら勝ちです

このゲームは2段階に分かれています
第1段階は、
3×6の18マスのボードにカードを配置していくフェイズです
恋ヶ窪② 060
*背景に色が着いているのがアクションカード。緑は追加手番で、黄色は相手が配置したカードを除去する、だったかな

カードは0~4までの数字カードがあり、このフェイズで手札からボード上にプレイしていき、山札から補充していくという運の要素が絡んできます
最初は6枚づつ手札を持っていて、カードをプレイして手札が4枚以上あればカードを4枚になるように捨てます
(4枚以下ならば補充する)

他にはアクションカードがあります
アクションカードは手番中に何枚でも使えます
アクションの効果で、追加で数字カードを配置したり、置いたカードを入れ替えたり、邪魔なカードを除去したりして有利な陣形を整えていくのです

手札が悪ければ捨てて、山札から補充してもかまいません

こうしてボードに数字カードを置ききったら第1段階は終了です
残りの手札や山札はもう使いません

第2段階は、配置された数字カードによって相手の居城を攻める攻防が始まります
恋ヶ窪② 055
*カードプレイでボードに数字カードを置ききったら、次のフェイズになる

では相手のカードをひっくり返す方法を説明します
『RRR』では、タイルごとの能力でいろんな効果が発動しましたが、こちらは隣接する数字カードの合計が5になったら相手のカードをひっくり返せます

ボード上はカードでいっぱいなので、できるアクションは自分の隣り合った2枚のカードを入れ替えることだけです

こうして動いた(入れ替えた)2枚のカードはアクティブとなり、アクティブなカードと隣接しているカードの合計値が5になったらその先の相手のカードがひっくり返ります

写真で説明しましょう
恋ヶ窪② 065

手前中央の下から2、3段目はそれぞれ[4][1]の数字カードです
この2枚を縦方向に入れ替えると、その2枚の合計が5になるので、その先(上)の相手の[0]がこちらの味方となり、ひっくり返せるのです

[4][1]は最初から合計5ですが、どちらも動かされていない限り効果を発動することはありません
つまり入れ替えアクションを行って初めてその2枚のカードがアクティブになるのです

そして実はひっくり返ったカードも今、アクティブになったのでそのカードでまた合計5になったらさらに効果は発動します

つまり5の効果(エフェクト)は連鎖するんですね

合計値5でひっくり返せる効果は縦と横だけではなく、ナナメでも発動します
そして相手のカードを挟んだ場合でも、効果は発動します

どのカードを入れ替えたらどう連鎖していくか、このあたりは非常にパズル的です
だからちょっと長考入るかも知れません

ゲームの勝敗の要である下段の中央にある居城をひっくり返すには、縦2枚で合計5を作るか、両サイドから合計5になる2枚のカードで挟むしかありません

今回は、こちらが[1][2]のカードしか残らなくなったので投了で終了です
[1][2]の2枚しかなければどうしたって合計5にはなりませんから
恋ヶ窪② 069
*投了。連鎖をうまく使えば勝てる。もしかして千日手もありうるかも

上海のデザイナーが始めて作ったゲームだそうですが、悪くはありません

アブストラクトゲームを2段階構えにしているところは面白いアイデアです
ただし英文ルールがなかったために、ルールの解釈にあいまいなところが見受けられました

それからカードのデザインはシンプルでいいのですが、モノクロでシックすぎてパッと見カードがどちらのサイドを向いているのかが分かり難い

本当はカードの裏表で色違いにして、5効果で裏表をひっくり返せば色違いになってわかりやすくなると思うのですが、両面印刷にすると第1段階での配置フェイズが成立しません

配置フェイズをカードプレイの攻防にしたのは意欲的なアイデアだと思いますが、逆にここがもっさりしている印象です

いっそ数字カードだけにして、山から5枚くらいオープンして交互にそこから1枚づつ取っていって配置していく、というドラフト方式の方がスッキリしてたかも知れません
(まあこれはバリアントで遊ぼうと思えば遊べますが)

それからカードのデザインですが
中央には数値を抽象化したアイコンが描かれてます。ここは単純に数字を書いたほうが自分からちゃんと見えるカードは自分のカード、と解かりやすかったのではないでしょうか

慣れてないと、5の効果の連鎖を見落としがちなのも難点です

最初[0]のカードは使いようがないかなーと思ったのですが、ある程度相手への足止め効果がありそうな気がします
このあたりはもうちょっと遊んでみないとその有効さが見えてきませんが

アブストラクトは好き嫌いがはっきり分かれるゲームですが、同人ボードゲームの祭典ゲームマーケットなどでもいくつかアブストラクトゲームが見受けられるくらいには、一定の需要があるのでしょう

なんかいろいろ注文をつけましたが、これが木製ボードと木の駒(タイル)だったりするとそれなりに見栄えもあるなー、とも思います

アブストラクトは雰囲気も大事ですからね
恋ヶ窪② 054

それにしても上海のボードゲームの熱気はなかなかホットなようで、そのうちに海外パブリッシャーからリメイクされる作品も登場してくるかも知れませんね


というわけで
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流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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