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ホームステッダーズ

◇借金なんか怖くない。怖くないったら怖くない
bokk.jpg

どんなに世間の評判がよくても触手が動かないゲームがあります
その逆に、世間ではあまり評判がよくなくても趣味で買ってしまうゲームもあります

この「ホームステッダーズ」はいいゲームだろうな、という評判は聞いていたのですが、個人的には西部の開拓というテーマにとりたてて惹かれるものがありませんでした
それでも面白そうというインスピレーションがなかなか消えなかったので、買ってみた次第です


最初はちいさな農場と、小作人(ワーカー)一人$6の元手ではじまります
ここから開拓を進めて住居や工場などを建て、その効果によって資源を産出していって最終的には勝利点を多く得たプレイヤーが勝利です

いわゆる拡大生産ゲームですね

初期配置の農場からは、毎ラウンド$2の収入(インカム)が入ります
建物タイルによっては、この毎ラウンド入ってくるインカムがお金だったり、交易チップだったりするわけですが、どちらにしろ建物タイルを建てていかないと収入はジリ貧です

ワーカーに賃金を払わないといけませんしね(1駒につき$1)
恋ヶ窪② 157
*大平原のちいさな家。$2は必ずもらえるけど、労働者1人につき$1の賃金なので手元に残るのは$1。遊ばせておくのはもったいないので、木材か勝利点1のどちらかを生産してもらおう。祈れ!働け!

収入フェイズが終わったら、次は競りフェイズです

そこで建物タイルを建てるために競りをします
しかしこのゲームでは、直接、建物タイルが競りの対象になるわけではありません

中央の競りボードには競りタイルが3枚オープンされます
これは、どの種類の建物を建てることができるかの権利書のようなものです

このゲームでは、建設の権利を競りで獲得するのです
いくら建物を建てられる資源(リソース)を持っていても、この権利を得ないことには建てられません

競りは、スタートプレイヤーから3ヶ所のうちのどこかの競りに参加するか、もしくはパスします
この3ヶ所は同時に競りに出ているので、どこに競りマーカーをおいてもかまいません

ただし自分よりも高値をつけられたら追い出されます
いわゆるトコロテン競りです

追い出されたプレイヤーは、さらに高値に置くか、別の競りに移動します

そして4人プレイなのに、競る物件は3枚しかありません
つまり必ず誰かが(最低)1人は、競りから降りるしかないのです
恋ヶ窪② 159
*3ヶ所同時競り。権利書のCとかIとかRというのは、色別にもなってるけど建設できる建物の種類。サプライには種類(と時代ごと)ごとにタイルをわけておく。それにしても真ん中の権利書、たった$4で買わせてしまっていいんですか!

競りゲームでは、降りることでなんらかのメリットを用意してあることが多いのですがこのゲームの場合はパスしたら、線路トラックの自分の駒を進めることができます

パスした見返りとして、トラックに描かれているリソースがタダでもらえます!
線路トラックは進めば進むほど、もらえるリソースの種類が増えていきます

ただしあまり早くパスしてしまうと、他の3プレイヤーが安い金額で権利を競り落としてしまいます
どこかでパスするにしても、他人を楽させるのはシャクです

シャクでしょう?
適価で取れればそれはそれでオイシイので、やっぱり誰かを追い出したくなります
すると相手も他を追い出して・・・

このあたりのにらみ合い・・・というか意地の張り合いが非常にオモシロ楽しい!
恋ヶ窪② 164
*緑が青を追い出した。終盤なのでかなり競り値争いは激烈、はたして青は$12の壁を越えるのか。それともパスするのか!


誰かがパス(降りたら)したり、手番で競り駒をそれ以上動かさなければ競りは終了です
第1競りから順番に、その権利を行使していきます

あ、その前に落札額はちゃんと支払ってください
お金が足りなければ借金もできます

借用書1枚につき$2を受け取ります

$2・・・?! や、安くない?!
足りなければいくら借金してもかまいません(ゲーム中、いつでも借金できる)
ゲームの最後に借用書1枚につき$5で返済お願いします

$5・・・?! た、高くない?!

