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アルゴalgo

◇頭がよくなった・・・ような気がするゲーム
box.jpg

知っている人はよく知っていることですが、HARD OFFなどのリサイクルショップではたまにボードゲームの掘り出し物が見つかることがあります

カプコン版のカタンを見かけたこともありますし、カプコン版の「ロードオブザリング」が見つかることもあります(カプコンばかりですが)

先日、HARD OFFに行ったときに、これもよく発見報告を聞く「わくわくドキドキ相性チェック」の未開封が650円でありました

最近はお絵かきや、お題に答えるタイプなどのコミュニケーションゲームが花盛りですが、「わくドキ」は今遊んでも十分に面白いゲームです
もしあなたのお近くのリサイクルショップで1000円以下で見かけたらマストバイ!と自信をもってお勧めできます

しかし僕は迷ったすえに買いませんでした
だって箱が大きいンだもん

というわけでもう一つ、同じ650円で見つけたのがこの「アルゴ」です。こちらの箱はコンパクトです

恋ヶ窪② 123

コンポーネントは0~11までの白タイルと黒タイルだけを使います
これらをシャフルして1人6枚づつ、手札(場札)にします

伏せられた相手の数字タイルを先に全部当てたプレイヤーが勝ちます(基本は2人プレーです)

数字タイルの置き方にはルールがあって、左から右へ数字を昇順に配置しなければなりません
そしてもし、白と黒タイルの数字が同じだったら黒を左に置かなければなりません

手番では、山札から1枚タイルをドローして確認します
そして相手にアタックします

アタックとは、要するに相手の伏せたタイルの数字を当てにいくことです
解かっているのは、0~11のタイルが全部で22枚あって、自分はそのうちの6枚を知っているということです

そして山札から1枚ドローしてきた(アタック用の)タイルの情報も知ります
まずは、これだけの情報を頼りに相手の伏せタイルを推理していくわけです

まあ、最初は当てずっぽうでアタックするしかありませんがともかく数字を一つ言います
アタックが当たっていれば相手はその数字のタイルをオープンしなければなりません

白と黒で同じ数字が2枚づつあるので、もし当たった数字が2つあったらどちらをオープンするのかは相手の任意です
*ここはルール間違いでした。その数字があるかないかを聞くのではなく、アタックするときは相手の伏せてあるタイルを1つ指定して「これは8です」とはっきり言わなければなりません

アタックが成功すればアタックを続けるか、アタックを止めてステイを選べます
ステイした場合は山札からドローしてきたタイルを伏せたまま、自分のタイルの列に加えます
もちろん、タイル列の置き方ルールに従います

もし、アタックが外れたら、山札からドローしたタイルをオープンして自分の列に加えます
最初は当てずっぽうでも、1枚でもタイルがオープンされるととたんに推理のとっかかりが増えるわけです

例えばこの状況を考えてみます
恋ヶ窪② 308

相手の3より小数の位置にある2枚のタイルですが
3の前の黒タイルは0ではあり得ません

もしその位置に0があれば最先端も0でなければなりませんが、同じ数字なら黒が先(小)のルールに反してます
そして黒2は自分が持っているので、相手の3の直前の黒タイルは1か3だと予想できます

山札からドローしたのは白1です
もし黒タイルが3だとしたら、最小位置の白タイルは0、1、2ですが、そのうちの1と2はすでに情報を持っているので残るのは0です

もし黒タイルが1だとしたら、やはり最小位置にあるのは0しかあり得ません

つまり、相手の一番最小位置の白タイルは0であることが数学的帰納法によって証明されるのです

このあたりのアタマの使い方はいわゆる正体隠匿系の「レジスタンス」で、スパイを突き詰めていくスリルにも似ています
「レジスタンス」は、それでもブラフが入る余地がありますが「アルゴ」の場合は、たとえば自分が白2も黒2も持っているのに「2!」とアタックを掛けることで、こちらには2がありませんよ、と煙幕を張るのはあまりアタマのいいやり方とはいえません

なぜならミスしたら自分の情報を1つオープンにするデメリットが大きいからです
この手のゲームでは、なるべく自分の情報は隠して相手の情報を開示するほうが有利なのはいうまでもないでしょう

外れると解かってる数字を言うよりは、当てずっぽうでも言ってみて当たればラッキーなのですから

こう説明すると、なんだか七面倒くさいイメージがあるかもしれませんがトリックテイキングのカウンティングよりは、こちらの方が圧倒的に楽です

ルールブックには4人でのチーム戦が一番面白い、と紹介されていたので4人で遊んでみました
対面同士がチームになります
恋ヶ窪② 222
*ありゃ、こちらの黒の8と10の間の数字はもうバレバレ

