エヴォリューション

◇生めや増やせや
恋ヶ窪② 105

生存競争をテーマにしたカードゲームです

手番に、原始生物カードをプレイします
最初は土台としてカードを(なんでもよい)裏向けにプレイしなければなりませんが、そこにいろんなカードを付け足して、個体を進化(エヴォリューション)させていくわけです

最終的に、個体数と進化具合で得点していきます
進化させれば生存競争で勝ち残れる強い個体を作ることができますが、個体1匹につき2勝利点なので、弱くても繁殖させるという生存戦略もありえます

しかしそう簡単に生き残れないのが自然の厳しさといいましょうか

プレイする個体数に上限はありませんが、そいつらにはエサを与えなければなりません
ラウンドの最初にダイス2個を振ってその出目の数しかエサは供給されません
そしてエサはスタートプレイヤーから1個づつ取っていくので、あまり繁殖させすぎると満遍なくエサを分け与えることはできないでしょう

そしてエサをもらえなかった個体は死にます。自然の摂理ですね
恋ヶ窪② 112
*土台は裏向けてプレイする。進化カードを付け足すことによってさまざまな生き残り効果を得る。今は3匹いるのでとりあえずエサを3個確保しなければ子供たちが死んでしまう

空腹で死ぬこともあれば、捕食によって他プレイヤーの肉食個体に食われてしまうこともあります

進化の過程で【肉食化】すれば、他プレイヤーの個体をムシャムシャできます
そのとき、供給用のエサとは別のストックから、エサチットを2個、得ます

【肉食化】するとエネルギーを消耗するので、個体維持のためのエサは+1必要になるのです
だから1回捕食するとエサチット2個を得るので、とりあえずは生き延びることができます

【肉食生物】に進化させれば、エサの心配はなくなるほど世間は甘くありません
他のプレイヤーも、だまって食われるだけではたまったものではないので同じように【肉食化】に進化するでしょう

目には目を
肉食には肉食を
、です

このゲームではスタートプレイヤーから手番を実行するので、自分の手番で下家の肉食生物を先に食ってやればいいのです

まさに食うか食われるか、です

捕食に対抗する手段は、他にもあります
【巨大化】することで捕食されないようになります。ただし巨体を維持するためにエサが+1個必要になります

もし【巨大化】して【肉食化】していれば、捕食はされにくくなりますがで生きていくためにはエサが3個必要になるのです

【寄生虫】カードは自分の個体にプレイして効果を得ることもできますが、他プレイヤーの個体にプレイすることで、必要エサが+2されます

もし【巨大化】【肉食化】している個体に【寄生虫】を押し付ければ、エサは5個必要になるわけです

捕食では2個しかエサは得られませんから、あと3個分のエサをなんとか確保しなければ死んでしまいます

【脂肪化】という効果のカードを付け加えれば、満腹時にさらにエサを食べることでそのエサを脂肪として蓄えておくことができます

供給フェイズで分け与えたエサはラウンドが終了すればリセットされてしまいますが、この脂肪チットはラウンドを持ち越せるのです

ただしいったん満腹になった状態で、さらにエサを食べたときにやっと脂肪化されるので、巨大化した肉食生物(しかも寄生虫つき)は、まず満腹にするのが大変なので脂肪を蓄えるのもかなり難しいでしょう

あまり進化させすぎても生き残らせるのが難しいというわけです
恋ヶ窪② 108
*捕食対策として巨大化して脂肪も蓄えられるようにしたけど、寄生虫を2匹ももらってしまったのでエサが6個必要となる。脂肪とエサ1個は確保できてるが、まったく足りない。最後の手段として冬眠した
冬眠すると1ターンだけエサを食べなくてもよくなる


エサの数はダイス運なので、ピンゾロが出たりするとエサは2個しか供給されません
そういった環境による淘汰にも対応していくマネージメントが求められるのです

生存競争をテーマにしたゲームに「EVO」がありますが、あちらも環境の対応と生物の進化、繁殖をマネージメントするゲームでした

「EVO」の旧版では、進化の過程で自分の恐竜に暑熱対策でパラソルをつけたり、強化のための角を変な場所につけたりすることで、変な恐竜が出来上がるのが楽しみのひとつでしたが、「エヴォリューション」ではカードゲームということもあり、進化の過程カードの情報だけ、という味気なさはあります
ebo.jpg

ネタゲーという取り扱われ方をすることが多いみたいですが、僕は巷でいわれるほどクソゲー悪いとは思いませんでした

ただし
ルールをしっかり確認してないのではっきりしたことはわかりませんが、気になった部分があります
このゲームでは、自分の前に生存している個体数+1枚の手札を補充できます

3匹生き残っていれば4枚補充です

もし手札も、場に生き残っている個体が0でも1枚補充できるわけです
しかしその状態では、1枚しかない手札は土台としてプレイするしかありません

そして土台は、無防備に捕食されます。するとまた1枚しか補充できません。そして土台としてプレイ。捕食・・・というジリ貧スパイラルに陥る可能性があるということです

山札が切れたらゲーム終了なので敵対プレイヤーが安定した肉食生物を所持していると、それに対抗する手段のカードはもう出てこないということも考えられます
恋ヶ窪② 111
*個体を増やしても生存フェイズで生き残っていなければ意味がない。手札にあるていど残しておくのも大事

ドイツゲームのモダン化のひとつには最後までだれにでも勝利できるチャンスが残されてるようにデザインすることだと思われます

そういう意味で
はこのゲームは手札運、ダイス運を見越した上でプレイングしなければなりません
そのあたりを許容できるかどうかで印象が違ってくるでしょう

*ルール間違い:手札がなくなったら6枚補充されるそうです。よってジリ貧にはなりません。山札がなくなったらゲーム終了フラグですが、この終了条件がそのままならば(自分の持ち物ではないので確認できずにスミマセン)手札を使い切って、山札を枯らして終わらせるというタイミングもあるかもしれません

適者生存をうまくシミュレートしているだけにちょっともったいないなーという感想です
恋ヶ窪② 109
*水棲動物となって巨大化してさらに肉食化してみた。エサがなければ他の生物を食べればいいじゃない。進化はこのくらいのサイズなら使い勝手がいい

しかしこれが進化をテーマにした教育ゲームで、もし学○研あたりから全国の書店で発売されていたら「おお!教育ゲームにしてはよくできている!」という賛辞を惜しまなかったでしょう



ということで
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No title

いつも楽しく読ませてもらっています
生き残った個体がなく、手札もない場合には、カードを6枚補充できたはずなので、手札さえ枯らしてしまえばスパイラルには陥らないかと思うのですが
自分も巷で言われるほどダメなゲームだとは思わないのですけどね

Re: No title

ご訪問ありがとうございます

おお、そうでしたか!
さっそく記事、直しておきます

自分の持ち物ではないので、最初に間違ったルールで遊んでしまうと後で確認するのが難しいですね
よく考えればジリ貧になるのはすぐわかるので、その場でルールを確認すればよかったです

ご指摘、ありがとうございました
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流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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