もし返済できなければ、借用書の枚数にしたがって勝利点が減らされます
1枚:-1 2枚:-3 3枚:-6 4枚:-10 5枚:-15・・・

失点と枚数の和になって増えていきます
これをみれば、まあ3枚くらいならなんとかカバーできそうですね

それでも借金したくない人は、資源を売ってお金にすることもできます
ただし交易(トレード)チットがなければ、いくら資源を大量に持っていても換金や資源交換をすることができません

交易チットを得る手段は、建物タイルのインカムか線路トラックでのパスしたときの見返りだけです
交易チットはいくらお金を持っていても入手できません

ただしゴールドは、$5と同じ価値を持っているので交易チットなしでお金として使用できます(ただしお釣りはもらえません)
恋ヶ窪② 161
*青いチットが交易チット。これがないと物々交換ができない。借金チットは【銀行】を持っていれば毎ラウンド1枚づつ消えていく。黄色の駒はゴールド。交易チット+ゴールドで〔銅貨〕に交換できる

競り落とした権利の種類の建物の中から、選んで建てます
建物は〔住居〕〔工場〕〔商業〕と〔スペシャル〕があります

〔住居〕を建てられる権利だけを競り落とした人は、他の〔工場〕や〔商業〕は建てられません
もし欲しい建物が誰かとかぶっていて、その権利タイルが1枚しかないとすると当然競り値はどんどん釣りあがっていくことになるわけです

どこまで競り値が釣りあがるか見ものです
当時、娯楽の少ない開拓時代では、他人の意地の張り合いほど楽しい娯楽はなかったのでしょう(きっと、漫画ゴラクもなかったはずです)


建設は、建物タイルに記された資源を支払います
タイルによっては、建設したときにボーナス効果があったりします

例えば【寄宿舎】は、建てた瞬間に借金タイルを1枚除去できます!
借金を踏み倒せるわけです

【銀行】はもっとヒドイ
基本インカムがお金や資源ではなく借金タイルを1枚返還です
毎ラウンド借金が消えていくのです!

これで借金なんか怖くないですね!
経済を牛耳るというのはこういうことなのです!

このあたりの建物の効果によるコンボを見つけて組み合わせていくのは拡大生産ゲームの楽しみのひとつです
恋ヶ窪② 167
*わが開拓の歴史。今回はまったくウシを生産しなかった。ウシ駒はかわいいのだ

なんにせよ、建物が増えていけばインカムも増えていくのでやりくりも少し楽になってきます
とはいえ、条件はみんな同じなので、収入が増えればそれだけ競りの釣り上げバトルが熱くなるだけだったりしますがw

そんなこんなで
このゲームは10ラウンドで終わります

10ラウンドが終了したら最後にもう1回だけ収入フェイズをプレイします
借金チットはこのときにしか返済できません
あと、資源を勝利点に変換できます

手元に残った銅貨、ゴールド、ウシは2勝利点です

しかし交易チットで銅貨やウシを売れば、ゴールドと1勝利点になります
つまり交易できればすこしお得なのです
木材や鉄、リンゴは直接勝利点にはなりませんが、売れば必ず1勝利点がついてくるのでやはり交易チットは重要です

建物タイルにも勝利点がついているので、高額勝利点の建物タイルは後半、取り合いになるでしょう
「プエルトリコ」の〔ギルドホール〕のように、特定の種類の建物につき1勝利点などの効果を持つ建物タイルもあります

終盤になれば、どうやって勝利点をのばすのかの競争です
恋ヶ窪② 166
*最後の1ラウンド。長かったような、あっという間だったような・・・


初見ではどういう建物効果があるのか全部は把握できません
この手のゲームではどうしても「2回めからが勝負」であることは否めません

それにしても、なんというかどう贔屓目に見てもこれは傑作でしょう
一部の建物が強すぎるという評判も聞きますが、それでもコンボを組んでやりくりしていくのは非常に楽しい!

ゲームの評価というのはしょせん主観でしかないので、じゃあこういい直しましょう

これ、チョー面白かったぞ!


時間の短いカードゲームなどでは、そのオモシロさは瞬間的に沸騰しますが、こちらは10ラウンドとある程度長丁場なので、オモシロさもじわじわです

ただしそのじわじわはなかなか冷めません
いま、僕が考えていることは

早く、また遊びたい、です
mo.jpg
*モーいっかい!

ということで
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流星キック1998

Author:流星キック1998
チャンスがあればいつでもボードゲームがしたい!誰か遊んでプリーズ

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