チーム戦の場合は、4人に6枚づつ配りきります。山札はありません
そして手番の最初に、自分のタイル1枚をトスして味方に自分の情報を1枚だけ知らせます

その後は、基本ゲームと同じように敵チームにアタックをします(この場合、山札がないので自分の列のタイルを1枚アタックカードとして使う)

このペアプレーのミソは味方へのトスです

自分の列のどの場所のタイルを味方に教えたらいいのか、は、非常に重要です
例えば味方が最小位置(相手の左端)のタイルをトスして、教えてきたのがだとします

すると味方は0~4くらいまでのタイルを1枚も持っていないという情報を得ることになります

もしくは最大位置(相手の右端)から一つ手前の白タイルをトスしてきたとします
そのタイルは10でした

最大位置も白タイルだとすると、そのタイルは11であることがわかります

つまり、タイルの見せかたによって情報を効率よく知らせることができるのです
このあたりのヒントの出し方の技術(スキル)は、ボーザの「hanabi」にも通じるものがあります

味方へのヒントの出し方が悩ましくも面白いのです

ルールではチップを使った得点法が書いてありますが、けっこうアバウトです
今回、僕らは敵チームのタイルを全てオープンにしたとき、まだ伏せられているタイル1枚につき1得点(チップ)という勝利ポイント制で遊びました

僕はこういった、わずかな手がかりから試行錯誤して正解に到達して、ただしあまり重くないタイプのゲームが好きなのですが、人によっては好き嫌いが分かれるかもしれません
ちょっと長考気味になるのも難点です

しかしよく書店などに置かれている教育ゲームの中では恐らく群を抜くオモシロさです
ただし「あー、見落とした!あそこ解かってたのにー」と、アタマが良くなるというよりは自分のアタマの悪さを何度も思い知らされる場合もありますが

というわけで

k2601441.jpg


「アルゴ」は論理パズル的なシステムなので、いわゆる詰めアルゴとして問題化できます
ルールブックにも少し、問題が載っていましたが
恋ヶ窪② 305
*これだけの情報で相手の伏せられた3枚のタイルがわかる・・・はず

「アルゴ算数パズル 初級編―頭のよくなるパズル」という書籍も発売されてました
algo.jpg

一人アルゴをしたい方はこちらに挑戦するのもいいでしょう
あとはアプリでもあればいうことはないんですが

あしからず
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ツボでした

このゲーム、書店で見るたび「どうなんだろう?」と思っていたのですが、ツボでした。黒と白の硬質のタイルに数字だけというのが良い!(こういうコンポーネントは「つまらなそう」と言う人も多いのですが、僕は大好きです)

ペア戦は人のタイルを考えているうちに、自分の伏せているタイルを忘れてしまい、自分が持っているタイルをアタックするという……トホホぶり。アタマがよくなる以前に、根本の記憶力が問題です。

アプリは「PUZZLE-ALGO」と「TSUME-ALGO」というのがありましたよ。
http://www.comolink.co.jp/iphone/puzzlealgo/

No title

あれ?数字タイルは硬質のプラスチックタイルだったと記憶していましたが、厚紙でしたっけ?

Re: ツボでした

タイルは厚紙じゃなくて、ホームセンターに売ってそうなプラタイルですね
ということは簡単に自作できますねw

確かに、人のタイルの推理ばかりしていて自分のタイルを忘れますね
しかも味方がミスした数字をまた自分の手番にいってしまうっていう、バカミスもありますがw

> アプリは「PUZZLE-ALGO」と「TSUME-ALGO」というのがありましたよ。
> http://www.comolink.co.jp/iphone/puzzlealgo/

おお、アプリがあったんですか
それは知らなかったです。今度試してみます

No title

アルゴをカードで自作してみました。それで公式サイトでルールを確認したのですが、アタックするときは、相手の数字と場所を指定するみたいです(山から引いたカードを、当てようとしている相手のカードの前に置いて数字を宣言)。これだと先日やったときより難易度あがりますね。

Re: No title

> アルゴをカードで自作してみました。それで公式サイトでルールを確認したのですが、アタックするときは、相手の数字と場所を指定するみたいです

あ、ちゃんとルールブックにも書いてありましたね
まさかそこまでピンポイントだとは思いませんでしたが

アプリも落としてみたので練習します

煙幕は場合によっては有効(例有)

煙幕貼るのは上級者には有効ですね。

まあ場合によりますが。

例えば

白黒黒黒
☆ 自分のカードは黒0

黒2,黒6,白10,黒11

の時星にアタックして10と言ったらまんまとハマりました(実体
験)。

この記事アホすぎて笑うわw
数学的帰納法とか草しか生えないw
書いてて恥ずかしくないのか?
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流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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